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「ひ と」
(朝日新聞 2010.9.29) |
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9月29日の朝日新聞に掲載された、体操のオリンピック金メダリスト、塚原光男さんの特集記事の中で、加山さんに関する記載がありましたので、紹介します。
”フルハッチャン”さんからご提供いただきました。ありがとうございました。
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ひと |
選手達の応援歌をつくったロンドン五輪対策委員長
塚原光男さん(62)
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月面宙返り(ムーンサルト)で世界を驚かせたミュンヘン五輪から38年。体操ニッポンを支えた金メダリストがエレキギターを手に「チーム・ジャパン」を奮い立たせる。
日本オリンピック委員会の2012年ロンドン五輪対策プロジェクト委員長。目標は北京の9個を上回る金メダル15個。北京を振り返り、「取りこぼしがあった。大切なのは精神面」。団結力を強めるための応援歌づくりを思いついた。
自らの成功体験もある。1968年のメキシコ五輪から連続で3大会で計5個の金メダル。「明け方まで加山雄三さんの曲を聴いた。音楽は癒しだけでなく闘志もくれる」
中学生のときからギターを弾いていた。河合楽器の体操部に進んだのも音楽が好きだったから。06年、ライブハウスに立ち寄って再び血が騒いだ。自宅に眠っていた金色の三日月形のエレキギターを引っ張り出して、おやじバンド「ムーンサルト」を結成した。
自ら詞を手がけた応援歌のタイトルは「強いものは美しく」日本人初の金メダリスト、故・織田幹雄さんの言葉から拝借した。
〜かがやく 未来を創ろうよ 世界にひとつ 君だけに
同じ詞で。曲はバラード調とアップテンポの2曲。「ロンドンまでに5曲つくる。選手それぞれにお気に入りを見つけてほしい」
11月6日、アジア大会(中国・広州)の結団式で選手に初披露する。
文・藤島真人 写真・林正樹月
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