見 台(清元用)

 

書見台の略で、本来は書物を置いて読む為の台であるが

現在では邦楽の譜本を置く為に用いられている。

 

写真の清元用として製作している見台は、木曽檜の乾燥柾材を

下地に用いて、黒の漆を施した物で舞台上で多く使われる事から

要所要所に銀の装飾金具(古味を付けた銀)を使用している。

また隅面に金蒔き絵を施しているものも装飾的要素である。

また、義太夫で使われる見台より大型となる点を除けば

ほぼ同じである。

 

 

 

 

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