差出人: Osamu Ichiyoshi <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp> 送信日時: 2018年9月24日月曜日 14:03 宛先: 件名: 日本の宇宙技術とミサイル防衛システム 転送歓迎 配信無用の方はお手数ですが返信願います。 本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信 または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀世界研究会とは「人が全国どこでも働き、生涯豊か に生きられる世界」を提案し研究する会です。研究しながら理想の二十一世紀世界を実現しましょう。 日本の宇宙技術 昨日は偶々二つのニュースが重なりました。 一つは日本の「こうのとり」の打ち上げ成功です。これは高度約400kmの軌道を回る国際宇宙stationに6.2tonの 物資を届ける能力のあるものだそうです。 もう一つは日本の「はやぶさ2」が数億km離れた小惑星「りゅうぐう」を数十mの近さから摂った鮮明なカラー画像 を送って来た事です。既に着陸地点を探るためのロボットを地上に着陸させ、来月には本体が着陸して地上の岩石 を採取して地球に持ち帰る予定だそうです。 核ミサイルは前世紀の遺物 という私の主張はあながち的外れでもないと思います。核ミサイルは国際宇宙基地よりも遥かに下を遥かに遅く 飛翔する物体です。宇宙ロケットで捕獲するのは理論的にはわけは無い事だと思います。 私が防衛省に送ったミサイル防衛提案書に対して全く何の返事も無いのも「そんなの常識」という事かも知れません ね。再来月中国での宇宙航空エレクトロニクス学会に申し込んでいた発表は「国際学会にふさわしくない」との理由 で不採用通知が来ました。 専門家であるはずの集団から無視されても私は研究と一般社会への訴えはとことん続けるつもりです。 ご関心のある方は下記URLに示す資料を自由に使って広報して頂ければ幸いです。 http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/A%20Space%20System%20to%20Nullify%20Threats%20of%20Nuclear%20Weapons.pdf http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/A%20Space%20System%20to%20Nullify%20Nuclear%20Missiles%20Systems.pdf 以下要点をまとめておきます。 Aegis-a-shoreについての疑問 小野寺防衛省の説明によると日本が二千数百億円で米国から購入しようとしているイージス・ア・ショアシステムの 必要性の根拠は北朝鮮の近海にAegis艦を常駐させるのは乗務員の勤務が過酷だというものでした。そこでそれ を日本国内に移そうというのですが私の疑問は近距離に居なくてはならなかったものを数千キロの遠方に設置し てレーダの距離性能は大丈夫なのかという事です。 写真から見ると開口合成アンテナ(SAR)の使用周波数帯はマイクロ波帯と見受けられますが、降雨減衰が問題には ならないのか心配です。 Aegis-a-shoreの設置個所は全国の自衛隊敷地内に設置するとの事ですが、いずれも現地では反対運動が起き ています。実際の設置は困難だと思います。 私の提案システムの特長 (1) 基本的に平和利用システムである。 即ち軍用に特化したシステムではありません。 衛星システムはミサイル発射の即時検出にも使いますが、同時に地球表面の常時観測に使い、遠隔地の山火事 などの自然災害の早期発見、広大な地域の洪水被害、隠された紛争地域の監視など多様な用途に使えます。 (2) 遠隔レーダシステム 波長1mの電波を使いますので降雨減衰を無視でき3000kmの彼方の10m^2の物体の位置と速度を検出できます 。実はこの周波数は航空管制用に割り当てられたものであり、提案システムは基本的に広域航空監視システムです。 日本を中心として韓国、中国、北朝鮮、ロシアにまたがる広大な地域の広域航空管制に用いる事ができます。 同様にインドシナ地域、中東、ヨーロッパなどの広汎な地域の国際的航空管制に共用する事ができます。 (3) ミサイル発射基地は上の衛星、遠隔レーダシステムとは離れた地域、例えば既存の自衛隊、イージス艦、 その他の防衛基地をそのまま利用できます。 上の三つのSubsystemsを高速通信回線で結べば地理的な配置は自由に選べるし、平和利用と防衛利用を互い に邪魔することなく、共同利用する事ができます。 中国は一国だけで宇宙基地を運営していますが、大した成果は上がっていないのではないでしょうか。日本は国際 宇宙基地にて多くの国と共同で運営して多くの成果を挙げています。 今日の宇宙時代においては核ミサイルは既に時代遅れであり、各地の紛争は深刻ではありますが大勢としては 今後は国際協力、国際平和、地球村の一員としての発展の道しかないのではないでしょうか。 ********************************* * 市吉 修 Osamu Ichiyoshi * 二十一世紀を楽しく生きよう会 * Human Network for Better 21 Century * http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/ ***********************************