2005 シアトル観戦記@
    (2005年9月)

2006年のシーズン開幕も間近ですが昨年9月に9回目の訪問をしたときの様子を観戦記として綴ってみました。多分最後の訪問となったシアトルを十分に楽しんでください。

今回一番最初のゲームはアメリカンフットボールのワシントン大学対ノートルダム大学戦でした。写真はワシントン大学のハスキースタジアムの入り口の様子です。
時間が早いせいかお客さんはまばらでした。

第1回(9月22日〜9月25日)
9月22日

いつものように成田空港に時間の余裕を持って到着、早めにチェックインを済ませいつも使っていたラウンジを利用しようとしましたがシステムが変わっていてもう使えなくなっていました。
がっかりしましたが仕方がないので今回初めて利用する携帯電話を受け取りに行ってからいつものように「そじ坊」でそば定食を食べ、出国手続を済ませゲート近くで出発を待ちました。

成田からのNW8便は珍しく空席が目立っていました。チェックインのときに一番後ろの通路側の座席に変更していたのですが、窓際の席に誰も来なかったので2座席分を使用できたので大変楽でした。後ろの3,4列の中央の座席も空いていました。この便でこんなに空席があったのは初めてでした。
フライトは順調でした。今回は加山さんのMDをいっぱい持参して聴いていたのでいつもは退屈な飛行機の中も寝ないで充分楽しめました。そして鼾(いびき)で周りの人に迷惑をかけることもなかったのでとても快適でした。
そして遅れることもなくSEA−TACに到着しました。

同じく9月22日(USA時間)

座席が後ろでしたので税関へ辿り着くのは遅くなりましたが、人の少ないゲートを利用できたのであまり時間はかかりませんでした。そしていつものように地下鉄に乗って中央ターミナルに向かい荷物を受け取りました。
前回利用できなかったリムジンバスに今度こそは乗ろうと思い、とりあえず前回黒人のおばさんが長電話で受け付けてくれなかったあのカウンターへ向いました。
そこにはどこかで見た事のあるおじさんが座っていました。そのおじさんに乗る場所を確認、以前のエスカレーター近くの出口を出てすぐの道路ではなく、このカウンター近くの出口を出て奥のほうにバス専用の停車場がありました。
バスには誰もいなかったので暫し待つことに、ところが尿意を催したので荷物を引いてまたカウンターへ戻り「トイレに行きたいんだけど、時間は大丈夫?」と聞くと「大丈夫、俺がドライバーだから」という返事、そうか以前乗ったときの運転手さんだったんだと納得しました。
トイレから戻るとカウンターにはあの黒人のおばさんがいました。どうやらおじさんはこのおばさんが居ない間留守番をしていたようでした。おばさんから往復のチケットを買ってバスに乗り込みました。

約40分ほどバスに乗っていつものフォーシーズンホテル前で降りて歩いて2,3分のパシフィックプラザホテルへは10時頃到着しました。ちょっと早いと思いましたがフロントへ、そこではデビットが笑顔で迎えてくれました。私のことをちゃんと覚えてくれていました、嬉しかったです。それでもやっぱりすぐにはチェックインできず2時間ほどロビーで待つことにしました。
待っている間に日本人スタッフの藤沢さんとも話ができました。シェインは休暇でニューヨークへ行っていて月曜日に戻るということでした。私は今回、シアトルだけでなくニューヨークへも行く予定でしたのでシェインがニューヨークへ行っているなんて奇遇に思えました。早く顔が見たかったのですが月曜日までのお楽しみです。

シアトルズベストコーヒーには相変わらずキュートなセーラがいました。私のことは覚えていてくれましたが、名前までは覚えていてくれませんでした。残念!前回撮った写真を渡したら喜んでくれました。
親しい友人達の顔を見てシアトルに帰ってきたことを実感しました。

9月24日

今回の訪問での最初のイベントである大学フットボールの観戦のためワシントン大学(以下WU)のハスキースタジアムへバスで向かいました。
さすがに対戦相手のノートルダム大学(ND)は全国的に有名なチームなのでバスの中にも応援する人が大勢乗っていました。
実は私も本当はNDの大ファンなのでした。この3年間WUハスキーズのTシャツや帽子を身につけハスキーズを応援してきたのですが今日ばかりは心の中でNDファイティングアイリッシュを応援しに来たのでした。
まだまだ日本ではアメリカンフットボールの人気が今ひとつだった30年くらい前、川崎にいた頃にTVでNDを観てからずっとファンでした。ですから去年の秋に今年のスケジュールがわかったときからこの日を心待ちにしていました。

ファイティング・アイリッシュのベンチです。座っているのはオフェンス・ラインメンの面々です。スタジアムは満員でしたがいつもと違って両チームの応援が入り混じっていました。座席は中央のグランドレベル゙で迫力満点でしたがコートサイドの選手が邪魔になって観づらかったのが難点でした。

試合は序盤からNDがWUを圧倒、36−17で勝利しました。
私はNDのフットボールを大観衆の中で観られただけでも大興奮でしたし、大好きなWUマーチング・バンドのパフォーマンスを真正面の席で楽しむことができて”これぞアメリカ”とも言うべきフットボールを充分堪能できました。
試合後はいつものようにダウンタウンへのバス(無料)に乗って帰りました。

             試合中のスナップはこちらからどうぞ!

9月25日

今日はプロのフットボールの観戦(シアトル・シーホークス(以降SEA)VSアリゾナ・フェニックス(以降AZ))にクエストフィールドへ、場所はマリナーズの本拠地のセーフコ・フィールドのお隣です。日曜日なのでまずはホテルから方向は反対のダウンタウンへバスで行って、そこでまた反対方向へ行くバスに乗り換えスタジアムを目指します。(これは前にも書きましたがシアトルの急な坂道を避けるため考えたものでした)

クエストフィールドのラウンジで食べたターキーサンドとコーラです。ターキーの量が半端ではありません。喉にひっかかってむせながら食べましたが結局全部食べきれずホテルへ持って帰りました。
アメリカのご婦人はこんなのを平気で食べてました。
どんな胃袋してるんでしょうね?

スタジアム入り口ではマーチングバンドがご機嫌な演奏でお出迎えです、座席はシアトルサイドでちょっと遠めですが見やすい位置でしたしラウンジにも出入りできて便利でした。
試合を観ていたら隣の男性がハンバーガーをくれました。すごく大きなのを大きな口を開けて食べました。美味しかったです。その男性はプレーの合間にオペラグラスでチアガールを一生懸命見ていました。周りを良く観るとそういう男性が多いのに気づきました。”こういう楽しみ方もあるんだぁ”

試合はSEAがタッチダウンをあげますがAZもフィールドゴールで食い下がり10−9という僅差で前半を終えます。
攻めあぐんでいたSEAは後半開始早々ラン攻撃で相手陣深く攻め入り、最後はエースRBのアレクサンダーのランでTD、リードを拡げます。勢いに乗ったSEAは直後の守備で相手QBをサック、ファンブルさせボールを奪取し次の攻撃でアレクサンダーがTDをあげスタジアムは熱狂の渦に包まれました。この後もTDを追加したSEAはAZをFGだけに抑えて37−12という大差で勝利しました。
天気が良くて涼しくて試合も勝って気分も最高!でスタジアムをあとにしました。

                   スナップはこちらからどうぞ!

シアトルでの前半のお目当てのフットボール観戦は2試合とも充分堪能できました。明日からはいよいよ今年最後のイチローを観に行きます。200本安打達成の瞬間をこの目で見届けたいと思います。

                        第2回へ続く

06年03月15日新規作成