差出人: OsI [osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp]

送信日時: 2011828日曜日 21:23

宛先:

件名: 二十一世紀企業研究会 ; 過疎の町の生き方

 

配信無用の方はお手数ですが返信願います。本MLは会員の紹介により加入する会員の自主研究会です。返信または全員へ返信により意見交換をお願いします。二十一世紀企業研究会とは「人が全国どこでも学び、生涯現役で働ける企業」を提案し研究する会です。研究しながら二十一世紀企業を始めましょう。

 

秩父の町

金曜日にはIPSTARの地球局へ出張しました。秩父の山の中です。携帯電話の電波も届かない所です。隣は廃校となった小学校でIPSTARの地球局が入っているのは元農協だった建物です。

 

秩父に行く楽しみ

私は秩父が私の出身地の霧島、高千穂岳の麓の地域に似た田舎なので実は秩父に行くのは楽しみです。過疎が進行してはいますが、秩父は農村歌舞伎で有名なように芸術の根付いた地域で国道沿いや山間の畑には年中季節の花があふれています。畑は山の斜面に開かれ、谷間の川沿いに道路が走り人家が点在しているのは日本の原風景だと思います。日本の神話では高天原を追われたスサノオノミコトが地上をさ迷っている時川上から箸が流れて来たのを見て上流に人家があると知った、そのような光景が日本の原風景であり、実は今でも日本全国の大半はこのような場所です。秩父は東京に近いので春の花のシーズンには鉄道の席が全部埋まる事があります。また秋の夜祭では町は見物客であふれます。住民の数では過疎でも旅行客を加えると秩父は決して過疎ではないと思います。日本で始めて銅が出てわが国で最初のお金、和同開珎が発行される端緒を作った和銅黒金、巡礼が回る三十番札所、明治の初めに農民が自由民権を求めて起こした反乱、秩父困民党事件(映画「草の乱」の元となった史実)など見るべきものが沢山あります。またそれらの観光がし易いようにバスや自転車路等の環境も整備されています。

 

過疎の町の生き方

[1] 地域の中の連携

何よりも地域の住民が連携するのが大事ではないでしょうか。一人暮らしの老人の安否確認や、緊急時の対応には地域の助け合いに勝るものはありません。

 

[2] 地域の外との係わり合い

次に地域の外との交流が必要だと思います。外の地域と物と人が交流すればお金も入ります。お金が価値を表すならばお金を得るには価値を創造するしかありません。価値とは何でしょうか。それは幸福だと思います。人々が幸福を感じて生活している所には世界中から人が集まってきます。

 

[3] 地域の店と情報センター

インターネットを用いて上の活動の支援を行う事業があるのではないかと思います。

一つの案は次のURLをご覧下さい。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/Home%20Land%20Development%20Plan.htm

 

私はIPSTARでの使命を果たしてまた自由人になったらこちらをやりたいと考えていま

す。ご興味のある方は連絡願います。少しずつでも研究を進めましょう。

 

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      市吉 修                                Osamu Ichiyoshi

 

二十一世紀を楽しく生きよう会  Human Network for Better 21 Century  http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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