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  <吉本隆明>新刊本のお知らせ
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   三月書房
   604-0916 京都市中京区寺町二条上る
     TEL:075-231-1924  FAX:075-231-0125
   <sangatu@mbox.kyoto-inet.or.jp>
   http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/
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  *三月書房さんよりいただいてある吉本さんの新刊情報を、随時掲載します。在庫等のお問い合わせ及びご注文は三月書房さんへ。(なお、このページは三月書房さんより許諾を得て作成しています)


 以下、08/7/5更新 *久々の更新となります。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2008/07/02(その3)

近刊のお知らせ
○「心的現象論本論」
   A5判/541頁 定価8000円+税 発行・文化科学高等研究院
   7月4日刊行予定。
   
 ※この本は昨年出た20000円版と50000円版と同内容の廉価市販本です。
  新たな序文等は何もつかないようです。
  仕入れは可能ですが、ご注文があってから取り寄せることになります。
  1週間程度かかるでしょう。
  
  なお、文化科学高等研究院からは「心的現象論」の序論と本論を収録
  した70000円の版も出る予定ですが、こちらは発行所の直販のみだそう
  ですから、うちの店で仕入れる予定はございません。

近刊のお知らせ
○「現代思想8月増刊 特集・吉本隆明」 青土社
 
 ※いまのところ8月頃に出る予定らしいということ以外は不明です。
  詳細がわかり次第お知らせします。
  

非<吉本隆明>本 近刊のお知らせ

○佐藤幹夫「『自閉症』の子どもたちと考えてきたこと」
  四六判/上製/250頁 定価1800円+税 洋泉社
  7月上旬刊行
  
 ※「飢餓陣営」の編集発行人氏の新刊です。昨年岩波書店から出た、
  「裁かれた罪 裁けなかった『こころ』―17歳の自閉症裁判」は
  なかなかよく売れました。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2008/07/02

近刊のお知らせ
○ほぼ日CDブック
 『吉本隆明の声と言葉。:その講演を立ち聞きする74 分』
   編集構成:糸井重里 
   発売予定日:2008年7月18日
   価格:1,500円(税込)
   発売元:株式会社東京糸井重里事務所
   特典:書籍内の袋とじのページに記載されている秘密のURLにア
   クセスすると、吉本隆明さんの講演をまるごと2本(「太宰治」
   1994年 197分/「日本経済を考える」1988年 123分)を無料でダ
   ウンロードしていただけます。
 
 ・宣伝文
  「今回のこの企画は、吉本さんちの門前でうろうろしていてよかった、
  と思うぼくが、近くの友だちに向けて手招きしているようなものだと
  お考えください。『損はさせねぇ』つもりですから。」──糸井重里

  1960 年代〜90 年代までおこなわれた吉本隆明さんの講演を記録した
  音源は、録音状態の芳しくないものも含めて約170 回分存在します。
  このうちから、糸井重里が「ちょっとちょっと、ここ聞いてみて!」と
  あちこちを抜きだしてコラージュのように構成したものが、74 分にわ
  たるCD です。
  厚めのライナーノーツとしてお役立てれば、という気持ちで、本の形で
  CD に入っている、吉本さんの声を文字にしたものと、糸井重里の解説
  (この部分を選んだ理由)を紹介しています。糸井が定期的に通って吉
  本家の居間で話していたこと、たとえば「人間らしさはなにで決まるの
  か」「速度が統制するもの」など、二人の対談も収載しております。
  
 ※紀伊国屋さん他一部の書店でしか店頭販売されませんから、お早めに
  ご予約下さい。送料はたぶん無料サービスできると思います。現物を
  見ていないので確実ではありませんが、ふつうサイズの本でしたら、
  大丈夫です。
  
こちらの大物はまだ詳細不明
○「50講演が入ったCD115枚セット」税込み5万円。送料無料の予定。
 
 ※こちらは講演のタイトル等詳細不明です。わかり次第お知らせします。
  弓立社から刊行されたのとどの程度だぶるのかわかりませんが、あち
  らは3講演6枚で9000円でしたから1講演3000円。今度のは50講演5万円
  なので1講演1000円の計算になります。したがって半分程度だぶった
  としても高くはないでしょう。
  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2008/06/25

某氏からの情報です
○経済誌ダイヤモンド社の"ダイヤモンド・オンライン"というサイトで
糸井重里が
【イトイ式 コトバの解体新書 〜吉本隆明がくれたホンモノの言葉〜】
という連載コラムを始めたようで、現在、6月25日第1回分が掲載されております。
このサイトは同社週刊誌記載のコラムが多いようですので、そちらにも載ってい
るのかもしれませんが、オンラインはタダで読めます。ご参考まで。

※さっそく検索してみたところ、たしかにタダで読めました。タダにしては
写真付きで4頁もありけっこう読みでがあります。
http://diamond.jp/series/itoi_yoshimoto/10001/

「週刊ダイヤモンド」はうちの店には無いので確実ではありませんが、
このサイトにあった目次を見る限りでは、最新号(6月28日号)にこの記事は載っ
ていないようです。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2008/06/10

本日入荷
○猫々堂「吉本隆明資料集76:物語の現象論・若い現代詩」
      全111頁 頒価1300円+税(送料80円)
    
  ・目次
    吉本隆明氏を囲んで(佐賀)
    物語の現象論
    色の重層
    伊東聖子『新宿物語』
    古井由吉について
    若い現代詩
    編集ノート

  ※「囲んで」は1980年に佐賀での講演会後にあった「囲む会」の記録
   で、「近代文学散歩特集号(1981/11)」に掲載されたもの。吉本氏以
   外の発言者は13名で40頁。講演は「生きることについて」で、現在
   は「新・死の位相学(春秋社)」で読めます。
   
   「現象論」は「早稲田文学(1982/04)」掲載。28頁分。
   
   「色の重層」は「心的現象論・了解論」の一部を校訂して「is増刊 
   総特集『色』(1982年)」に掲載されたもので14頁分。
   なお、この「is増刊」は以前から新本バーゲンとして販売してました
   が、これが載ってることは知りませんでした。
   元定価1360円+税のところ50%引きで680円+税で販売中です。在庫僅少。
   http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/zokki/pola.htm
   
   「新宿物語」は1981年刊行の三一新書の推薦文で1頁。帯文か抜か広告
   かは忘れましたが、この本はいまでも出版社には在庫があるようです。
   
   「古井由吉」は1982年刊行の「古井由吉 作品一」の月報で3頁。
   
   「現代詩」は1982年9月の講演が「現代詩手帖1982年11月号」掲載さ
   れたもので19頁。その後、大幅に加筆されて大和書房刊の「増補戦後詩
   史論」に収録。
   
  ※次号は「マス・イメージ論(上)」で7月中旬予定。
  
○「文藝春秋 7月号」税込定価710円 文藝春秋
  「「蟹工船」と新貧困社会:これこそ「第二の敗戦」だ」
  
  ※吉本氏の談話については昨日お知らせしたとおりですが、巻頭グラビ
   ア「日本の顔 猪木武徳」に、猪木氏が三月書房前をお通りになって
   いる写真が載っています。南隣の五色豆屋さんがお休みなので、たぶ
   ん日曜日の午後でしょう。

猫々堂さんからコピーをいただきました
○「徳島新聞 5月11日朝刊」掲載
  「太宰治『駆込み訴え』」
  
 ※共同通信配信の読書欄の囲み記事です。見落としたかもしれませんが
  「京都新聞」には未掲載のような気がします。
  近影写真付きで800字程度の談話記事です。
  
原文は未入手ですが、小金井市の方の情報によれば
○「東京新聞 6月7日朝刊」にインタビュー記事が載ったそうです。
  「吉本隆明さんに聞く 団塊世代なぜドストエフスキー」
   副題「自立せぬから、すがる 定年後の不安重ねるな」
   
  ※2頁にわたるものだそうですから、なかなかのボリュームのようです。
   ドストエフスキーについては先の「文藝春秋」にも言及があり、
   例の拡大鏡にて新訳の「カラマーゾフの兄弟」を読書中とのことで
   した。よくあんな拡大鏡で大長編を読めるものだと感心いたします
   が、なかなかお元気そうでたいへんけっこうなことです。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2008/05/19

ちょっと気づくのが遅かったですが、いちおうお知らせしておきます
○「ほぼ日刊イトイ新聞」にて「吉本隆明 日本の子ども」がアップ済み
 です。例によって糸井氏が聞き手のインタビューで、「教育」について
 の話が全12回分読めます。(2008/04/29〜05/09)。おまけとして、雛飾り
 の前でのおしゃべりのライブ映像も少し見ることができます。
 http://www.1101.com/nihonnokodomo/index.html
 
 それから、2008年7月19日に昭和女子大学人見記念講堂で開催される、
 吉本氏の後援会のお知らせがこちらのページにあります。
 http://www.1101.com/yoshimototakaaki/index.html
 
 このページには過去の講演のCDブックの発売情報も載ってますが、詳細は
 不明です。追って調査してわかればお知らせします。


 以下 5/12更新


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/04/29

昨日の新聞ですが見落としてました
○朝日新聞2007/04/28「分裂にっぽん 番外インタビュー」

 ※吉本氏記事の大見出しは「身近な平等から始めよう」、
  中見出しは「おかしくなる時は、中流層から」と「隣の人を支える。
  まず親がかわれ」。
  頁の右半分の5段分で、ポートレイト写真付きです。
  
 ※ちかごろ朝日新聞はいしいひさいちの漫画とスポーツ欄と本の広告く
  らいしか読まないので、親切な方が知らせてくださるまで気づきませ
  んでした。また見落としてるような時はお知らせよろしく。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/05/01

近刊のお知らせ
○「現代詩手帖6月号 特集:岡井隆の挑戦 全歌集さらなる展開へ」に
 吉本氏の書き下ろし論考「岡井隆の近業について」が掲載されます。
 同誌の編集氏からのメールによりますと“約10頁ほどの予定で進めてい
 ます。ただ組み方によってはもっと減るかもしれません。すでにご原稿
 は入っておりますので、楽しみのお待ちいただければと思います。”
 とのことです。
 この特集には他に、岡井隆講演、齋藤愼爾司会の討論会(岡井隆、小池
 光、花山多佳子、穂村弘ほか)などが掲載の予定です。
 定価は不明ですが普通号は1200円(税込)、送料は100円の予定です。
 5月末に刊行予定ですからご予約ください。
 

掲載誌をご存じでしたらお教えください
○「鍼灸関連の業界誌」?に15頁。たぶんインタビューです。
 刊行済みか刊行前かは不明です。
 
 この情報は2チャンネルの「【情況へ】試行の行方【吉本隆明】」とい
 うスレッドの4月28日付けの書き込みに載ってました。このスレは2チャ
 ンネルらしくなくて、かなりまともな雰囲気です。
 http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1174555288/
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/05/03

