GT FORCE Pro:コックピット

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■ 「 GT FORCE Pro コックピット 」 とタイトルを付けました。

Logicoolの GT FORCE Pro (LPRC-11000) を使用しています。 GT FORCE Pro  ※リンク先は[製品型番:LPRC-11500]です。フレームは、矢崎化工株式会社のイレクター部材を使用しています。イレクター部材 矢崎化工株式会社

今回は、前回製作した GT FORCE コックピット のフレームとシートを使用しているので、新しいシフトレバーの製作がメインです。

Movie ステアリングコントローラー 動画集


※2007年5月17日(木)よりGT FORCE Pro (LPRC-11500)が新価格で発売されました。ステアリングコントローラの購入を検討されている方にはとても嬉しいニュースです。

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  • ロジクール、ステアリングコントローラ 「GT FORCE® Pro」 を新パッケージ、新価格で発売
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ペダル固定用ステー製作

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■ ペダル(裏)重り取り外し

ペダル固定用ステーを製作します。今回も前回のGT FORCE(前回の画像)と同様にペダルを加工せずに固定する方向で考えました。まずは、ペダル裏の重りを取り外します。ビス4本で固定されています。

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■ ステー製作

重りを取り外したスペースに合わせて木の板でステーを製作します。板の厚さは10mm、外寸と穴位置は取り外した重りより採寸しました。

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■ ステー製作

ステーをペダルに固定するビスは、ペダル裏に出っ張らないように皿タッピングビスを使用しました。

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■ ステー取り付け

重りを取り外したスペースに、ペダル固定用ステーを取り付けます。

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■ ステー取り付け

板厚10mmで、こんな感じになります。これで、イレクターパイプにビス4本で固定できます。ペダル前方は乗せるだけとします。(画像参照)

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シフトレバー製作

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■ シフトレバー製作

今回は、SUPER GT(全日本GT選手権)のマシンで使用されている「シーケンシャルシフト」をイメージして製作しました。イレクターパイプとアルミ板・アルミパイプ・L字ステー(ステンレス)で基本部分を製作しました。L字ステー部分は剛性が必要なのでステンレスを使用しました。(画像参照)

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■ 構想 その1

イメージとしては、シフトチェンジ手前までは操作が重く、ギアチェンジした時点で少し軽くなる(ギアが入った感触が欲しい)感じです。汎用部品でなにか使えるものはないかとホームセンター内をうろうろキョロキョロ(かなり挙動不審にみえるかも 笑)。これは使えると思うものはなかなか見つからなかったのですが、試しに使えそうなのを一つ見つけました。

「ローラーキャッチ」なる物です。(参考1・参考2)扉に使用する部品で、誰でも見たことがあると思います。サイズが小型で値段もお手頃なので、さっそく購入して試してみることにしました。(サイズが数種類あって、動作する際の重さもサイズによって異なります)とりあえず「小」を購入。

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■ 構想 その2

アルミ板に「ローラーキャッチ」を向かい合わせで固定します。(シフトアップ・シフトダウン それぞれ一つずつ)シフトレバーのニュートラルから→シフト操作時にすぐに重さが伝わるように、ギリギリまで近い距離で固定します。この「ローラーキャッチ」のローラー間に丸棒(ビス・パイプなどでもOK)を行き来させれば、自分の想像している感触で動作するはずです。

この時点で気付いたのですが、行き来させる丸棒の太さを変えれば、ギアが入った感触(カクッという感じ)も重くしたり軽くしたりできるのではないかと思いました。この部分の具体的な機構(動作)は、連続写真を撮りましたのでご覧下さい。(画像参照)

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■ 組み立て

左画像2枚

「ローラーキャッチ」間を行き来させる丸棒にとりあえず3mmのビスを使用することにして、シフトレバー下部に固定しました。それと同時にこのビスにラジコン用のボールジョイント(参考)を通して、シフトレバーをニュートラル位置に戻すためのスプリング・ストッパー(参考1・参考2)を付けるロッドを取り付けました。

右画像2枚

「ローラーキャッチ」を固定したアルミ板をシフトレバー本体に取り付けます。作業しやすいように片側だけヒンジを使用しました。
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■ 動作確認

とりあえず基本部分が完成したので、動作(感触)を確認しました。シフトレバーをニュートラル位置に戻すためのスプリングをいろいろと試してみて、なんとか自分のイメージしていた感触に近づきました。今回のシフトレバー製作で、この部分のスプリングの調整が一番苦労した点です。(画像参照)
前回 と違って「ローラーキャッチ」の動作抵抗(重さ)があるので、スプリングが弱いとシフトレバーがニュートラルに戻らないし、スプリングが強すぎるとギアが入った感触(カクッという感じ)が無くなってしまいます。スプリングの調整で上手く動作しない場合は、「ローラーキャッチ」間を行き来させる丸棒の太さを変更するか、「ローラーキャッチ」のサイズを変更するかの2択になります。ゲームプレイ時に安定して動作させるために、この調整はかなり重要だと思いました。

