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時間 |
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地点 |
朝食 |
7:02 |
大分市中央町 |
ビジネスホテルボストン |
ブッフェ方式で、自由に朝食を取る。コーヒー、紅茶、サラダ、パン、ゆで卵。 朝はこんなに泊まっていたのかというぐらい、出発前のお客さんでにぎわった。仕事で来ている男の人たち、観光かなという女性連れなど、様々。チェックアウトも鍵をダストシュートのような回収口にスルスルと落とすだけ。余分なものを省いているからあの値段というのも納得。喫茶店がないかわりに、ロビーには自販機が充実している。SAでよく見るたこ焼きやフライドポテト、から揚げなどの軽食の自販機もあった。 |
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友蔵号で前日の到着点、坂ノ市駅まで進む。 |
出発 |
8:14 |
大分市坂ノ市 |
坂ノ市駅 |
駅の駐車場に駐車し、いざ、と歩き始める。駅周辺は道も新しく、住宅も区画整理後なのか、新しい家ばかりがずらりと建ち並んでいる。 |
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8:28 |
大分市坂ノ市 |
かえる看板 |
リフォームの宣伝だけど、この看板をリフォームしてあげてほしいなり。 |
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8:57 |
佐賀関町馬場 |
佐賀関町へ |
大分市から佐賀関町へ入る。観光地として力を入れているのか、他の町に比べ、アピールが強い気がする。関サバ・関アジを前面に押し出してる。 |
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9:15 |
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JA女性の店 さがのせき |
朝市なのか、JAの女性の店が開かれていた。 かんきつ類を何か買おうと一通り眺め、甘夏3玉入りが一番少なかったので、甘夏を購入。「一尺屋みかん」という表示がある。一尺屋というところにはオレンジロードという道路もあり、みかんの産地らしい。 |
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9:18 |
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お魚プレート |
街路樹根元のプレートもお魚。 |
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9:33 |
佐賀関町馬場 |
築山古墳
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前方後円墳。奉納された写真と解説を見ると、神社の植樹の際に鍬を入れ石棺を発見し、古墳だとわかったあとに、神社には出店が並び大にぎわったようだ。古墳は新たな信仰を集め、石棺さま祭というものが新たにつくられたらしい。古墳からは大量の朱が発見され、そこも特筆すべき点のよう。 |
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9:53 |
佐賀関町馬場 |
みなと橋 |
橋にも前方後円墳と銅鏡のモチーフが。この辺りには築山古墳の他にもけっこう古墳があるらしい。 |
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10:01 |
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前方に海が見えた。
端に近づいて下を覗くと、海沿いに下りられるようだったので、横の道から下りる。 |
おめざ |
10:07 |
佐賀関町神崎 |
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JAの店で買った甘夏をさっそく食べる。友蔵さんが買ってきたダム・ド・フランスのラスクもサクサクとほおばる。海の色も綺麗で気分爽快。 |
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10:36 |
佐賀関町神崎 |
竹の花 |
竹の花。友蔵さんによると、めったに咲かないらしい。
調べ学習してみると、竹の開花は60年に一度や120年に一度などといわれているが、竹の花には謎が多く、はっきりした周期や種による特徴などもわかってないらしい。開花後は実をつけ、その実は米のように精米して食べることができるらしい。(竹はイネ科植物なので) |
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10:59 |
佐賀関町大平 |
製瓦店 |
ギャラリーのようにいろんなデザインの瓦が所狭しとひしめきあっている。定番の鬼瓦やシャチホコに加え、鯛、うさぎ、見ざる言わざる聞かざるなどの動物もの、瓦の概念を越えたピカソの絵(?)や人物像など、多種多用な瓦が。 |
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11:02 |
佐賀関町大平 |
魚街灯 |
さすが関アジ、関サバの町、いたるところに魚のモチーフが。ほんと、徹底していて、潔いです。 |
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11:05 |
佐賀関町大平 |
道の駅「佐賀関」 |
道の駅でしばし休憩。展望所からは海が見える。(歩いてても見えるけども。) |