本日2点入荷しました。ご予約者には本日発送します。

今日の新刊
○「iichiko 94号:特集 吉本隆明の『心的現象論』了解論」
  河北秀也 監修/山本哲士 編
  A5/判並製/128頁/定価1800円+税 新曜社・発売
  (これ1冊の送料は100円)

 ※巻頭の吉本隆明インタビューは「『心的現象論』を書いた思想的契機:
  オンデマンド出版形態での刊行を前に」で13頁あります。
  他に「『心的現象論』了解論」の抜粋が50頁、山本哲士による「『心
  的現象論』の核心」が10頁。
  
 ※このオンデマンド版とは3月31日号にてお知らせ済みのものです。


発行時に見落としていた雑誌が入荷しました。余分は少量ございます。
○「男の隠れ家別冊 書斎〜男の愉悦空間」
   A4判/162頁 (ほぼオールカラーのグラビア誌)
   定価1200円(税込)  あいであ・らいふ 発行
   (これ1冊の送料は100円です)
 
 ※吉本氏の記事は4頁分(文・相庭泰志/撮影・多賀谷敏男)
  見出しは「毎日の仕事を支える3灯の明かりと拡大読書器/行動範囲
  が狭まっても失われない創作意欲」
  おなじみの三度笠と藤田まこと色紙と拡大読書器のある書斎の写真が
  数枚あり、本棚の書名がかなりたくさん確認できます。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ(その2)  2007/05/03

さきほどお知らせした別冊は再録でした
○「男の隠れ家別冊 書斎〜男の愉悦空間」
   A4判/162頁 (ほぼオールカラーのグラビア誌)
 定価1200円(税込)  あいであ・らいふ 発行
   (これ1冊の送料は100円です)
 
 ※吉本氏の記事は2004年12月号に掲載されたのと同じ記事でした。
  「男の隠れ家」通常号から、「書斎」訪問の連載をまとめたものです。
  その他は唐十郎、車谷長吉など30名ほど。「書斎」に関心がおありの
  方にはまとまってて便利でしょう。
 ※前回の雑誌をお持ちの方にはご不要か思いますから、ご予約はいった
  んキャンセルとします。お入り用の方はあらためてご注文ください。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/05/07

新刊の入荷予定日
○『吉本隆明に関する12章』齋藤愼爾【責任編集】
   新書判/288ページ/定価820円+税  洋泉社
   
 ※明日8日発売予定。
  執筆者のおひとりである猫々堂氏の話では、吉田純さんの「吉本隆明
  と写真」がとくによかったとのことです。
    
○猫々堂「吉本隆明資料集65:心的現象論 了解論I」
 
 ※明後日9日入荷予定。「了解論」は全3冊です。
 
※上記2冊のご予約をお待ちしてます。
 「イイチコ」と「米沢時代8」と「別冊男の隠れ家:書斎」もどうぞ。

※上記2冊をご予約の方には揃ってから発送する予定です。別送ご希望の
 方はご連絡ください。
 

「吉本隆明全講演ライブ集」最終回のお知らせ
○「吉本隆明全講演ライブ集第18巻:心とは何か」
  「受け身」の精神病理について/異常の分散/言葉以前の心について
   CD6枚(439分)/テキスト96頁 予価9000円+税

 ※今のところ今月下旬か来月上旬の刊行予定だそうです。
 ※これでビデオ編2巻と合わせて20巻になりますが、このシリーズはこ
  れで打ち切りとのことです。続きは別の方式となるようですが、公式
  発表はまだです。
  

新本特価入荷予定
○「日本近代文学の名作」と「現代日本の詩歌」。
 どちらも毎日新聞社刊行ですが、特価本が今週末に入荷予定です。
 販売価格は50%引き、送料は1冊100円の予定です。
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/05/08

本日入荷
○『吉本隆明に関する12章』齋藤愼爾【責任編集】
   新書判/288ページ/定価820円+税  洋泉社
   (これ1冊の送料は80円)

 ・目次
  まえがき
  第1章 吉本隆明と恋愛  勢古浩爾
   戦後最大の事件/自滅か死か逃亡か/「いい人」たちの三角関係/
   おまえはただの男にすぎない/奪う者と奪われる者/どこまでも残
   る罪悪感
  第2章 吉本隆明と漫画    四方田犬彦
   はじまりは岡田史子/吉本「語相論」の衝撃/「語相論」で何が語
   られているか/吉本隆明と鶴見俊輔の違い/吉本漫画論はいかに理
   解されたか
  第3章 吉本隆明と住居    石関善治郎
   六度の引越しと建売住宅/生涯一度の土地の購入あるいは幻に終わっ
   た注文住宅/本駒込の家での歳月/少年を育んだ佃の家
  第4章 吉本隆明と論敵    松岡祥男
   論争家・吉本隆明の資質/壺井繁治・岡本潤/花田清輝・武井昭夫
   /『近代文学』/大江健三郎・江藤淳/柄谷行人・浅田彰/その他
   の人間
  第5章 吉本隆明とテレビ   毛利ユリ
   「女人」正機/事実と劇/エゴとエネ/地デジと強権消費
  第6章 吉本隆明と音楽    小林未樹
   二つの実演と一つのライブ/「吉本隆明の音楽」逍遥/三人の歌姫
   /吉本隆明にとって音楽とはなにか
  第7章 吉本隆明と写真    吉田純
   「食べる仕事を優先してください」/「好きなようにやって結構で
   す」/「さすがプロはうまいもんだ」/事実は事実であって真実で
   はない/〈聖父子像〉/「私は講演が苦手だ」/「早食いと早読み
   は負けたことはないよ」/「写真集に原稿書きますよ」
  第8章 吉本隆明とファッション  川崎賢子
   吉本隆明は鍛えられた肉体で思考する/ホモジーニアスという概念
   /吉本エロス論の変容と川久保玲との遭遇/「裸身(ヌード)につ
   いて述べたことは、すべて衣裳にも流通する」/批評の死と限界を
   直視するためのヒント
  第9章 吉本隆明と猫     高橋忠義
   猫が「救いだったことも無数にある」/行列のできる猫の駆け込み
   寺/食い物の名がついた猫銘銘伝/受け身の可愛がられ方が欲しい
   から猫を飼う/猫ブームの底には家族関係の荒れがある
  第10章 吉本隆明と家族    藤井東
    家族のイメージを浮上させるために/吉本さんが育った家族/吉
    本さんの家族と海/子育て/吉本さんと孫/老年期の家族/家族
    の力
  第11章 吉本隆明と編集者   齋藤愼爾vs.小川哲生
   出会いの最初/(小)出版社とのつき合い/吉本隆明の読者論/救済
   と訣別/吉本隆明の孤独/これからの吉本隆明
  第12章 吉本隆明と映画    齋藤愼爾
   もう映画にはタッチしない/映画批評における吉本隆明の営為を総
   覧すれば/思想的モチーフを十全に展開した突出した映画批評/過
   酷な戦中体験からあがなったモラル/従来の映画批評には見い出す
   ことのできない吉本氏独特の世界/雑誌『映画芸術』編集長小川徹
   への加担/吉本映画批評の先見性
  あとがき

 ※第7章の「吉本隆明と写真」に「写真集に原稿書きますよ」とあるのは
 「イザイホー 沖縄・久高島」(1993年刊行)のことです。
  写真 吉田純/解説(イザイホーの象徴について)吉本隆明 
  税抜価格4660円 ジュンフォト出版局
 
 約30センチ四方のモノクロ写真集です。
 在庫ございますから通販可能です。
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/05/09

本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集65:心的現象論 了解論I」
    全123頁 頒価1500円+税(これ1冊の送料は80円)
    
  ・目次
    了解論1〜8
    編集ノート
    
 ※猫々堂版「了解論」は3分冊で、これがその1冊目です。
  『試行』46号(1976)〜53号(1979)掲載分ですが、「了解論」はこれま
  でどこからも刊行されていません。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/05/10

<吉本>本の新本バーゲンのお知らせ
どちらも50%引きで、送料は1冊100円、2冊180円です。

○「日本近代文学の名作」(構成:大井浩一/重里徹也)
  四六判/187頁 2001/04刊 定価1500円+税  毎日新聞社

 ・帯の文
   漱石『こころ』、芥川『玄鶴山房』、賢治『銀河鉄道の夜』、乱歩
   『陰獣』、谷崎『細雪』、安吾『白痴』…明治・大正・昭和の名作
   24篇のエッセンスを深くさぐりながら、近代日本が抱え込んだ諸問
   題を解き明かす、吉本文学論の精髄!


○「現代日本の詩歌」(構成:大井浩一/重里徹也)
  四六判/205頁 2003/04刊 定価1500円+税  毎日新聞社

 ・帯の文
   谷川俊太郎、俵万智、田村隆一、吉増剛造、宇多田ヒカル…。
   深く豊かな表現によって時代に光芒を放つ詩人たちを解読し、
   「感性の現代史」を描き出す。練達の批評が語る詩の真髄!

 ※まだどちらもまだ文庫にはなっていません。定価販売の分は絶版にな
  るはずですから、お買い漏らしの方はお早めにどうぞ。

 ※「〈吉本隆明〉本バーゲン・コーナー」に一覧表を掲示しましたから
  ご利用ください。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/yosimotohon/yosimoto-tokkahon.htm
 



 以下 4/28更新


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/03/28

近刊のお知らせ。
○「吉本隆明全講演ライブ集」」
   第17巻<DVD版>『ハイ・イメージ論199X』
   予価(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
   4月上旬刊行予定。
   
 ※「ハイ・イメージ論と世界認識」を語る6時間半の徹底トーク、だそう
  です。
 ※送料無料でお送りしますからご予約ください。
 ※全巻ご予約の方でこの巻のみご不要の場合はお早めにご連絡ください。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/03/31

仕入れ不能の高価本ですが
○「心的現象論」(オンデマンド版)
   ペーパーバック版 予価20000円
   愛蔵本      予価50000円
    4月末刊行予定   文化高等学院出版局
    
 ※詳細は不明ですが、「試行」に既発表のものをまとめるだけでしょう。
  加筆修正があるとは思えません。書店での発売はなしで、直接販売の
  みだそうです。
  
 ※周知の通り同内容のものが猫々堂から刊行中です。既刊は
  『心的現象論 眼の知覚論・身体論』1800円+税
  『心的現象論 関係論』1600円+税
  未刊は3冊で各予価1500円+税程度。5月頃から刊行されるそうです。
  こちらは揃いでも半額以下ですから、オンデマンド版は〈吉本〉本の
  コンプリート・コレクター以外の方にはまずご不要でしょう。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/04/03

本日2件入荷しました。ご予約者には本日発送します。

○猫々堂「吉本隆明資料集64:小林秀雄・芥川龍之介における虚と実」」
    全119頁 頒価1300円+税(これ1冊の送料は80円)
    
