差出人: Osamu
Ichiyoshi <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp>
送信日時: 2020年6月20日土曜日 15:57
宛先:
件名: 平和と安全の為の宇宙航空システム
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を提案し研究する会です。研究しながら理想の二十一世紀世界を実現しましょう。
平和と航空のための宇宙航空システムの一案
と題する小論をHPにupしましたのでよろしければご覧ください。
これはミサイル防衛システムに関する研究を来る8/28調布の電子航法研究所で開催予定の宇宙航空
electronics研究会で発表する予定でしたが軍事研究についての幹事団の心配を考慮して軍事に限らず広
く宇宙航空全体の脅威に対する防御システムに拡張して記述したものです。
先日日本政府は米国から購入予定であったイージスashore計画の中止を決定しました。私はもともと反
対だったので安堵しております。
それに代わる新たなミサイル防衛計画の検討を政府自民党はこの夏にも開始するそうです。その中でも
中心的なテーマが「敵基地攻撃」だそうです。詳細は下記URLをご覧ください。
太平洋戦争が日本軍による米国ハワイ州の真珠湾攻撃に始まった事は誰でも知っています。当時米国は
平和運動が盛んで局外中立論が優勢でした。平和運動の象徴的存在は初の大西洋飛行の偉業で国民的英
雄であったC.リンドバーグであり根強い人気がありましたが、日本軍の真珠湾攻撃が宣戦布告前の暴挙
であった事から米国の世論は一気に開戦一色に急変しました。米国は日本の先制攻撃によって戦争の大
義ができました。これが米国の勝因の一つであり、大義を失った日本が敗戦必至の情勢に到っても戦争
終結に踏み切れず特攻や一億玉砕等の狂気の戦争をずるずると続けて徒に戦争の惨害を拡大した原因だ
と思います。敵基地攻撃論は安倍氏の長年の持論だそうですが自民党の方々には歴史の教訓をゆめゆめ
忘れないで頂きたいですね。
私の提案は自国に向けて発射されたミサイルを即時検知、追跡して防衛ロケットまたは航空機で捕獲
して安全な場所に運搬して処置を行うものです。安倍氏等の狙いが「先制攻撃」であるのに対して私の
案は「徹頭徹尾防衛」です。
イージスashore購入の予算は記憶によれば約1400億円だったと思いますがそれだけの金があれば十分
国内でそれ以上のものを開発できると考えています。
核ミサイルに止まらず空には色々な危険が有り得ます。2014年のマレーシア航空MH370便は連絡を絶
ってから数時間は飛行していた事以外は何も分かっていません。この事故の反省の上に私は既存の通信
衛星を使って飛行中の航空機数千機に音声およびデータ通信を提供できるシステムを提案し論文を発表
しました。詳細は前記論文を見て頂ければ幸いです。悔やむべきは研究ばかりでその実用化のための努
力が足りなかった事です。その後ドイツの飛行機で副操縦士が精神異常のため旅客機を墜落させた事件
も起こりました。これはハイジャック防止のため操縦室を外から開けられない構造にした事が仇になっ
たのでした。このような事故の防止のためには飛行中の旅客機に途絶しない通信と非常時に飛行機を外
部から制御可能な機能、異常を検知した旅客機に救助機が接近して捕獲、安全な所に運搬できる機能を
備えた安全確保システムが必要ではないでしょうか。信じがたい事ですが空調設備の誤使用のため上空
で操縦士も酸欠になり無人操縦状態になって墜落した事件も過去には何件も起こっています。
更に恐るべきは小惑星の地球衝突です。恐竜を含む生物の大絶滅を起こしたのは直径15kmの小惑星の
衝突だったそうです。
実はつい最近それに近い災害が起きそうでした。
https://forbesjapan.com/articles/detail/29759
幸い地球への落下は免れましたが仮に地球に落下したら広島、長崎を壊滅させた原子爆弾を遥かに越え
る惨害が生じる所でした。
宇宙の脅威を思えばミサイルだの敵基地攻撃だのちっぽけな事ですね。また航空機の安全は日々の課題
です。研究に止まらず行動の必要性を感じています。
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* 市吉 修 Osamu
Ichiyoshi
* 二十一世紀を楽しく生きよう会
* Human Network for Better 21 Century
* http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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