初心者からの囲碁日記


碁会所編

碁会所編・4
新キャラ(?)登場
 

初心者教室ってどのくらい通えば初心者じゃなくなるんだろう・・・


まだ私は初心者だと思いますが、もちろん。


1週間間があいたので、この日は午後もわりと早いうちから碁会所へ行ってみる。すると、いままで見たことのない男の子がいた。
顔を見るとうっすらとひげがはえている・・・受験勉強の合間に来たらしいので、中学生くらい? 高校生? 初心者教室の生徒というわけではないらしい。元・生徒って感じかな? B先生が「僕と同じくらいの棋力かなあー?」って言っていたけど、本気かな? 冗談かなあ?

他に手が空いてそうな人がいなかったので、彼と打つことになった。13路盤で5子置きで指導碁スタート。本当に指導碁のつもりで打ってくれているらしい。やさしい打ち方をしている・・・ような気がする。

子供やYさんと打つ時は、がんがん攻めて、なんとなく相手の石を殺したりできてたのだけど、この高校生(ということにしておこう)には、そういうわけにはいかないみたいだ。うまくいかない、難しいと思っていると、終局になった。

「ここ、殺せると思う?」
なんて聞かれながら、検討して、やっぱり無理なことがわかる。

白の地になりそうなところに石をいれてみたものの、実のところヤマカンで、殺せるかなあ・・・? と自信の無いまま打っていたのでした。
子供が相手の時には、奴らムリしてでもこちらの石を取りに来るので、その間に相手の地を削ったりしてきたのだけど、さすがにそういうわけにはいかないらしい。(当たり前か)

でも初心者教室に通い始めて、色々な人と打つことができて、なんだか楽しい。

自分のだめなところが分かるというのが1番大きいかもしれない。
私は臆病者だ、と自分で思う。相手の地になりそうなところが増えてくるとうろたえてしまうので、守りよりも先に相手を攻めていくことに執念を燃やしているのかもしれないと思う。
キチキチにツケていったり、どんどん入り込んでいって、反撃される可能性を考えていない。

もっと華麗に碁が打てるようになりたいものだ。
・・・道は遠いが。

Yさんが来たので、次にYさんと打って、先生と打って、それからもう一度高校生と打った。今度は4子置きでした。

中央の白3子が気になりつつも、殺せていると判断して、あえて取らずに他のところへ打っていると、終盤になってきて、その3子がやたらと気になってくる。

ここはガマン・・・と思ったものの、我慢できなくて3子を取る。

「あ、気付いちゃったんだ。」と言われて良く見ると、この3子を放置しておくと上辺の黒が全部死んでしまうことに気付く。

・・・気付いてなかった。

いやー、取ってよかったなあ。この3子を取ったことで、黒が生き、逆転していた。
・・・こういうことってあるんだ。ビビったー。


この日は、他に来る生徒もいないので、7時近くになると手持ちぶたさになってきた。・・・ので、キリがいいところで帰宅。

まだまだがんばらなくちゃー。
 
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