  ・目次
    小林秀雄
    芥川龍之介における虚と実
    痛切な仕事
    
  ※初出は「小林秀雄」が『近代日本思想体系:小林秀雄』の解説、
   「芥川龍之介における虚と実」が『国文学 解釈と教材の研究(1977
   年5月号)』で、どちらも大幅に加筆されて「悲劇の解読」に収録。
   「痛切な仕事」は今川文雄訳『訓読名月記』(河出書房)の内容見本。
   
  ※次回、第65集は「心的現象論 了解論I」で5月上旬刊行予定。
   この「了解論」は全3冊の予定と聞いています。
  
  
○「吉本隆明全講演ライブ集」」
   第17巻<DVD版>『ハイ・イメージ論199X』
    第1部 吉本隆明講演
    第2部 質疑応答
     DVD2枚/テキスト92頁 定価(本体9000円+税450円)
     吉本隆明全講演CD化計画・発行
       
 ・宣伝文
   講演は「ハイ・イメージ論と世界認識」。
   世界の現状をどのように考え、どこが重要なのかを、〈世界の中の
   日本の位置〉〈都市について〉などから考える。六時間半、吉本一
   人が講演し、質疑応答に応えた、数多い講演の中で最長の徹底トーク。

 ※このシリーズは送料無料で通販します 
  バックナンバーはこちらをごらんください
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/yosimotohon/yosimotolive.htm


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/04/05

近刊のお知らせ
○『吉本隆明に関する12章』齋藤愼爾【責任編集】
   新書判/288ページ/定価820円+税  洋泉社
   
 ・帯の文
  〈恋愛〉〈漫画〉〈住居〉〈論敵〉〈テレビ〉〈音楽〉〈写真〉
  〈ファッション〉〈猫〉〈家族〉〈編集者〉〈映画〉――
  12の小文字の思想からアプローチする、
  従来の吉本隆明論とは一線を画すエピソードに満ちた本。

 ・まえがき
  第1章 吉本隆明と恋愛  勢古浩爾
  第2章 吉本隆明と漫画    四方田犬彦
  第3章 吉本隆明と住居    石関善治郎
  第4章 吉本隆明と論敵    松岡祥男
  第5章 吉本隆明とテレビ   毛利ユリ
  第6章 吉本隆明と音楽    小林未樹
  第7章 吉本隆明と写真    吉田純
  第8章 吉本隆明とファッション  川崎賢子
  第9章 吉本隆明と猫     高橋忠義
  第10章 吉本隆明と家族    藤井東
  第11章 吉本隆明と編集者   齋藤愼爾vs.小川哲生
  第12章 吉本隆明と映画    齋藤愼爾
  あとがき

 ※5月7日発売予定です。ご予約ください。
  送料は80円の予定です。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/04/13
 
本日入荷
○「吉本隆明詩全集7:新詩集以後・言葉からの触手」
  四六判/上製/274頁 定価2200円+税
  解説:瀬尾育生(9頁分)、解題:無署名(8頁分)、
  折り込み別冊「吉本隆明年譜(4)」高橋忠義・編
  
 ・内容
   「新詩集以後 1970−1994」は「吉本隆明新詩集第1版、第2版」の
   すべてと、「吉本隆明全集撰」に新たに収録されたもの、及びそれ
   以後に発表された単行本未収録の詩を集成したものです。
   「言葉からの触手」はいまも河出文庫で刊行中のものと同じです。

 ※ご予約者には本日発送します。
 
近刊句集に帯文を書き下ろされたそうです
○「西川徹郎句集:決定版 無灯艦隊―十代作品集」
   予価2500円+税  沖積舎

  「少年のころ破調の俳句に没入し、その破調はとうとう永続数十年に
  して、珍しいほどゆたかな呼吸の出し入れの音に変貌した。今も歩い
  ているのだ。」というものだそうですが、現物は未見です。4月末か
  5月の発売でしょう。吉本氏は以前にも『西川徹郎全句集』(2000年、
  沖積舎刊、15000円+税)に解説を書かれてました。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/04/16

近刊のお知らせ
○「iichiko 94号」特集:吉本隆明の『心的現象論』了解論
   菊判並製128頁 定価1800円+税  新曜社
   4月下旬刊行予定
   
  ※特集は「吉本隆明巻頭インタビュー」「心的現象論:了解論(抜粋)」
   「心的現象論の核心(山本哲士)」の3本立てとのことです。
   
  ※たぶん送料は100円です。ご予約ください。
  

○「資料・米沢時代の吉本隆明について その8」は印刷所に入ったそう
 です。発売は今月末か来月初めの予定。予価850円です。
 ご予約ください。
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/04/20

見落としていた記事を知らせていただきました。
在庫はまったくございません。

○「週刊東洋経済3月10日号」税込670円
   長老の智恵 吉本隆明
    (1)W杯での敗戦は日本社会の解体の象徴のようだった

 「週刊東洋経済3月17日号」税込670円
    (2)国家が関与して銭を出す、そんなものには頼りたくない

 「週刊東洋経済3月24日号」税込670円
    (3)歴史や過去、未来を見つめる、それがなければ表現にならない
    
 ※親切な方が電話で知らせてくださいました。現物を見たわけではない
  のでよくわかりませんが、1回4〜6頁位でしょうか?
  吉本氏の担当はこの3回だけだったようです。
  仕入れることは可能と思いますが2週間ほどかかるでしょう
  
  バックナンバーの目次はこちらで読めます
  http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/backnumber.html


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/04/21

昨日の朝日新聞の記事
○「『感受性の喪失』吉本氏が若い詩人について率直に語る」

 ※インタビュー記事ではありません。
  この記事はいまなら朝日のサイトで読めます。
 http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200704210120.html


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/04/23

本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○「資料・米沢時代の吉本隆明について その八(監修・齋藤清一)
  /兄隆明の思い出(高橋紀子)」
   頒価850円+税(893円) A4判/57頁
   編集・発行 齋藤清一
   (これ一冊の送料は77円です)
   
 ・目次の一部
   はじめに
  *資料・米沢時代の吉本隆明について その八(※38頁分)
    米沢高等工業学校の吉本隆明の同級生による学校生活の思い出
    米沢高等工業学校関係諸資料
     ○生徒名簿、クラス写真ほか全10項目
    吉本隆明夫妻の1986年の米沢行程メモ
    郷右近厚さんのこと−『米沢時代の吉本隆明』の誕生をめぐって
    『米沢時代の吉本隆明』の訂正箇所、補充箇所、並びに追加
    米沢市・新旧町名対比図
  *兄隆明の思い出 高橋紀子
    ○元祖 吉本家の家族写真
    ○吉本隆明の肖像
    ○吉本政枝の肖像ほか全22項目(※15頁分)
   あとがきとして
  
 ※「資料8」も「兄隆明」も珍しい写真や図版が多数掲載されています。
 ※高橋紀子さんは1931年生まれ。六人兄弟姉妹の次女。
 ※資料1〜7は売り切れですが、ここまでは2004年刊行の『米沢時代の
  吉本隆明』にまとめられています。在庫あります。定価2000円+税。
  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/04/25

数日前に出ていたのですが、ぜんぜん知りませんでした。
○「増刊 男の隠れ家 書斎〜男の愉悦空間」
   定価1200円(税込み)  あいであ・らいふ 発行
   
 ※山形の齋藤氏が電話で知らせてくださったのですが、吉本氏は4頁分
  あるとのことです。
 ※現在在庫はありませんが取り寄せ中です。少しお待ちいただけるよう
  でしたらご予約ください。たぶん送料は100円位でしょう。
  




 以下、3/4更新


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/03/03

一昨日発売
○「論座 2007/04」税込定価780円 朝日新聞社
“特集:グットくる左翼”に吉本氏のインタビューが載っています。
「吉本隆明、まだ考え中」と題する8頁分(写真頁を含む)。
この号の詳細はこちらでどうぞ
http://opendoors.asahi.com/data/detail/7935.shtml

※現在在庫ございません。取り寄せ中ですが入荷は来週半ばでしょう。
※この雑誌はうちでは売れないので発売日に入荷しませんでした。
 〈吉本〉本の情報落ちではと、数名の方からご心配いただきましたこと
 に感謝いたします。
  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/03/01

本日入荷
○「SIGHT 2007春」 定価780円(税込) ロッキング・オン
  “吉本隆明自作を語る第9回『心的現象論』”2段組12頁(含・写真頁)
  この号の特集は“誰にも聞けない、鬱のリアル”
  これ1冊の送料は80円です。



本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集63:戦後詩の体験・宮沢賢治論」
    全88頁 頒価1200円+税
    (これ1冊の送料は80円)
    
  ・目次
    ショウリョウバッタの音
    戦後詩の体験
    宮沢賢治論
    政党政治、ロッキード事件からUFO、スマートボールまで
    現代における政治過程にとっての自立とは何か
    
  ※初出は「ショウリョウバッタの音」は『インセクタリウム(1976年
   9月号)』。「戦後詩の体験」は『磁場(10号)』で、加筆されて「戦
   後詩史論」に収録。「宮沢賢治論」は『文学(1976年10月号)』で、
   「童話的世界」と解題して「悲劇の解読」に収録。「政党政治、…」
   は『週刊プレーボーイ(1976年12月21/28日合併号)』。「現代におけ
   る政治過程…」は1968年10月の講演を『駒沢大学新聞(1971年10月15
   日号)』。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/01/19

本日入荷しました。ご予約者には本日発送しました。
○猫々堂「吉本隆明資料集62:西行 僧形論・武門論」
    全114頁 頒価1300円+税
    (これ1冊の送料は80円)
    
  ・目次
    西行
     僧形論(1〜4)
     武門論(1〜3)
    生きていた西行
    編集ノート
  
  ※「編集ノート」によれば、「僧形論・武門論」は「海」1976年5〜11
   月号が初出で、その後1987年に「歌人論」を加えて「全集撰」に収
   録され(※)、現在は講談社文芸文庫版になっています。
   「生きていた西行」は「墨」第73号(1988年刊)が初出。

○来週初に発売予定の「真贋」の告知サイトです
http://www.kodansha-intl.com/books/html/jp/9784770040695.html


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/01/20

予定より早く本日入荷しました
○「真贋 Shingan」 
  四六判/上製/240頁 定価1600円+税 (※送料160円)
  講談社インターナショナル  

 ・帯の文
   毒にも薬にもなるヒトの見方、モノの見方
   常識的な「問い」と「答え」が氾濫する世の中に
   真っ向から対峙する。
   今、本当に考えるべきこととは何か。
   現代を生き抜くための究極の視点
   
   …まずはどうでもよさそうなことから考えてみる。そういった視点
   が必要なのではないか。これまでとはちょっと違う部分を見る。そ
   うしたことで少しは世の中の見方が変わっていく可能性があるかも
   しれない。(まえがきより)
  