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11:31 |
佐賀関町志生木 |
大志生木海水浴場 |
きれいな色の海。海岸の砂浜も白くてきれい。夏は人でにぎわうのかな? |
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11:44 |
佐賀関町辛幸 |
列島がKISSする看板 |
九州と四国を結ぶ橋をかけたいらしい。それを「列島がKISSする」と喩えるとは、うまいこと言ってるのかどうかわかんない。 |
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11:49 |
佐賀関町辛幸 |
サイクリングロード |
国道と分かれて、海岸沿いにサイクリングロードが走っている。 |
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11:54 |
佐賀関町辛幸 |
ぶら下がり健康器
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サイクリングロードに入り少し進んだところに、いきなり遊具が置いてある。どうやら、ぶら下がり健康器のようで、ぶら下がってみることに。正面に海が見え、いい景色。けど、使ってる人いるのかな? |
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12:00 |
佐賀関町辛幸 |
腹筋ベンチ
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さらにしばらく進んだところには腹筋ベンチと背筋のばしベンチが。とりあえず、やってみる。 |
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12:02 |
佐賀関町辛幸 |
サイコロ岩 |
サイコロみたいな立方体の岩が上から落ちてきたように海に刺さっている。
サイクリングロードは地元の人の散歩に使われているらしく、すれ違う人はけっこういた。車も通らないし、海は見えるし、昼間の散歩にはちょうどいいんだと思う。でかい国道なんてのは車中心で、歩道が整備されていても、散歩している人というのはそんなにはいない。安全に散歩できる道をもっと増やしてくれて、歩く人がもっと増えたら、結果的に病気の予防になって、医療費とか削減できるのになって思う。 |
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12:04 |
佐賀関町辛幸 |
釣り人 |
歩いていると岩場に釣り人が。なんだか一人で釣っている後ろ姿がシャープでかっこいい。 |
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12:17 |
佐賀関町関 |
フェリー乗り場 |
サイクリングロードの端に到着し、フェリー乗り場へ。 |
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12:43 |
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12:45 |
佐賀関町関 |
関の漁場 |
すでに順番待ちの様子。中に入り、人数を告げると手書きの整理券を渡された。みな考えることは同じらしい。漁協の横でやってる店と聞くと、おいしそうというイメージが広がる。待ちきれない感じでブツブツと文句を言っている人もいた。予定を急ぐわけでもなく、足の疲れもありそちらが気になったので、早く食べたいという焦る気持ちはなかった。 思っていたより長くは待たされず店内に呼ばれたが、店に入ってからの待ち時間が意外に長かった。魚さばいている料理人の人が一人しかいないので時間がかかるのも仕方がない。関アジ定食と関サバ定食(各2,000円)を一つずつ注文。サバはなんだか薄い味で、自分としてはアジの方がおいしかった。 |
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14:37 |
佐賀関町幸の浦 |
白ヶ浜 |
黒ヶ浜との対比で白ヶ浜と名づけられたよう。 |
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15:03 |
佐賀関町大黒 |
ビシャゴ姉妹岩
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解説文によると以下のような由来だそうだ。 「遠い昔、神武天皇ご一行の船がこの地の沖合を通ろうとしたところ、急に進まなくなりました。天皇御自ら海底をご覧になると、かつてイザナギノミコトが海に落としたといわれる御神剣を、大ダコが守護しているのがわかりました。そこで天皇は、海女の黒砂(いさご)・真砂(まさご)姉妹に御神剣を大ダコから受け取るように命じました。まず姉の黒砂がもぐりましたが、ここは潮の流れが速いうえ、体力の限界を超えた深さまで潜ったので、御神剣を大ダコから受け取ったまま息絶えました。次に真砂が潜り、御神剣を姉から取り上げ、天皇にお渡ししましたが、息絶えてしまいました。その後、天皇の夢の中に姉妹が現れ、「ここを航海する船は私たちがお護りいたします。」と告げました。翌朝、激しい雷雨で大岩が裂け、二つの岩となりました。それが姉妹岩で海の安全を護っているといわれています。また、御神剣は早吸日女神社の御神体となっています。」
早吸日女神社にも寄るつもりだったが、この日は時間が足りず、行くことはできなかった。黒砂・真砂というのは、黒ヶ浜・白ヶ浜と関係あるのかなぁ? |
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15:12 |
佐賀関町大黒 |
黒ヶ浜 |
