モズライトについて
 
(週刊 新潮(9月23日号)中京スポーツ 2010.9.17)

今回のモズライトの記事について、私”でんでん”の私見を述べたたいと思います。
これにあたっては「Wikipedia」や、WEBサイトの情報を参考にしました。
間違っていれば、ご指摘いただければ幸いです。。

 ”でんでん”の結論

○今回の告訴は、「スイング・サイエンス社」と「フィルモア社」のモズライトの

 営業利権をめぐる醜い争いに、巻き込まれたもので、「モズライト」という商標

 を使ったことについて、訴えられるのは仕方がないとしても、「詐欺」というのは

 事実とは言えません。

 フィルモア社製の加山雄三モデルのモズライトは、ロレッタ夫人(モズライト社)

 が、製作していない時代に、日本で製作された、非常にクオリティの高い(オリジ

 ナルのモズライトと同等の)ギターで、「加山雄三モデルモズライト」として

 「モズライト」とは違ったブランドと言っても過言ではありません。

 「真正品と、音もまったく違う粗悪品だということは、弾いてみればすぐに分かる

 ほどなんですけどね」という「スイング・サイエンス社」の意見が出ていますが

 粗悪品であれば、加山さんが使用されるはずがありません。

 粗悪品を承知で加山さんが、「加山雄三モデルモズライト」の販売を容認して、

 ファンを裏切っているかのように、読者に訴える記事には怒りさえ覚えます。

 また、加山さんが実際に使われているギターだから、ファンの人は購入されている

 ので、そのギターを購入された方で、被害者として損害を請求される加山さんの

 ファンはいないと信じます。

 あたかも、被害者の会が加山さんに損害請求するかのようにも書かれていますが、

 興味本位で書かれたとしか思えません、記事の訂正を求めます。

WEBを調べてわかったことを、簡単にまとめてみました。

○モズライトはセミー・モズリー氏が作ったギターのブランド名(商標)

○1992年、モズリー氏が死んでからは、妻のロレッタ夫人が引き継いで作って

 いたが、1994年に倒産した。

 加山さんの1993年モデルは、死ぬ前にを得た上で製作された。

○アメリカでの製作ができなくなってから、それまで仕事で関係のあった日本の

「黒雲製作所」と「フィルモア社」が日本製のモズライトを製作していた。

○両社は「モズライト」の商標をめぐり、裁判で争っていたが、つい最近、両社とも

 正式な継承とは認められず、ロレッタ夫人が正式と認められた。

○2,3年前に「スイング・サイエンス社」が、行方のわからなかったロレッタ夫人を

 探し出し、取り込んで、裁判を起こし勝利した。

 京都に工房を作って、昔の技術者を連れてきて、真正の「モズライト」として

 モズライトを製作している。

○純正のモズライト(アメリカのモズライト社製)は、今は製作されていない。

○「フィルモア社」のモズライトは、芸能人モデルには問題ないらしいが、一般向け

 モデルには、不良品が多いらしい。

 そのことで、被害者からの損害請求はあるかもしれないが、加山さんへの請求は考えら

 れない。

○ギター業界では、「フィルモア社」製のモズライトが、オリジナルのモズライトに近い

 と言われている。

 

参考にした、WEBサイトは

「モズライト(Wikipedia)」

「モズライト商標権争奪戦」

「Yahoo 知恵袋」

  以上。 

10年09月18日新設