 ※版元の編集者(辻本充子氏)によるインタビュー本です
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/01/27

本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○「思想のアンソロジー」
   四六判/273P 定価1900円+税 筑摩書房
   (これ1冊の送料は160円)

 ・帯の文
   書き下ろし
   何を読みどこに執着しどう考えた。
   膨大な書物とむきあい思索を重ねてきた思想家吉本隆明。
   その思索の全体を、アンソロジーに仮託した
   戦後最大の思想家の集大成。
 
 ・内容
   大江匡房『傀儡子記』『遊女記』
   『おもろさうし』
   片歌(『記』歌謡)
   祝詞『六月晦大祓』『大殿祭』
   千石イエス
   藤田まこと
   天草方言
   藤原定家『毎月抄』
   釈正徹『草根集』
   世阿弥『風姿花伝』
   『建武式目』
   南方熊楠『トーテムと命名』
   辻潤『浮浪漫語』
   なかやまみき『おふでさき』〔ほか〕
   
 ※著者のあとがきによりますと、この本は「吉本の著書というより、
  吉本選および解説としたほうがふさわしいものだ」そうです。
  上記の他、明恵、法然、親鸞、本居宣長、柳田国男、保田與重郎、小
  林秀雄、安藤昌益など全部でおよそ70項目。古典については原文と口
  語訳と解説、近現代のには原文と解説というのが基本的スタイルです。
  なお「藤田まこと」は、書斎に貼ってある例の色紙(『週刊四国遍路
  の旅』に写真あり。詳しくはこのメルマガの2006/04/21号参照)の
  「恥ずかしながら一生芸人です」です。藤田氏も聖徳太子や夏目漱石
  と同格に扱われて、驚かれるのではないでしょうか。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/02/01

近刊のお知らせ。
○「吉本隆明全講演ライブ集:16巻(通巻18)『昭和の批評と詩』」
   予価(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行

 ※弓立社のサイトの予告(2006/10/22)によれば「小林秀雄を読む、小
  林秀雄と古典、中原中也・立原道造−自然と恋愛」となっています。
  何も書いてありませんが、今回はまたCD6枚組でしょう
  
 ※いまのところ2月7日入荷の予定です
 ※このシリーズに限り送料は無料サービスです。ご予約ください。
 ※ご予約者でこの巻ご不要の方はご連絡ください。



 以下、1/14更新


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/01/10

鹿島茂さんの「吉本隆明論」新連載
○平凡社のPR誌「月刊百科 2007年1月号」に
鹿島茂「吉本隆明1968 [1]  吉本隆明はなぜ偉いのか?」が掲載されて
ます。2段組6頁。団塊世代の「四〇年後の吉本隆明体験」の総括とのこ
とです。予定は書いてありませんが、順調に行けば少なくとも1年は続く
連載ではないでしょうか。

申し訳ございませんが、当店に残部はございません。いまなら大手書店で
ゲットできるかもしれませんが、平凡社に直接申し込まれて、年間購読さ
れることをおすすめします。
1年分1050円です。お申し込みは下記のサイトでどうぞ。
なおこの号には「追悼・白川静」として石牟礼道子、石川九楊ほかの追悼
文も掲載されています。
http://www.heibonsha.co.jp/gekkan_hyakka/


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/01/10(その2)

まったく知りませんでしたが、食べ物雑誌で連載が始まってました。
2006年12月12日付にて、弓立社さんの情報として「『プレジデント』に3枚」
というのをお知らせしましたが、どうやらこれのことだったようです

○「danchu(ダンチュウ)」@860円 プレジデント社
この雑誌の1月号から「おいしく愉しく食べてこそ」というコラムを連載
されてます。
3段組1頁で1月号は「正月仕度」、2月号は「味についてあれこれ」。
毎月5日頃発行の月刊誌ですが、巻頭コラムですから、少なくとも1年は
続くのではないでしょうか?
うちの店にはどちらの号もまったく在庫ございません。先月号も今月号も
明日発注しますが入荷はちょっと先になるでしょう。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2007/01/11

新刊のお知らせ
○「真贋 Shingan」 
  四六判/上製/240頁 定価1600円+税 
  1月下旬刊行予定  講談社インターナショナル

 ・宣伝文
   毒にも薬にもなるヒトの見方、モノの見方
   今、本当に考えるべきこととは何か。
   
 ・目次
   1 善悪二元論の限界
   2 批評眼について
   3 本物と贋物
   4 生き方は顔に出る
   5 才能とコンプレックス
   6 今の見方、未来の見方
   
 ※この本のための語りおろし(聞き書き)だそうです。
  ご予約ください。
  順調に行けば筑摩の新刊とほぼ同日頃入荷の見込みです。
  


 以下、1/1更新


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/12/12

本夕入荷しました。ご予約者には明日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集61:太宰治試論・情況の根源から」
    全94頁 頒価1200円+税
    (これ1冊の送料は80円)
    
  ・目次
    太宰治試論
    文学の現在
    情況の根源から
    編集ノート
  
  ※「編集ノート」によれば、「太宰治試論」は「国文学 解釈と教材
   の研究」1976年5月号が初出で、その後、大幅加筆の上「悲劇の解読」
   に収録。
   「文学の現在」は講演で「而シテ」第5号(1976年刊)が初出。
   「情況の根源から」も講演で「乾坤」創刊号(1976年刊)が初出。


弓立社さんからの情報によりますと、
○“いつのことか分かりませんが、「プレジデント」に3枚ほど書いた、
と伺いました。あるいは、新年号かも知れません。”とのことです。
「プレジデント」は平素扱っていませんからよくわかりませんが、同誌の
サイトを見た限りでは、「12月4日号」、「12月18日号」、そして「1月1日
号」には見あたらないようです。
http://www.president.co.jp/pre/index.html
同誌は月2回刊行です。次号は年明けでしょう。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/12/17

川崎市の方からメールをいただきました。
○“今朝、「日経新聞」に付録として月に1度ついてくる「日経マガジン
12月号」を見ていましたら、吉本さんのインタビュー構成の記事が写真2
葉とともに掲載されていました。「物書きよりも生活者として」という2
ページの記事です。”ということです。

※今朝の新聞ですから、昼過ぎまでにコンビニとかキオスクで探されれば
購入できるでしょう。うちも購読していませんから、後で買いに行ってみ
ます。なお、日経のサイトでは有料で読めますが、会員登録が必要です。
http://nikkei.goo.ne.jp/nkg/fnews_title_access.jsp


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/12/18

本日入荷。
○「キネマの文學誌」齋藤慎爾・編
  B4判/ハードカバー/355頁  定価4700円+税  深夜叢書社

 ・帯の文
   明治以降百年を超える映画史と文学史を縦貫させる初の試み
   キネマの黎明とシネマの爛熟を観た漱石、芥川、谷崎、そして現代
   に至る文学者たちの映画賛歌
   スクリーンから読み解く近現代日本の精神史
   夢の映画文学史
   彼らは何を観たのか
 
   1908〜1944
   石川啄木 夏目漱石 芥川龍之介 谷崎潤一郎 佐藤春夫 横光利一
   山本周五郎 岡本かの子 川端康成 牧野信一 尾崎翠 堀口大學
   寺田寅彦 室生犀星 保田與重郎 内田百間 太宰治 他
   
   1945〜1959
   志賀直哉 梅崎春生 北原武夫 小林秀雄 石川淳 坂口安吾
   江戸川乱歩 中野重治 花田清輝 辻まこと 安部公房 江藤淳 他

   1960〜1969
   尾崎士郎 野間宏 石上玄一郎 瀧口修造 高見順 島尾敏雄 山川方夫
   大岡信 松本清張 埴谷雄高 倉橋由美子 安岡章太郎 武田泰淳
   飯島耕一 種村季弘 秋山清 他

   1970〜1984
   谷川俊太郎 澁澤龍彦 三島由紀夫 吉増剛造 出口裕弘 寺山修司
   石牟礼道子 五木寛之 宇野千代 幸田文 森茉莉 中井英夫
   池波正太郎 小川国夫 池澤夏樹 松浦理英子 他

   1985〜2000
   四方田犬彦 吉岡 実 大岡昇平 吉本隆明 久世光彦 中村稔
   色川武大 関川夏央 塚本邦雄 塩野七生 田中小実昌 須賀敦子
   吉本ばなな 白洲正子 阿部和重 川本三郎 他

  ※吉本氏のは「『それから』という映画」、2段組で2頁半。1987年
   潮出版社刊行の「夏を越した映画」所収。
   
  ※なにぶんにも大冊ですから送料は465円かかります。入荷は数冊です。
   お待ちいただけるようでしたらご注文ください。



<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/12/21

近刊のお知らせ
○「思想のアンソロジー」
   四六判/288P 予価1900円+税 1月25日刊行予定 筑摩書房
   
 ・宣伝文
   思想家・吉本隆明は何を読み、どこに着眼し、どう考えてきたのか
   ――膨大な書物とむきあい思索を重ねてきた著者が、その軌跡をア
   ンソロジーに仮託する渾身の書。
   
 ※これが筑摩書房の1月の新刊案内に載っていたすべてです。先にお知ら
  せした“古代〜現代までの思想に関与する記述およそ60篇に、吉本氏
  の独自の口語訳・解説・注をつけたもの”という情報と合わせて考え
  ると、288割る60ですから1編平均4頁ということになります。正直な
  ところいまいちイメージがつかめませんが、もしよろしければご予約
  ください。




以下、12/3更新


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/11/19

たいへんお待たせしましたが、やっと入荷しました。
○「アナキズム 8号:特集・DIY いま/ここ/自分たちで」
      定価1000円(税込) 『アナキズム誌』編集委員会 
  ※これ1冊の送料は100円です。
  
  ※吉本氏の講演は「『表現論』−'66コンミューン・春の講座」
   2段組で18頁分。1966/05/14と1966/07/02の2回。どちらも講演のみ
   で、質疑応答は省略されています。なお、先にお知らせ済みですが、
   この講演は未刊行とのことです。
   その他の<吉本>関係記事としては、久保隆「『試行』的場所−自
   立誌が流通する時」(2段組15頁)があります。
   個人的には高野慎三「霞を食って−北冬書房の30年」がまことに興
   味深く、かつ長年の疑問の多くに答えてくれるものでした。
   その他の内容はこちらをごらんください。
   http://a.sanpal.co.jp/anarchism/

○先にお知らせした、思潮社「吉本隆明詩集成」は「吉本隆明詩全集」と
タイトルが変更になり、今月末か来月頭に第1回配本予定です。
第1回配本は
 「第2巻 日時計篇T」 本体2000円 256頁
 「第5巻 定本詩集」  本体2400円 304頁