黒くて大きめの玉砂利を敷き詰めたような不思議な海岸。これが昔からあるんだから、自然って面白い。日本の渚100選に選ばれており、黒い石は蛇紋岩というものらしい。
石の間に手を差し込んでみるとほんわかと気持ちいい暖かさ。素足で歩いても、ツボに効いていいかもしれない。表面は丸いから痛くなさそうだし。
黒い石がほとんどだが、その中には、白いの、よもぎ餅みたいな色の、クリーム色のなど、いろんな色や形の石が混ざっている。
小さな子ども3人と両親の家族が、それぞれ椅子に座って釣を楽しんでいた。ほほえましい。おかあさんが、「〇〇ちゃん釣れたぁ?」とわけわからず釣竿握っている様子の3歳ぐらいの子に尋ねていた。
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15:33 |
佐賀関町大黒 |
展望台
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車では通り過ぎてしまいそうな場所に入り口の看板もなく、展望台がある。登って、一休み。少し時期を過ぎた椿が半分ぐらいの花を地面に落としながら、半分を枝に残し咲いている。2月〜3月(1日)には、「椿の里祭」という行事もあるらしく、この展望台付近だけでなく半島内には、椿が咲いている場所がけっこうあった。 |
寄り道 |
16:06 |
佐賀関町関 |
海星館 |
本日二つ目の目的地(一つ目はもちろん関アジ関サバ)を訪れた。ほしぞらクラバーとしては、ここは欠かすわけにはいかないのだ。
レストランも入っており、なかなか大きな施設。このレストランには入らなかったけど、海が見えていい場所だと思う。
受付で組み立てると正四面体になるパンフをいただいた。四面体の各面には季節の空の天体図が印刷されている。ナイスアイデア。さっそくパクろうかと密談。
上に進み、望遠鏡の大きさにびっくり。すごい。リボルバー式に接眼レンズを変えられる。海星館のおにいさんが、昼間の太陽と金星を見せてくれた。望遠鏡は自動追尾だ。かっちょいい。ワガママを言って太陽のプロミネンスの写真を撮らせてもらった。大野城市の北コミュニティセンターの天体望遠鏡では手で接眼レンズのところにカメラをくっつけて撮っているが、ここではカメラを固定する専用の器具(アダプター)を出してくれ、ちょっと当てて撮れるかと思っていたものがけっこう大掛かりなことになってしまった。とても親切にシャッター押すだけの状態まで調節してくれた。おかげで、ばっちりと撮れた。
降りて行き、展望室に入る。ここからは四国が見える。フェリーが国道となっていて、四国と佐賀関は国道197号線でつながっているらしい。地図を見ていて、何で愛媛街道と言うのか謎だったけど、そういうことだったのかと納得。ここの風景は「せとうち風景30選」に選ばれらしい。
灯台はけっこう下の方に見えたので、受付の方に灯台までどれくらいかかるか尋ねた。そう時間はかからないらしいので、せっかくだから行ってみることにした。坂ノ市駅から歩いて来たという話をすると、彼女も四国を歩いているらしく、興味を示してくれ、名刺をいただいた。灯台から戻ってくると、早速かえるライフも見ていただいたようで、「顔がかえるになってるんですね。」と感想をいただいた。帰宅後、彼女のHPをチェックすると、佐賀関町の紹介や四国のお遍路、写真(すごく綺麗)などが載っていた。 |
おやつ |
17:10 |
佐賀関町関 |
関崎灯台
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ここの灯台も形がきれい。北九州の部崎(へさき)灯台と似ている。同じ機能だから自然とデザイン的にも似てくるのかな。 デートコースらしく、カップルさまが海星館から灯台まで散歩しに来るようだ。そこで路上生活風にお茶を沸かし飲んでると、「写真撮ってください。」と友達以上恋人未満(死語?)的な二人から友蔵さんが頼まれていた。 |
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日鉱の煙突を見ながら、森の中の坂道を下って行く。ここの煙突は東洋一の大煙突で、大正5年に造られたそうな(高さ170m)。
平地に着いた頃には日が沈みきって、辺りは暗くなっていた。 |
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19:01 |
佐賀関町関 |
駅バスセンター |
バスセンターに着いたものの、終バスの時間を10数分過ぎていた。すぐ前にタクシー会社があったので、そこからタクシーで坂ノ市駅まで戻ることにする。 |
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佐賀関町関 |
タクシー |
よくしゃべる運転手さんで、佐賀関は社員が多く、機械化が進む前は市になろうかというぐらい人口が多かったこと、社宅がたくさんあったこと、坂ノ市の近くでは闇市という行事があることなどを次々と教えてくれた。運転手さんのオススメの関アジ・関サバの店は「祐乃介」というところらしい。 |
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大分市坂ノ市 |
JR坂ノ市駅 |
朝停めた友蔵号に乗り込み帰路へつく。 |
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帰りはまたも爆睡。ひさびさに歩いたので、ぐったりと疲れた。雨が降るかと心配もしたが、天気もほどよく、快適に歩けた。 ただ、靴下の跡がくっきりつくぐらい日焼けしてしまったのが失敗だった。次回は日焼け対策を万全にして歩かねば。 |
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歩いた距離 |
22km |
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歩数 |
36,660歩 |