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■ 完成

動作確認後一旦分解して、シフト操作のストローク調整用のパイプ(塩ビ)とシフト オン・オフ用スイッチ(マイクロスイッチ・参考)固定用ステーを取り付けました。マイクロスイッチはシフトレバーをコックピットに固定後、取り付けました。

シフトレバーのコックピットへの固定は、位置(高さ・角度)を調整できるように、イレクターパイプ用メタルジョイント(HJ−1)を使用しています。値段は高いのですが、あとで調整したい場合はこれがおすすめです。六角レンチ一つで固定でき、剛性も確保できます。矢崎化工株式会社−イレクター(メタルジョイント) メタルジョイント(HJ−1)の梁(はり)の強度をカタログで見ると、プラスチックジョイント(J−7B)矢崎化工株式会社−イレクター(プラスチックジョイント)をサンアロー接着液(矢崎化工株式会社 イレクター 接着液について)で接着するのと同等の強度があります。

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シフトレバー動作確認

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■ シフトレバー取り付け

シフトレバーの幅はイレクターパイプと同じなので、取り付け位置で苦労することはありません。高さ・角度なども調整可能です。

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■ シフトの重さ・ストローク(機構)

− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

シフトの重さはストッパーで、ストロークは塩ビパイプの長さで調整します。

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■ シフトの重さ・ストローク(機構)

− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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■ シフトの重さ・ストローク(機構)

− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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■ マイクロスイッチ(上) と ローラーキャッチ(下) の動き

− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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■ マイクロスイッチ(上) と ローラーキャッチ(下) の動き

− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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■ マイクロスイッチ(上) と ローラーキャッチ(下) の動き

− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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■ シフトレバーの機構・動作 (拡大5分割画像)

完了 シフトダウン | 頂点 シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ 頂点 | シフトアップ 完了


シフトアップ・シフトダウン共に、頂点を越えた時点でマイクロスイッチがONになるよう取り付けました。
ローラーキャッチのビス固定用の穴が長穴なので、頂点のタイミングも調整可能です。

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■ シフトレバーの機構・動作 (拡大5分割画像)

完了 シフトダウン | 頂点 シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ 頂点 | シフトアップ 完了

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■ シフトレバーの機構・動作 (拡大5分割画像)

完了 シフトダウン | 頂点 シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ 頂点 | シフトアップ 完了

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■ シフトレバーの機構・動作 (拡大5分割画像)

完了 シフトダウン | 頂点 シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ 頂点 | シフトアップ 完了

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■ シフトレバーの機構・動作 (拡大5分割画像)

完了 シフトダウン | 頂点 シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ 頂点 | シフトアップ 完了

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■ シフトレバー全体の動作

− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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■ シフトレバー全体の動作

− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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■ シフトレバー全体の動作

− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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■ シフト操作

− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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■ シフト操作

− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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■ シフト操作

− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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シフトレバー配線用コネクター

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■ コネクター

シフトレバーの配線用にコネクターを取り付けました。電話機用の6極4心コネクターです。

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ペダル固定

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■ ペダル固定

前回のGT FORCE (前回の画像) と同様に、ビス4本で固定しました。ペダル前方は固定せず、乗せてあるだけです。

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■ ペダル位置・角度 調整

ペダルが乗っている2本のイレクターパイプ

  • 後方のパイプ(画像右側):前後移動でペダルの前後位置調整
  • 前方のパイプ(画像左側):前後移動でペダルの角度調整

角度はこんな感じです。(画像参照)

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ステアリング固定

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■ ステアリング固定

前回のGT FORCE(前回の画像)と同様に、前側は、本体に2ヶ所穴をあけビスで固定しました。

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■ ステアリング位置・角度調整

ステアリングが乗っている2本のイレクターパイプ

  • 後方のパイプ(画像右側):上下移動でステアリングの上下位置調整
  • 前方のパイプ(画像左側):上下移動でステアリングの角度調整

角度はこんな感じです。(画像参照)

あとから調整したい部分は、こちら(画像参照)で説明したイレクターパイプ用メタルジョイントを使用すると便利です。(ただし、値段は高いです)

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コックピット フロント部分完成

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■ フロント部分完成

メインフレームは前回のGT FORCE(前回の画像)の物を使用しています。

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シート固定

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■ シート固定

シートも前回のGT FORCE(前回の画像)の物を使用しています。写真だけ撮り直しました。

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My コックピットの完成

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■ コックピット完成

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− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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− シフトダウン | ニュートラル | シフトアップ +

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以上で今回の GT FORCE Pro のコックピット化は終了です。
(また次回が楽しみです)

みなさんも、独自のアイディアを生かして作ってみて下さい 。

私の個人的な趣味に最後までお付き合い頂きありがとうございました。 m(_ _)m

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※コントローラーの改造は、あくまで自己責任です