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/11/19

たいへんお待たせしましたが、やっと入荷しました。
○「アナキズム 8号:特集・DIY いま/ここ/自分たちで」
      定価1000円(税込) 『アナキズム誌』編集委員会 
  ※これ1冊の送料は100円です。
  
  ※吉本氏の講演は「『表現論』−'66コンミューン・春の講座」
   2段組で18頁分。1966/05/14と1966/07/02の2回。どちらも講演のみ
   で、質疑応答は省略されています。なお、先にお知らせ済みですが、
   この講演は未刊行とのことです。
   その他の<吉本>関係記事としては、久保隆「『試行』的場所−自
   立誌が流通する時」(2段組15頁)があります。
   個人的には高野慎三「霞を食って−北冬書房の30年」がまことに興
   味深く、かつ長年の疑問の多くに答えてくれるものでした。
   その他の内容はこちらをごらんください。
   http://a.sanpal.co.jp/anarchism/

○先にお知らせした、思潮社「吉本隆明詩集成」は「吉本隆明詩全集」と
タイトルが変更になり、今月末か来月頭に第1回配本予定です。
第1回配本は
 「第2巻 日時計篇T」 本体2000円 256頁
 「第5巻 定本詩集」  本体2400円 304頁


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/11/27

半年以上前に出た本ですが知ったばかりです。少量入荷しました。
○「アリーナ2006(第3号):特集・今ここにある東アジア」 
  中部大学国際人間学研究所・編 B5判/427頁 定価1,800円+税

 吉本氏の特別インタビューは「歴史の事実をめぐって」というタイトル
 で聞き手は大山誠一さんです。2段組で11頁分。大山氏は聖徳太子は実在
 しなかった説でたいへんに有名な古代史研究者で、「聖徳太子の真実
 (平凡社)」や「〈聖徳太子〉の誕生 (吉川弘文館)」などの著書が
 あります。インタビューの他に大山氏の「吉本邸訪問記」3段組5頁分も
 掲載されてます。
 2006年4月の発売だったようです。他の記事は「今ここにある東アジア」
 がメインで、「特集・内藤誠の世界(四方田犬彦ほか)」もあります。
 これ1冊の送料は240円です。初回入荷分はすぐに売れてしまいそうです。
 お待ちいただけるようでしたらご注文ください。


○筑摩書房の新刊「思想のアンソロジー」はいまのところ来年1月末の予
 定だそですが、確定ではないようです。
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/11/30

本日入荷
○「SIGHT 2007冬」 定価780円(税込) ロッキング・オン
 “特集:君は読んだか!自民・憲法改正案の本音”
 吉本氏はインタビュー「9条と日本の戦後思想」8頁分です。この特集の
 その他のメンバーは藤原帰一、小熊英二、中村哲、小林節、伊東真。
 吉本氏の連載の方はお休みです。余分は数冊しかございません。追加発
 注しましたから、お待ちいただける方はご注文ください。これ1冊の送料
 は80円です。

 
○「吉本隆明詩全集2:日時計編」
  四六判/上製/252頁 定価2000円+税
  解説:吉増剛造(15頁分)、解題:無署名(3頁分)、
  折り込み別冊「吉本隆明年譜(1)」高橋忠義・編
  
 ・内容(「MARC」データベースより)
   吉本隆明の詩的精神の営々たる蓄積、原点を形成する豊穣な草稿群
   をまとめた「詩全集2」は、「日時計篇1」として、1950年に制作
   された148篇の詩作品を収録。

  
○「吉本隆明詩全集5:定本詩集」
  四六判/上製/301頁 定価2400円+税
  解説:北川透(11頁分)、解題:無署名(16頁分)、
  折り込み別冊「吉本隆明年譜(2)」高橋忠義・編
  
 ・内容(「MARC」データベースより)
   吉本隆明の詩的精神の営々たる蓄積、原点を形成する豊穣な草稿群
   をまとめた「詩全集5」は、1946〜68年に制作された「固有時との
   対話」「転位のための十篇」「定本詩集」を収録。


近刊のお知らせ
○「学生諸君!;さっそうたる明日へのメッセージ」
  企画協力と解説 齋藤慎爾/四六判/上製/279頁 定価1600円+税
  12月中旬刊行予定

 漱石・賢治・太宰・陽水ほか著となっていますが、帯の文によりますと、
 「32人の真の大人が発信する 学ぶとは、自立とは、生きるとは何か」
 というテーマのアンソロジーです。もちろんすべて旧作からの収録です。
 吉本氏の文は「現代学生論:精神の闇屋の特権を」(8頁分)。これは1961
 年4月17日付「週刊読書人」に掲載され、後に「全著作集 第13巻」に収
 録されたものだそうです。
 その他のメンバーは、寺山、漱石、谷川雁、色川武大、朔太郎、足穂、
 倉橋由美子、渡辺京二、今西錦司、金子光晴、石牟礼、ル=グウィンなど



以下、11/12更新

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/11/01

ちょっと前に出た本を見落としてました。
○「プレイボーイの人生相談:1966-2006」
   週刊プレイボーイ編集部・編 定価1400円+税 集英社
   
 ・宣伝文
   真の教養人による人生相談の最高傑作。古くは柴田錬三郎、今東光、
   開高健、最近では松本人志、リリー・フランキーなど、錚々たるメ
   ンバーによる珠玉の人生訓や哲学を集めた記念碑的1冊

 ※「錚々たるメンバー」に吉本氏が含まれることをうっかりして、仕入
  れておりませんでした。吉本氏は1999.05-2000.01に「悪人正機頁」と
  題して連載してました。この本には3段組で16頁分載っていますが、
  もちろん全部ではありません。この連載は聞き手が糸井重里さんでし
  たが、毎回嘘の読者からの質問に答えるスタイルになってました(29
  歳会社員とか)。この連載を元にした本は、2001年に朝日出版社から
  「悪人正機」として出版され、現在は増補されて新潮文庫になってい
  ますが、こちらは聞き手が糸井氏になっています。その他やや違いは
  あるようですが、基本的にはこの文庫でだいたい全部読めるようです。
  週刊誌連載の方はいずれ猫々堂さんが初出復元を発行してくれるかも
  しれません。
  少量入荷しておりますからお入り用の方はご注文ください。送料は160
  円です。なお本としてはA5判で280頁もありますから、他の回答者に関
  心がおありの場合はかなりお買い得な本ではあります。他の主なメン
  バーは岡本太郎、赤塚不二夫、野坂昭如、遠藤周作、石原裕次郎など。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/10/20

親切な方からお知らせいただきました

“『小説現代』11月号に、吉本隆明さんの原稿が掲載されています。
「大特集 私の心の一冊」の中で、「心身健康な時期の太宰治」というタ
イトルで、太宰の『富嶽百景』について書かれておられます。”
ということです。

『小説現代』11月号は本日発売で税込み880円。発行・講談社。
吉本氏の文は3段組2頁分です。
うちの店には1冊も入荷しておりません。
1週間ほどお待ちいただけるようでしたら仕入れますからご予約ください。
送料は100円の予定です。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/10/03

本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集59:心的現象論(関係論)」
    全151頁 頒価1600円+税
    (これ1冊の送料は80円※クロネコメール便が値下がりしました!)
    
  ・目次
     関係論I〜IX
     編集ノート
  
  ※「編集ノート」によれば、「関係論」は「試行」第37号から第45号
   まで連載され、後に三交社発行の「吉本隆明が語る戦後55年」に再
   録されているとのことです。
   
  ※続刊予定
    第60集「色材論ほか」11月上旬刊行予定。
    第61集「太宰治試論ほか」12月刊行予定
    第62集「西行 僧形論・武門論ほか」1月刊行予定
    

※前号の訂正※
  『アナキズム』第8号の定価は1000円+税とお知らせしましたが、
  税込み定価1000円の間違いでした。スミマセン。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/10/02

○近刊のお知らせ2件

[01]『アナキズム』第8号 「特集・DIY―いま/ここ/自分たちで」
    10月20日頃発行予定/180頁超予定/定価1000円+税
        『アナキズム』誌編集委員会・発行

 編集委員の一人からいただいたメールの一部です
  <今号に、吉本隆明さんの1966年に行われた未発表講演録を掲載予定
  です。松田政男氏、笹本雅敬氏らが主催した「'66コンミューン・
  春の講座」で2回に分けて行なわれた『表現論』と題された講演です。
  川上春雄さんがかつて制作した年譜にもそのことは記載されています。
  高知の松岡さん、山梨の宿沢さんにも確認して未発表のものであると
  いうことが判明しております。
  吉本さんから快く掲載についてのご了解を得たうえで、起こした文章
  を読みやすく構成し直したもの、掲載頁数は18P(400字計算で40枚超
  の分量です)。
  前年に、『言語美』の連載終了・単行本化、『心的現象論』の連載開
  始、そして66年末には『共同幻想論』が開始されるという時期、この
  講演は吉本さんの壮大な仕事が見事にクロスされて展開されている貴
  重なものだと思っています。
  なお、特集の方では、高野慎三「霞みを食って―北冬書房の30年」、
  久保隆「『試行』的場所―自立誌が流通する時」などの論稿も掲載予
  定。>
  
 ※少部数発行の雑誌ですからお早めにご予約ください。予約状況をみて
  多い目に仕入れる予定ですのでよろしくお願いします。なお、音源が
  残っているそうですから、いずれ全講演CDにも収録されるかと思い
  ます。


[02]「生涯現役」吉本隆明(聞き手=今野哲男)
    11月6日発売予定 洋泉社新書y163 定価:本体780円+税 

 [帯と裏表紙の文]
  「老い」の孤独のさなかから、
  老人になってはじめて見えてくるものを語る、
  吉本流「老いの処方箋」の決定版!
  老いてなお現役であるための決意と覚悟の書! 
  「老い」は、階段を踏み外すように突然訪れる。
  われわれはこう考えがちである。「老い」は自然にやってくると。
  だが、黙っていたら老いなんて誰でも同じようにやってくなんて思っ
  ているのは、大いなる錯覚である。
  「老い」と対峙せず、若さを保とうとするとすれば落とし穴に落ちる。
  生涯現役であるために、われわれはどんな場所にたてばよいのか?
  己をめぐる幾多の困難を前に、一度として目をそらさずに発言し続け
  る著者が、「老い」の孤独のさなかから、老人になってはじめて見え
  るものをなお変わらぬ態度で語った、吉本流「老いの処方箋」の決定版!

