パレスチナの恒久平和への道

 

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2023/11/25 22:07

 

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イスラエルとパレスチナの恒久平和への道

と題する小文(英語)HPに載せましたのでよろしければご覧下さい。

 

http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/A%20Certain%20Path%20to%20Permanent%20Peace%20in%20Israel%20and%20Palestine.pdf

 

要点

イスラエルのガザ爆撃は既に一万人以上の死者を出している。その大半はハマスとは何ら関係ない無辜

の民であり、イスラエルの所業は人道に反する犯罪である。爆撃は直ぐに停止しなくてはならない。

 

今回の戦争の切っ掛けはハマスによる残虐なテロであったが、それは戦争の原因ではない。本当の原因

はガザに対するイスラエルの封鎖である。封鎖は残酷な戦争行為であり、それがもう16年も続いている。

封鎖はガザの産業の発展の可能性を奪う。地中海に面していながら漁業もできない。高い失業率と貧困、

将来への展望の欠如、2009, 2014年のガザ戦争による破壊と人命の喪失などによるイスラエルへの憎し

みがその原因である。

 

勿論ハマスのテロも深刻な犯罪であり、ハマスの犯罪者は捕えて裁判にかけ、テロ組織は壊滅しなくて

はならない。しかしイスラエルにそれは不可能である。それどころかガザの封鎖がハマスを育てたので

ある。ハマスは2006年の選挙で政権に就いた。しかしそれ以降は選挙も無しにガザを支配してきた。封

鎖されたガザの中で強固な思想による軍事組織のハマスにガザの人々はどうして反抗する事ができよう。

ハマスの根絶を唱えながら、イスラエルは今回の戦争で無数の新たな種を蒔いた。その種が芽を出せば

やがて将来のハマスの構成員や支持者になる事であろう。イスラエルがガザに居すわれば戦争状態が続

く事になる。イスラエルは早期に撤退すべきである。

 

パレスチナの恒久平和への道

(1) イスラエルの撤退

(2) ガザの封鎖の解除。

(3) 国連にガザ再興支援団(UN Assist team)を作る。

(4) ガザの人々は暫定政府を結成する。

(5) ガザ暫定政府はUN teamの支援の下で復興計画を立てて実行する。  

  UNの支援は必要な助言、財政援助及び警察力の育成等である。

(6) 暫定委府は政治組織の整備とともに選挙システムと予定を立てる。

(7) 予定に従い選挙を行い正式な政府を発足させる。

 

二国家計画について

イスラエルはUNのパレスチナ分割案によって1948年に設立された。その時約80万人のパレスチナ人

がイスラエルとなった地域から排除されてパレスチナ難民問題が生じた。それから75, 今こそパレス

チナ国家を樹立すべき時である。上のガザについて述べた事は殆どそのままヨルダン川西岸についても

あてはまる。並行して進め、統一したパレスチナ国家を作るべきであろう。

 

イスラエルがユダヤ国家である限りパレスチナ人はパレスチナ国家を作るのが最上の解決であろう。国

連は75年も放置してきた問題を今こそ解決すべき時ではなかろうか。

 

皆様はパレスチナ問題についてどう思われますか。

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+ 市吉

+ 二十一世紀を楽しく生きよう会

+ HP ;   http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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