生き残りの条件
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2023/07/22 23:40
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今日は前回お知らせした科学技術者フォーラム(STF)のセミナーに行きました。
「恐竜は生き延びて鳥となった」
理学博士 玉生 志郎 氏
1.日時:2023年7月22日(土)14:00〜16:45
2.会場:品川区立総合区民会館(きゅりあん)4階第1特別講習室
会場参加者約25名、internet経由参加者約10名でした。
恐竜は私達が子供のころはトカゲの大きいものという理解で現にチラノサウルス、ステゴサウルスなど
のサウルスとはトカゲという意味です。今は当時と全く変わって恐竜はトカゲよりも鳥に近いと考えら
れています。映画Jurassic worldに出て来た恐竜は誠に実感がありました。実に素早く、恐ろしい動物
でしたね。
約6500万年前に巨大小惑星の衝突により地球は地球規模の巨大津波、大火災、そして何年も続いた厳寒
の冬という大災害の中で恐竜の大半は絶滅しましたがその一部、獣脚類の一部が生き残って鳥に進化し
たと言われています。勿論私達人類の祖先の哺乳類も生き残り、恐竜が絶滅して開いた世界に生存圏を
広げて行きました。
絶滅と生存を分けた要因が何かよくは分かりませんが私の感じては亀やワニが生き残った事から水生生
物は小惑星の衝突による大災害には強かった感じがします。哺乳類は当時は小型であった事と親が子の
面倒を見る事が最大の強みだったのでしょう。
親が子のせわをする事か哺乳類の強みだとするとその頂点にあると自覚する我々人間の強みは何でしょ
うか。私はそれは子が年老いた親の面倒を見る事だと思います。更に広く言えば人間が弱者を守るとい
う事でしょう。特に死者を葬り、墓を立てる事ほど人間的な行動はありません。私の知る限り墓を造る
動物は人間の他はありませんね。言い換えれば人間の特徴は宗教を持つという事ではないでしょうか。
公理的方法は科学の基本ですが、基礎にある公理の真実性を支えるのは各人の信念としか言いようが
ありません。但し世俗的宗教の教えが「疑うな、ただ信じよ」であるのに対して科学的宗教は「常に疑
え、仮説を立てよ、実験をせよ」です。
科学技術者フォーラム(STF)のセミナーで私は多くの貴重な知識を得る事ができました。年5回以上セミ
ナーを聴講するなら会員になった方が断然お得です。セミナーや交流会の後では必ず懇親会があり、私
は多くの知人、友人を得る事ができました。よろしければ下記URLをご覧ください。
https://www.stf.or.jp/top/index.php
夏の暑さの効用
全くのど素人の雑感で申します。昔は夏にはやる病気は赤痢などの消化器系の病気であり、冬にはやる
のは風邪でした。また日本人の死因の第一は古くは結核、次に胃癌、今は肺癌です。生活水準の向上に
より栄養状態が改善され、上下水道が整備され、冷蔵庫が普及したおかげでかっての国民病であった結
核、赤痢などの消化器系の伝染病や胃癌は随分減りましたが、今日本人の死因の第一を占める各種の癌
はなかなか減らず、新型コロナは夏にこそ大きな流行が見られます。
それらの原因をど素人の自由をもって考えますと夏の暑さの克服にあると思います。Coolerの普及は目
覚ましいのですが、部屋を閉め切り、かつ温度を下げるので新型コロナの感染拡大のために努力してい
るようなものです。また安保・福田式健康法の基本は「体を冷やすな」です。
夏は十分暑い方がよいのではないでしょうか。癌細胞は39度C以上では死ぬと言われ、それを利用する
温熱療法もあります。暑い夏は天然の温熱療法だと思いますが、皆様どう思われますか。今や日本人の
国民病とも言える癌が減らないのはCoolerの普及で天然の温熱療法が損なわれたからであるまいかと愚
考しています。
この仮説に関連する疫学dataをお持ちの方があれば是非ご教示下さい。
10億年後には海が無くなる?
先日のNHK「チコちゃんに叱られる」のテーマは「水はなぜ地球に沁み込んでしまわないのか」でした。
答えは「水圧で海底がカチカチになるから」でしたが、ある大学の教授の研究では10億年後には地表か
ら水が無くなるというものでした。その理由は地球の冷却と共に地殻の吸水力が増すという事でした。
そこでピンと来たのが火星です。火星はかっては地表に海があり河が流れていましたが、今は地表には
水が全く見当たりません。火星は質量が地球の1/4しか無いので速く冷えてしまったのですね。
その仮説が正しいとすると10億年後の子孫の為に水を守るには地球の冷却を防止する必要があります。
即ち温暖化を守れです。そうすると日本は降雨量の増大は避けられないので対策は河を深く掘れという
事です。温暖化により乾燥地帯は増々乾燥化するので対策は水の有る所から引いて来い、即ちこちらも
川を掘れになります。アフガニスタンにおいてペシャワル会が中村哲医師の遺志を継いで推進している
ように。
尤も何をしても50億年後に太陽の寿命が尽きる時に地球は膨張太陽に呑み込まれて消滅すると予想され
ているのでそれに対しては何ができるでしょうか。
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+ 市吉 修
+ 二十一世紀を楽しく生きよう会
+ HP ; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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