 ※こちらもぜひご予約ください。これ1冊の送料は80円の予定です。
 



以下、10/8更新


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/09/02

きょうの新刊
○新装版「アフリカ的段階について:史観の拡張」
  定価1600円+税 春秋社
  
 ※「新装版によせて」4頁分が新たに附されたほか、カバーのデザイン
  と帯の文は変更されています。
  この本は1997年に非売品の私家版として「試行」の予約読者等に配布
  された後、1998年に春秋社から市販版が刊行されました。
  

近刊のお知らせ
○「思想とは何か」春秋社 9月下旬刊行予定
 
 ※まだ詳細不明ですが対談本のようです。
  詳細がわかり次第お知らせします
  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/09/04

近刊のお知らせ
○「甦るヴェイユ」 定価1400円+税 洋泉社MC新書
   9月8日頃刊行予定

 ※1992年JICC出版局[現・宝島社(洋泉社の親会社)]発行で、長らく絶版
  になっていた本の復刊。
  2006年8月付け「新書版のためのあとがき」が3頁分附されています。
  
 ※この洋泉社Modern Classics新書シリーズは、定価がふつうの新書の
  2倍見当ですが、渡辺京二「神風連とその時代」、田川建三「宗教と
  は何か(改訂増補)上・下」などなかなか渋い復刊本が並んでいます。
  

非<吉本>本入荷のお知らせ
7月2日号にて宮城賢の新刊2点お知らせしましたが、昨年にも3点出ていた
のを今頃気づいて少し仕入れました。

◎宮城賢「時のおもかげ 宮城賢詩抄」定価1300円+税 美研インターナショナル 
  ※2005年5月発行の旧作と近作からの選詩集
  
◎宮城賢「時代の波の渚に佇んで」定価1300円+税 美研インターナショナル 
  ※2005年7月発行の近作詩集

◎宮城賢「時代の風景」定価1300円+税 美研インターナショナル 
  ※2005年7月発行、ゴヤの絵と組み合わせた新作詩集
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/09/05

近刊のお知らせ
○「吉本隆明全講演ライブ集:14巻(通巻16)『西欧の文学と思想』」
    予価(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行
   
 ・内容
   「ドストエフスキーのアジア」
   「ホーフマンスタールの視線」
   「経済の記述と立場」
   「ポーランド問題とは何か」
   
 ※いまのところ9月12日入荷の予定です
 ※このシリーズに限り送料は無料サービスです。ご予約ください。


○「思想とはなにか」(聞き手・笠原芳光)
   四六版上製カバー装/280頁/本体1800円  春秋社
   10月上旬刊行予定
   
 ・宣伝チラシの一部
   文学から社会思想までの豊かな思索あふれる対話
   今、吉本隆明はなにを考えているか
   
   思想について
   文学における思想
   宗教における思想
   社会・政治における思想
   
 ※これ1冊の送料は160円の予定です。ご予約ください。
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/09/07

本日入荷しました
○「甦るヴェイユ」 定価1400円+税 新書判/213頁 洋泉社

 ・目次
   1 初期ヴェイユ;
   2 革命と戦争について;
   3 工場体験論;
   4 痛みの神学・心理・病理;
   5 労働・死・神;
   6 最後のヴェイユ
   あとがき
   新書版のためのあとがき
   
  ※元版は1992年、JICC出版局刊
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/09/12

本日入荷しました。ご予約者にはEXパックにて発送しました。
○『吉本隆明全講演ライブ集 第14巻(通巻16巻):西欧の文学と思想』
    4講演(CD6枚組)・テキスト(112頁)付き
   定価(本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行

 ・内容
   「ドストエフスキーのアジア」
   「ホーフマンスタールの視線」
   「経済の記述と立場」
   「ポーランド問題とは何か」

 ※このシリーズに限り送料は無料サービスです
 

 三月書房から「ご送金方法に関する」お知らせ
  いつも通販をご利用いただきありがとうございます。
 ・お代のご送金は郵便振替が基本ですが、送金手数料が窓口100円から
  となっております。お客様も郵便振替口座をお持ちになりまと、振
  替送金手数料は一律15円と格安になります。口座を開くのは簡単で
  すし、あらゆる取引に利用できてたいへん便利です。
 ・郵便貯金のぱるる総合口座のネット送金も窓口より安い上に、24時
  間利用できて便利です。三月書房も口座があります。
 ・またイーバンクやジャパンネット銀行などのネット専門銀行の口座
  を持たれますと、同一銀行間は無料ないし50円程度で24時間利用で
  きたいへん安全便利です。三月書房もこの2行の口座はございます。
 ・それから新生銀行は他行あてのネット送金も、月5件までは無料と大
  サービスをしています。
  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/09/19

今朝の朝日新聞に
○「吉本隆明さんと考える現代の『老い』」というインタビュー記事が掲
載されています。見出しは「患者の個人差と向き合え」、「政治家次第で
国民は変化」の2本です。写真はポートレートと書斎風景の2枚。全体で、
頁の3分の2くらいの量です。地方によって掲載日が異なるかもしれませ
ん。


近刊のお知らせ
○『日本思想史』(筑摩書房)
10月下旬刊行という噂を聞きましたので、筑摩書房に訊ねましたところ、
「今現在、11月下旬刊行で進行しています。年内には何とか…、というと
ころです。」との返信が届きました。まだまだ時間がかかりそうですから、
気長にお待ちください。



<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/10/02

○近刊のお知らせ2件

[01]『アナキズム』第8号 「特集・DIY―いま/ここ/自分たちで」
    10月20日頃発行予定/180頁超予定/定価1000円+税
        『アナキズム』誌編集委員会・発行

 編集委員の一人からいただいたメールの一部です
  <今号に、吉本隆明さんの1966年に行われた未発表講演録を掲載予定
  です。松田政男氏、笹本雅敬氏らが主催した「'66コンミューン・
  春の講座」で2回に分けて行なわれた『表現論』と題された講演です。
  川上春雄さんがかつて制作した年譜にもそのことは記載されています。
  高知の松岡さん、山梨の宿沢さんにも確認して未発表のものであると
  いうことが判明しております。
  吉本さんから快く掲載についてのご了解を得たうえで、起こした文章
  を読みやすく構成し直したもの、掲載頁数は18P(400字計算で40枚超
  の分量です)。
  前年に、『言語美』の連載終了・単行本化、『心的現象論』の連載開
  始、そして66年末には『共同幻想論』が開始されるという時期、この
  講演は吉本さんの壮大な仕事が見事にクロスされて展開されている貴
  重なものだと思っています。
  なお、特集の方では、高野慎三「霞みを食って―北冬書房の30年」、
  久保隆「『試行』的場所―自立誌が流通する時」などの論稿も掲載予
  定。>
  
 ※少部数発行の雑誌ですからお早めにご予約ください。予約状況をみて
  多い目に仕入れる予定ですのでよろしくお願いします。なお、音源が
  残っているそうですから、いずれ全講演CDにも収録されるかと思い
  ます。


[02]「生涯現役」吉本隆明(聞き手=今野哲男)
    11月6日発売予定 洋泉社新書y163 定価:本体780円+税 

 [帯と裏表紙の文]
  「老い」の孤独のさなかから、
  老人になってはじめて見えてくるものを語る、
  吉本流「老いの処方箋」の決定版!
  老いてなお現役であるための決意と覚悟の書! 
  「老い」は、階段を踏み外すように突然訪れる。
  われわれはこう考えがちである。「老い」は自然にやってくると。
  だが、黙っていたら老いなんて誰でも同じようにやってくなんて思っ
  ているのは、大いなる錯覚である。
  「老い」と対峙せず、若さを保とうとするとすれば落とし穴に落ちる。
  生涯現役であるために、われわれはどんな場所にたてばよいのか?
  己をめぐる幾多の困難を前に、一度として目をそらさずに発言し続け
  る著者が、「老い」の孤独のさなかから、老人になってはじめて見え
  るものをなお変わらぬ態度で語った、吉本流「老いの処方箋」の決定版!

 ※こちらもぜひご予約ください。これ1冊の送料は80円の予定です。
 


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/10/03

本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集59:心的現象論(関係論)」
    全151頁 頒価1600円+税
    (これ1冊の送料は80円※クロネコメール便が値下がりしました!)
    
  ・目次
     関係論I〜IX
     編集ノート
  
  ※「編集ノート」によれば、「関係論」は「試行」第37号から第45号
   まで連載され、後に三交社発行の「吉本隆明が語る戦後55年」に再
   録されているとのことです。
   
  ※続刊予定
    第60集「色材論ほか」11月上旬刊行予定。
    第61集「太宰治試論ほか」12月刊行予定
    第62集「西行 僧形論・武門論ほか」1月刊行予定
    

※前号の訂正※
  『アナキズム』第8号の定価は1000円+税とお知らせしましたが、
  税込み定価1000円の間違いでした。スミマセン。
  




(以下、7・5更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/07/01

○今朝の日本経済新聞文化面に「吉本隆明、大病からの復活」という記事
が載ってます。紙面の3分の1近い取材記事で、ご本人の写真1枚と発言
がたくさん載ってます。「詩学叙説」の続きを執筆中で、年内刊行予定と
のことです。今のところ日経のサイトには転載されていないようです。


非<吉本>本入荷のお知らせ
◎宮城賢「老いの充溢」
  定価1300円+税 美研インターナショナル 

 ※これは詩集です

◎宮城賢「戦後日本の明暗とその本質」
  定価1000円+税 美研インターナショナル
  
 ※こちらは評論あるいはエッセイです
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/06/21

本日入荷しました
○『吉本隆明全講演ライブ集 第13巻(通巻15巻):古典論』
    2講演(CD6枚組)・テキスト(88頁)付き
   (本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行

 ・内容
   「実朝論」
   「『源氏物語』と現代」
   
 ※このシリーズに限り送料は無料サービスです
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/06/20

今月前半に出た本に吉本さんの談話が載っていることを、浅草
方面の方に教えていただきました。うちにも1冊だけ入荷して
いるのですが、内容には気が付いてませんでした。

○「戦後戦記:中内ダイエーと高度経済成長の時代」
  佐野眞一・編著 A5判/336頁 定価1800円+税 平凡社
  
 ※吉本さんのは「あの行動の背景」という談話で、2段組7
  頁分あります。既発表ではなく、この本のために比較的最
  近収録されたもののようです。

  至急追加を仕入れますが、Amazonあたりで通販される方が
  早いでしょう。24時間以内の発送で送料無料(ただしクレ
  ジット・カード利用の場合)となってます。うちの通販で
  すと送料は210円です。お待ちいただける方はご予約くださ
  い。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582824463/249-0687765-5857938


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/06/16

本日入荷しました。
○太田修著「叔父の思想:吉本隆明論」
  B6判/176頁 頒価1000円+税 修羅出版

 ・目次
   はじめに
   第1章 吉本隆明とはどんな思想家なのか
   第2章 吉本隆明が闘った人々
   第3章 吉本隆明の仕事
   第4章 世界史の立場から
   第5章 「大衆の原像」論
   第6章 老いの愉しみ
   おわりに
   
