IPSTARと日本における故郷振興事業の可能性

                                                                                    市吉 修 2009/04/25

1.      IPSTARの概要

(1)    インドからアジア、大洋州、中国、韓国、日本を84個のスポットビームでカバーする。

(2)    IP伝送により離島、山間僻地を問わず何処にでもBBインターネットを提供可能。

(3)    典型的な伝送速度は下り2Mb/s,上り512kb/s.

(4)    利用料金が月額4,500円と安価。ただし初期費用は下記アンテナの取り付けを含み30万円。

(5)    端末は極めて小型の卓上MODEMと屋外パラボラアンテナ。

(6)    アンテナは直径0.84m, 1.2m, 1.8mの三種がある。

(7)    応用はインターネット即ちWeb browsing, 電子メール、IP電話の他に固定回線も可能。

(8)    離島、山間僻地を問わず簡単にBB Internetを提供可能であり、e-Japan計画の完成に有効。

詳細についてはIPSTARHPを御覧下さい。

http://www.ipstar.com/japan/jp/about.html

http://www.ipstar.com/index_country.html

 

2. 直接衛星LANによる故郷振興

目的       >  過疎地の一人暮らしの老人でも安心して暮らせる村にする。

>  都市と過疎地の交流に便利な情報通信システムを提供する。

>  人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける二十一世紀型産業を創造する。

事業

[1] 村の物産及び情報センター  

公民館などの公共の場所に複数台のパソコン(PC), プリンタ(Printer)等の情報機器を設置し村人が共用できる情報センターを作り、IPSTAR等の直接衛星LANでインターネットと接続する。

 

 

 

 

 

 


情報センターを通じてインターネット上に市町村のホームページ(HP)を作り村人が地域情報を共有すると共に世界に発信できる。また情報センターに併設した村の共同経営の物産センター店の仕入れにも活用できる。また次の資源活用システムの操作端末として用いる。

[2]インターネットと直接衛星LANによる地域振興

(1) 資源共用システムによる農山村と都市の交流と相互補完

  (2) SOHO連携と半農半Xによる産業の全国展開と地産地消の発展による故郷振興

(3) 人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける二十一世紀型産業の現場としての故郷の再生と発展

詳細は下記URLを御覧下さい。http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/  

 

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