報告、東京大空襲を語り継ぐ会
To: 2024/03/10 12:55
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想いを語りて世に現しませう。
東京大空襲を語り継ぐ会
昨日(3/9)江東区深川江戸資料館で行われました。二階小劇場が満席でした。
竹内静代さんの体験者講演の要旨
1945年に14歳。3/10未明の大空襲は逃げる方向がお父さんの判断で良く、九死に一生を得ました。翌
朝家族で東京駅に向かう途中は一面の焼野原で黒焦げになった死体を幾つも見ました。悲惨な死体も数
見ると何とも思わなくなりました。それはとても恐ろしい事だと話されました。家族共に東京駅から汽
車で出雲に疎開しました。農家の納屋の一部を借り、土間にむしろを敷いて暮らし、たにしやザリガニ
を取り、海水で煮て食べられたそうです。
終戦後9/30に東京に戻られました。有馬小学校は元250人の生徒数が帰って来たのは当初40人、後に
120人だったそうです。
寺井美奈子 「戦争のとき子どもだった」 ちくま少年図書館91
昭和18年に国民学校に入学ですから竹内静代さんより6歳下ですがお二人の経験は驚くほど似ています。
寺井さんは実家が神田にありましたが空襲を避けて疎開先が世田谷の松原という所でした。寺井さんは
子供心に軍国主義に踊らされる大人の虚偽を鋭く見抜いていました。男尊女卑の虚偽は戦後米軍が進駐
してきた時滑稽なくらい暴露されました。子供だとて侮るなかれ。子供はよく見ていますよ。
竹内静代さんも寺井美奈子さんも両親が守ってくれたので本当に幸せでした。大空襲では何万人もの戦
災孤児が出ましたが、日本国は「天皇の赤子」と宣伝してきた事を忘れたか、戦災孤児に対する国の責
任を全く果たしませんでした。この事は日本人は決して忘れてはならず永久に戦争の惨禍を語り継ぐ事
が重要だと思います。
岩倉高校の平和学習
三人の発表が行われました。頼もしいですね。
東京大空襲戦災資料センター
本来なら国がやるべき仕事ですが、国がやらないので民間の有志が設立した施設です。資料を残すどこ
ろか大日本帝国政府は敗戦が決まると戦勝国の進駐軍が来る前にと記録、資料の廃棄に狂奔しました。
一つ軍人は要領を旨とすべし。軍人の狂態はまさにそれでしたね。
平和を守るには戦争を知るべし。戦災資料センターはそのために努力しておられます。HPをご覧下さい。
キリスト教と自然宗教
と題する小論(英文)をHPに載せました。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/Christianity%20and%20Natural%20religion.pdf
イスラエルがパレスチナにおける非道を続けているのはその軍事力を頼んでの事です。それを支えてい
るのは米国ですが、何故米国はあんなにもイスラエル支持一辺倒なのでしょうか。
それは米国人がユダヤ教とキリスト教が兄弟だと思っているからだと思います。実は両者は全く違いま
す。ユダヤ教はユダヤ人の民族宗教であるのに対してキリスト教は万人のための世界宗教です。更に私
はキリスト教は自然宗教であり、日本人の宗教と一つだと考えます。ここで自然宗教とは祖先崇拝です
が思想的にはもっと深し。日本にはあらゆる宗教がありますが、基本は祖先崇拝だと思います。各家に
仏壇があるのは日本だけではないでしょうか。
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+ 市吉 修
+ 二十一世紀を楽しく生きよう会
+ HP ; http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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