  ※入荷数に限りがありますから、ご注文はお早めにどうぞ。
   これ1冊の送料は160円です。
   
○吉本隆明全講演ライブ集 第13巻「古典論」は6月21日ごろ入荷の予定
 です。まだ内容等は不明です。わかり次第お知らせします。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/06/08

近刊のお知らせ
○「初期ノート」 光文社文庫版 7月12日刊行予定。
   頁数/予価等は不明。
   
  ※「初期ノート」 昭和39年 試行出版部 ※絶版
   「初期ノート増補版」 昭和45年 試行出版部 ※絶版
   「吉本隆明全著作集15:初期作品集」昭和49年 勁草書房 
     ※版元品切れ(当店には1冊のみ在庫あり)
   
   「初期ノート」は過去に3回、故川上春雄さんの編纂本が出版され
   ています。「全著作集版」は「増補版」に7編がさらに増補されま
   したが、今回の文庫にこれらがすべて収録されるのかどうか、ある
   いはさらなる増補があるのかどうかはまだ不明です。また、ご本人
   のあとがき類が新たに附されるのか、どなたかの解説が附くのかも
   不明です。判明次第お知らせします。
   
   
非<吉本>本近刊のお知らせ
◎村瀬学・著「自閉症:これまでの見解に異議あり!」
  予価740円+税 ちくま新書  7月5日刊行予定
  
 ・宣伝文
   いつもと違う順序や配列を強要される時、人は誰でも少しパニック
   になる。自閉症にも、このメカニズムが働いている。彼らと我々は
   同じ地平にいることを解説する。
   



(以下、6・5更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/05/03

著者から見本をいただきました
○「老いの超え方」
   46判/275頁/定価1700円+税 朝日新聞社
   5月9日刊行予定
   
  [帯の文]
   ご老人は超人間である
   今年83歳になる戦後思想の巨人は糖尿病をかかえ、白内障と腸がん
   の手術をし、歩くことも本を読むこともままならない。
   そんな不自由をどのように自由に生きるのか?
  
   初公開「吉本式・日々の体操と道具」をカラーで紹介、
   「老いの語録集」付き
   
   吉本老体論の決定版、ついに刊行
   
   恥ずかしいから、がまんしてます
   
  [目次]
   吉本隆明 日々の体操と道具(※カラー8頁)
   第一部 身体
    一問一答 その一 身体篇
    第一章 身体
    第二章 精神
    第三章 生活
    第四章 環境
    語録集 その一…身体篇
   第二部 社会
    一問一答 その二 社会篇
    第一章 仕事
    第二章 社会
    語録集 その二…社会篇
   第三部 思想
    一問一答 その三 思想篇
    第一章 宗教
    第二章 文学
    第三章 政治
    語録集 その三…思想篇
   第四部 死
    一問一答 その四 死篇
    第一章 見方
    第二章 対処
    語録集 その四…死篇
   あとがき
   吉本隆明略年譜 
   
  ※「一問一答」と章立ての部分はインタビューです。聞き手は佐藤信
   也(ライフサポート社)。
   「語録集」は「老いの流儀」などの過去の著作からの引用文です。
   「あとがき」は今年の3月20日とあります。
   
  ※この本1冊の送料は160円です。ご予約ください。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/05/06

入荷済みです。
○文庫版「読書の方法:なにを、どう読むか」
         421頁/定価743円+税 光文社
         
 ※本文は2001年に光文社から刊行された単行本とまったく同じです。
  文庫化に際する著者の「あとがき」も附されていませんが、齋藤慎爾
  さんの解説「還相の方位」が附きました。15頁分。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/05/09

本日入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○「老いの超え方」
   46判/275頁/定価1700円+税 朝日新聞社

 ※内容詳細は5月3日号をごらんください
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/05/09(その2)

本日入荷しました。
○猫々堂「吉本隆明資料集55:〈戦後〉経済の思想的批判・初期歌謡」
    全188頁 頒価1200円+税
    (これ1冊の送料は110円)

  目次
   詩について
   〈戦後〉経済の思想的批判
   おびえながら放たれてくる微光
   初期歌謡
   
   吉本隆明“謎の私生活”その全貌(記事)
   
   編集ノート
   
   ※「詩について」は1972年国文社刊行の「宮城賢詩集」所収、約10頁。
    「戦後経済」は1974年共産主義者同盟叛旗編集委員会発行の「自立
    と日常」に掲載された講演録、約24頁。
    「おびえながら」は1974年河出書房刊行「小川国夫作品集」内容見
    本掲載の推薦文、1頁。
    「初期歌謡」は1975年桜楓社刊行「和歌の本質と展開」に収録され
    たもので、講演を元に加筆。約40頁。
    上記の4本は、吉本名義の単行本類には未収録とのことです。
    
    「謎の私生活」は「平凡パンチ」1971年2月8日号より。7頁。
    この記事は文章のみ転載されてます。
        
   ※第66集は「心的現象論 眼の知覚論・身体論」で6月中旬刊行予定。
   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/05/31

きょうの新刊
○「SIGHT 28号(2006/夏)」定価743円+税 ロッキング・オン
  
   この号から全面リニューアルされて、判型はA5になりました。
   「諸君」「WILL」「論座」あたりと同型です。

   吉本氏の書き下ろし「言語論要項:芸としての言語」は2段組20頁
   の本格的な言語論です。
   前号まで連載されていた「吉本隆明 自作を語る」は、打ち切りなの
   か今号だけの休載なのか不明です。
   
   この号の特集は「小泉靖国参拝で日本は何を失ったか」
   
   これ1冊の送料は160円です。
   


(以下、5・1更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/04/10

親切な方がわざわざ電話で知らせてくださいました。
ぜんぜんノーマークでしたからあわてて手配しましたが、
入荷は少し先になるでしょう。4月初旬の刊行でした。
お待ちいただける方はご予約ください。
送料は160円です。
○「人生へんろ:〈いま〉を生きる30の知恵」
   講談社『週刊四国遍路の旅』 編 
   B6判/245頁 定価1200円+税 講談社

=================================
 [日販MARCより]
  五木寛之や瀬戸内寂聴、日野原重明、平山郁夫など、多彩なジャンル
  の現代の「人生の達人」30名が、その人生と生き方を語る。
  「週刊四国遍路の旅」に掲載された巻頭エッセイ、インタビューをま
  とめた1冊

  五木寛之/日野原重明/瀬戸内寂聴/倉本 聰/佐藤愛子/安藤忠雄/
  都はるみ/吉本隆明/納谷幸喜/平山郁夫/小山明子/城山三郎/
  榊 莫山/毛利 衛/新藤兼人/宮城まり子/玄侑宗久/坂田藤十郎/
  今井通子/茂山千作/堀田 力/三輪壽雪/資延敏雄/土井たか子/
  小柴昌俊/石牟礼道子/観世銕之丞/立川志の輔/堀 文子/後藤田正晴
=================================

 ※いまネットで検索したところ「週刊四国遍路の旅」は全30冊完結済み。
  税込み各560円。
  2005/08/11発行の第23号に、
  「巻頭インタビュー吉本隆明『「理想」の可能性』」が掲載されてい
  ます。こちらも取り寄せてみます。たぶん入荷するでしょう。
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=0092355


: <吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/04/10

今朝入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○「還りのことば:吉本隆明と親鸞という思想」
  吉本隆明/芹沢俊介/菅瀬融爾/今津芳文 共著
  四六判 上製 228頁 定価1700円+税  雲母書房

 ・帯の文
   迷妄を突破する思想  
   存在倫理、人間力、段階と死、自己への配慮(フーコー)、自己と
   しての自己と社会的な自己……など、思想家・吉本隆明の言葉を手
   がかりに信仰と存在の本質を探るアンソロジー。
   芹沢俊介による書き下ろし「吉本隆明『存在倫理』をめぐって」

  帯の裏の文
   ……このかんがえを最後のところまで突きつめていくと、存在ある
   いは存在根拠というのが問われてしまう。その問われた場合には、
   つまり自分と外とのかかわり、他者との関係とか時代との関係といっ
   たあらゆる関係がぜんぶどこかに集約されて、集約されていながら
   その区別はきちっとついているという状態が、ぼくらが現在望み得
   る人間力としての最後の問題なんだとおもいます。
                    吉本隆明『本文』より
   
 ・目次
   まえがき 吉本隆明
   1部 吉本隆明に聞く
       (1)還相の視座から 聞き手・菅瀬融爾/今津芳文
       (2)〈空隙〉より出づる言葉 聞き手・芹沢/菅瀬/今津
   2部 論考
       芹沢「吉本隆明〈存在倫理〉をめぐって」
       今津「〈正定義〉をめぐる断章〜主に吉本隆明の親鸞論から」
       菅瀬「已然形の親鸞」
   あとがき 今津芳文
   
 ※まえがきは4頁。
  聞く(1)は2003年12月吉本宅にて、約50頁。
  聞く(2)は2005年1月吉本宅にて、約40頁。

 ※これ1冊の送料は160円です
 

こちらも今朝入荷しました。ご予約者には本日発送します。
○「現代詩手帖 2005年5月号」
   税込定価1300円 思潮社

 ※第2特集「吉本隆明新地点 『詩学叙説』を読む」
  【長編論考】瀬尾育生
  【日本・近代・文学】芹沢俊介・稲川方人・大塚英志
  【詩の発生を問う】藤井貞和・古橋信孝・高橋順一・安藤礼二
  【吉本詩学の現在】高橋世織・新井豊美・野沢啓・松岡祥男
           
 ※この特集は約50頁。第1特集は渋沢孝輔。
  これ1冊の送料は100円です(但し三種郵便につき発送は平日のみ)
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/04/17

近刊のお知らせ
○「老いの超え方」
   46判/?頁/定価1890円+税 朝日新聞社
   5月9日刊行予定
   
 [宣伝文]
   糖尿病、腸がんの手術など、多くの病をかかえ、目も不自由な毎日
   に取り組む「吉本式体操と道具」を写真と文章で紹介。
   老い語録集付き。
  
  ※これは「実用」書なのかどうかこれだけではよくわかりませんが、
   ご予約ください。たぶん送料は160円です。
   

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/04/14

近刊のお知らせ
○「還りのことば:吉本隆明と親鸞という思想」
  吉本隆明/芹沢俊介/菅瀬融爾/今津芳文 共著
  四六判 上製 228頁 定価1700円+税  雲母書房
  4月28日発売予定

 ・目次
   まえがき 吉本隆明
   1部 吉本隆明に聞く
   2部 論考
       芹沢「吉本隆明〈存在倫理〉をめぐって」
       今津「〈正定義〉をめぐる断章〜主に吉本隆明の親鸞論から」
       菅瀬「已然形の親鸞」
   あとがき 今津芳文
   
 ※吉本さんの対話篇は約100頁あるそうです。
  菅瀬、今津両氏は浄土真宗本願寺派の住職。
  
 ※これ1冊の送料は160円です。ご予約ください。
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/04/12

