碁会所編・10
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ちょっと寂しくなるなあ
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ようやく仕事も終わって、更新できます(==; まずこのタイトルについて。 5月からお世話になってきましたが、席主御夫婦が田舎に行かれるということで、この碁会所は閉めてしまうのだと聞きました。 以前奥さんとの世間話の中で、御主人が病気を患ったので、お店をたたんで碁会所を開くことになったといういきさつは聞いていたのです。(電器店の看板のままだったのはそういうわけだったのですね) 御主人が囲碁が趣味だそうで商売をするつもりではなかったのでしょう。初心者教室も席料700円のままでしたし。先生も近所の方が教えてくださっていました。(というか来る人皆さんから教えてもらいながら打っていた気が・・・) 居心地のいい碁会所だったのは席主御夫婦の雰囲気のままで。こちらに来て、御近所づきあいをしていたので本当に寂しくなるなあ、と思ってしまいます。 お店は11月10日まで、と言っていたかな。 その後は、先生が近くの商店会館の2階を借りて日曜日だけ夕方4時から開いてくれるのだそうです。料金は300円(確か)でさらに安くなります(^^; 「でもお茶は出ないから各自持参ね。」だそうで。 というわけで、先週の話。 仕事(受験勉強の時もそうだったなあ・・・)がある時ほど他の事が気になるというのは世の常(?)で。 この週末は私も仕事をしていましたが、夫もCGの仕事を家に持ち帰っていました。Macを夫が使って作業している間に、初心者教室に行くことに。ちょっと遅れて行きましたが、少しやって帰るつもりで。 中に入ってみると、んん? 配置がよくわからん。いつも将棋を指している人達のいる所に囲碁教室のみんなが。すると、いつものB先生が「ちょうどよかった。ちょっと久しぶりに打ってもらったら?」 振り返るとお久しぶりのA先生。 「どう?もう相当強くなったんじゃない?」うひ〜〜(汗)前もそんなこと言ってたじゃないですか! 先生。 13路盤に5子置いて対局が始まりました。 はっきり言って、手合い違いなんじゃないかと思うのですが・・・常々そう思っていたのですが、「大丈夫。5子でも碁にするから」と言われて、いつも5子置きで打たせてもらっていました。 本当なら9子でも足りないんじゃないかと・・・もちろん、13路盤で・・・と思っているのですが。 アマ7段と初級者(20級前後?)の13路盤での適正な手合い割りというのはどのくらいなんでしょう? いくつ石を置いたら私は先生にかてるのでしょうか?(涙) ・・・・・・と、いうよりも。 あっさり粉砕されてしまいました。守りが甘いのは分かっているのですが、あれよあれよという間に盤上の黒石が死んでいきます(><) 生きをつくれたのは、一ケ所、6目だけでございました。 く〜〜。先生、厳しいッス。 終わって、「でも、最初の頃に比べたら随分強くなってるねえ」って。う・・・フォローされてんのかな? B先生も「この(A)先生に5子で1か所でも生きてるところを作れたら大したもんだよ」とよくわからない励まし方をしてくださる・・・。 「ヨセになって打ち込まれるとミスがでてくるけどねー」 ヨセかあ。 ネット囲碁サークルにてmasaさんと打たせてもらった時、「コウにすると手が出てくる」というのを教えてもらっていて。三々からの隅の戦いでコウに持ち込んだのですが(コウにするしか方法はないような感じだった)どこかミスをしたのでしょう、両コウに持ち込まれ、必死にコウ立てをするものの、もう一つのコウをあっさり取られて勝負になりませんでした。これは多分、両コウになってしまった時点であきらめて、他の場所に手を入れればよかったのではないかと思うのですが、・・・いや、そうは言ってもねえ。 コウにして戦うやり方、難しいです。 もう1局、A先生とうって、今度は「先に守るぞ、先に守るんだ!」と自分に言い聞かせながら(汗)打っていきましたが。 先生大爆笑。 「さっきので随分懲りたみたいだねー。守ってきたよ」 しかし守っても守っても、上手く守れません。さっきよりは地は増えましたが、やっぱり殺される。詰碁の問題みたいな場所が出てきて、「ああ、ここは5子を取らされて真ん中(急所)に打たれて殺されるパターンだなあ」と思ったのに、上手く守る場所がなくその通 りに殺されてしまいました。 ああ、もう。大汗かいて一生懸命考えたのになあ。 だめだこりゃ。 詰碁だ詰碁。GBAの1をもう一回入れて詰碁を最初から全部やり直さなきゃ。 今日は、なんだか全滅させられそうな勢いでしたが、前のときはもう少し先生穏やかな打ち方だったような・・・ 前より強くなっているっていうのはそういうことかな? もう少し強くなったら、もう少し厳しい打ち方をしてくるのでしょうか・・・ ひえ〜〜! こわいよぅ(><; この日は先生と2局打って、ヨセになってからどうするかを色々教えてもらいました。例によって覚えちゃいませんが。 どこを先に寄せるのが得か、とか言われていたような。 大きく得をするところを探して、そっちから先に寄せる・・・ってことですよね。 見てても判断できないけど。なんとなく。その前にどのあたりからヨセになるのかも判断できませんが。 あーそうだ。弘行さんにネット碁でやられて、教えてもらった『サルスベリ』ですが、先生にもやられて、へこみました。そして先生にも教えてもらったにもかかわらず、次の週の土曜日、ネット囲碁サークルでガーベラさんにもやられて、(以下略)。 教えてもらったのだから、私がやってみたいのにぃ。 どうしてくれよう、『サルスベリ』(←技にあたってどうする) そしてまた日曜日。どうしようかな〜なんて思っていたのですが、先週帰り際、「せっかく覚えたんだから、毎週来てね」とクギを刺されていた事を思い出して行く事にしました。まあ、なんつーか。 本日相手をしてくださるおじさんは、2段だそうでして。13路盤はやったことがないとかで、19路盤で打ってもらう事になりました。 「石、どのくらい置きましょうかね。」 「9・・・?」(勝手に決める私) 「・・・・・・(考えている)棋力はどのくらい?」 「15〜20級くらいかなあ???」(微妙に上に言ってみたり・・・)(←しかし自信はない) というわけで9子で打ってもらう事になりました。 「そうですか。ここは切ってもいいというんですね。」 「お。こっちを取る方が大きいということです、か。」 「ほう、いじめに来ましたね。」 ・・・私の石の気持ちを解説しながら打つ人をはじめて見ました。もっと色々言ってたのですが、覚えているのがこのくらい。 でも、邪魔になるほどのことはなかったので問題はないですが。 口に出す、出さないはともかく、『囲碁を打つ=石で会話する』というのはこういうことかな?(上手い言い方ができない。誰かの言葉を引用できればいいのだけど)と思ったのでした。 どうも勝てないのですが、上の人とやると勉強になります。 同じくらいの棋力(と思われる)人と打つと、勝ち負けが気になります。(同じ人に何回も負けるとすんごく悔しい) 置碁だとそれほど負けても落ち込んだりしないのは不思議だなあ、と。 「教えて下さい」という気持ちでいるからかな。 |