またまた親切な方にお教えいただきました。
「ブッククラブ回」のサイトに、かなり長いインタビューが掲載されてい
ます。

○「どう生きる?これからの10年- interview with 吉本隆明 -」
-----------------------------------------------------------------
未来に向けて、今、社会は大きな転換期にある。
これまで培われてきた価値観はもろくも崩れている。
この不透明な時代に、個人である私たちは、
どのように生きる方向性を見つければよいのか。
今回は、たったひとりで考え続けてきた、
日本思想界の巨人、吉本隆明氏にお話を伺った。
------------------------------------------------------------------
これが前文ですが、残念ながら収録年月日がわかりません。
見落としているのかもしれませんが、頁の下段のクレジット表記には
Copyright (c) 1989-2002 BOOK CLUB KAI とありますから、2002年なの
かもしれません。
しかし、いつからの10年なのかわからないのはちょっと残念です。
http://www.bookclubkai.jp/interview/interview.html


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/04/10

やっと現物が入荷しました。
ご予約者には本日発送します。
○「人生へんろ:〈いま〉を生きる30の知恵」
   講談社『週刊四国遍路の旅』 編 
   B6判/245頁 定価1200円+税 講談社
   
 ※吉本さんの分は『「理想」の可能性』」と題する8頁分です。
  四国遍路とは関係のないインタビューです。書斎に飾られた国定
  忠治の三度笠と道中合羽のセットと、「恥ずかし乍ら一生芸人で
  す 藤田まこと 吉本隆明さま 98.2.5」という色紙の前でごき
  げんな写真がなかなかです。
  正直なところ、残りの29名にまったく興味が持てなければ、やや
  もったいないかもしれません。個人的には都はるみ、茂山千作、
  あたりは読んでみようかなという気がしますが…
    

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/04/08

またまた新本特価のお知らせ
どちらも50%引きです。お早めにどうぞ。
送料は1冊160円、2冊210円。

○「ドキュメント吉本隆明(1):〈アジア的〉ということ」
  2002年2月刊行  本体1250円+税 弓立社

○「Document(1) 特集:吉本隆明 続・アジア的ということ」
  2002年11月刊行  本体1600円+税 弓立社

※全講演のCDは順調に出ていますが、こちらシリーズは続きが出るかど
 うかやや不安です。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/04/05

本日入荷しました。
○猫々堂「吉本隆明資料集54:聞書・親鸞(初出)」
    全152頁 頒価1500円+税
    (これ1冊の送料は160円)

  目次
   最後の親鸞1
   最後の親鸞2
   和讃 その源流1
   和讃 その源流2
   和讃 親鸞和讃の特異性
   親鸞伝説
   
   ある親鸞
   ジャパネスク
   親鸞の十八願
   現代語訳親鸞著作(抄)
   
   編集ノート
   
   ※最初の6編は1974年〜76年の「春秋」に掲載された初出、
    「ある親鸞」は「伝統と現代 39号」に掲載された初出で
    どちらも後に「最後の親鸞」(現・ちくま文庫)や「決定版
    親鸞」(春秋社)に収録されています。
    「ジャパネスク」は1981年刊の「遊 秋の臨時増刊号」掲
    載、「十八願」は1993年刊の「エッセイで楽しむ日本の歴
    史(上)」に掲載。この2点は単行本未収録。
    「現代語訳」は1982年刊の「思想読本 親鸞」(法蔵館)に
    収録されていたものです。



(以下、4・2更新)

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/03/29

近刊のお知らせ
○「現代詩手帖 2005年5月号」 4月末発行予定

 ※5月号の第2特集が「『詩学叙説』吉本詩学の新地点」の予定です。
  【長編論考】瀬尾育生
  【論考・エッセイ】芹沢俊介・古橋信孝・藤井貞和・新井豊美・高橋順一・
           安藤礼二・野沢啓・高橋世織・稲川方人・松岡祥男ほか
           
 ※定価1200円?、送料100円の予定です。ご予約ください。
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/03/28

前号の補足
○「生涯現役『スーパー老人』の秘密」柴田博 著
    四六判/216ページ 定価1380円+税  技術評論社

 前号にて「8ページの実際のインタビューを載せています」との情報を
 お伝えしましたが、本日現物を確認しましたところ、実態はやや違って
 いることがわかりました。

 吉本さんの部分は確かに8頁分ありますが、インタビューそのものでは
 なく、著者によるインタビューの要約でした。ほとんど何一つ珍しい話
 は載ってませんが、吉本宅にてのツーショット写真が掲載されてますか
 ら、聞き取りをされたことは確かのようです。

 しかし、談話ともインタビューとも言えそうにはありません。<吉本>
 本としては、ごくささやかな関係資料に過ぎないでしょう。
 なお、高齢者の健康問題の本としての評価はなんともわかりません。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/03/27

北陸方面の方からお知らせいただきました。
“現物を確認しました。8ページの実際のインタビューを載せています。”
とのことです。

○「生涯現役『スーパー老人』の秘密」柴田博 著
    四六判/216ページ 定価1380円+税  技術評論社
------------------------------------------------------------------
 ・概要
 「肉を食べたら長生きする」との栄養理論で著名な医学博士の著者が、
80歳を超えてなお現役で活動する「スーパー老人」たちに生活習慣・食
習慣をうかがった。
 「90歳代の現役エンジニア」「日本最高齢の現役ピアニスト」から、漫
 画家やなせたかし、思想家吉本隆明まで、現役バリバリで活躍するシニ
 アから見えてきた生涯現役の方法を明らかにする。

 ・目次
  序 章 素晴らしい人生とは何か
第1章 生涯現役のための食事と栄養
第2章 生涯体育の勧め
第3章 ぼけ予防のための頭の使い方
第4章 高齢者にとって良い生活環境とは何か
第5章 スーパー老人、八人の秘密
1 九十歳代の現役エンジニア 井上和平氏
2 農学博士、東京大学名誉教授 藤巻正生氏
3 日本最高齢の現役ピアニスト 室井摩耶子氏
4 国際長寿センター理事長、山之内製薬元会長 森岡茂夫氏
5 漫画家 やなせたかし氏
6 生活評論家 吉沢久子氏
     7 文学者、思想家 吉本隆明氏
8 ボランティア団体代表 和波その子
第6章 八人のスーパー老人から学ぶもの
1 食生活について
2 生涯体育について
3 知的活動について
------------------------------------------------------------------
ただいま取り寄せ中で、現物はまだ入荷しておりません。
お待ちいただけるようでしたらご予約ください


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/03/21

本日入荷しました
○『吉本隆明全講演ライブ集 第12巻(通巻14巻):
    ボードリヤール×吉本隆明 世紀末を語る、その他』
    3講演(CD6枚組)・テキスト(104頁)付き
   (本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行

 ・内容
   「ボードリヤール×吉本隆明 世紀末を語る」
   「高次産業社会の構図」
   「日本経済を考える」
   
 ※このシリーズに限り送料は無料サービスです
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/03/20

本日入荷しました
○「広告批評2006年3月号:特集 歌のコトバ」
   定価590円(税込み) マドラ出版
   
 ※吉本さんの文章「詞人と詩人」は4頁ありますが、やたらに大きな字
  なので、ふつうサイズですと2頁分くらいでしょう。
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/03/15(その2)

新刊ですが未入荷で、現在取り寄せ中です
○「広告批評2006年3月号:特集 歌のコトバ」
   定価590円(税込み) マドラ出版
   
 ※吉本さんの文章は「詞人と詩人」というタイトルですが、何頁あるか
  は現物を見ていないので不明です。
  その他の目次はこちらをごらんください。
 http://www.kokokuhihyo.com/magazines/index.html
  来週前半に入荷の見込みです。
  これ1冊の送料は100円の予定。
  ご予約ください
  
 
<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/03/15

発行所から詳細情報が届きました
○『吉本隆明全講演ライブ集』第12巻(通巻14巻)
   (本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行

--------------------------------------------------------------------
  この巻は「ボードリヤール×吉本隆明 世紀末を語る、その他」です。
  「ボードリヤール…」は紀伊國屋書店刊行のもの。フランス語と日本
  語が乱れ飛ぶ、このシリーズでも珍しいものです。
  その他には、「高次産業社会の構図」「日本経済を考える」(未収録)
  が入ります。
  3月20日刊行。
--------------------------------------------------------------------

 ※未収録とは、既刊の講演集には収録されたことがない、という意味で
  しょう。
  20日刊行ですと、うちに届くのは21日か22日と思われます。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/03/14

本日入荷しました
○「カール・マルクス」
  文庫判/223頁 定価476円+税 光文社
  
 ・目次
   二十一世紀のマルクス 文庫版のための序文
   カール・マルクス
    マルクス紀行
    マルクス伝
    マルクス年譜ノート
    ある感想
   カール・マルクス小影
   ラムボオ若しくはカールマルクスの方法に就いての諸註
   解説 マルクスの「三位一体」……中沢新一
   初出一覧
   
 ※序文は約4頁で2006年2月15日とあります
  解説は14頁もあります
  底本は「全集撰」「カール・マルクス」「擬制の終焉」となっていま
  すが、この形にまとめられたのはこれが初めてのようですから便利で
  しょう。
  これ1冊の送料は160円です
  
同時発売
○「夜と女と毛沢東」辺見庸との共著
  文庫判/278頁 定価514円+税 光文社    

 ※こちらは2000年に文藝春秋から出た文庫とまったく同じです。
  あらたに勢古浩爾による解説がつきました。


近刊のお知らせ
○『吉本隆明全講演ライブ集』第12巻(通巻14巻)
   (本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行

   ※この巻はボードリヤール関係のようです。
    いまのところ3月20日過ぎの刊行予定
   ※このシリーズに限り送料は無料サービスです。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/03/10

本日入荷しました
○「詩とはなにか:世界を凍らせる言葉」(詩の森文庫C06)
  定価:本体980円+税 新書判/190頁 発行:思潮社
  これ1冊の送料は160円    

 ・帯の文
   存在の根源から詩を問う
   「全世界を凍らせる」かもしれない「ほんとのこと」を言うのが
   詩の本質だと著者は説く。詩の精神の普遍的原型と自らの「詩を
   書き続ける場所」を問う原理論8篇。
   単行本初収録「詩魂の起源」「詩人論序説」を含む。

 ・目次及び初出
   詩とはなにか(詩学 1961)
   現代詩のむつかしさ(新刊ニュース 1959)
   音律と韻律:詩人論序説2(現代詩手帖 1960)
   喩法論:詩人論序説3(現代詩手帖 1960)
   なぜ書くか(われらの文学22 1966)
   言葉の根源について(海 1971)
   詩魂の起源(現代詩手帖 1987)
   詩について(無限ポエトリー3号 1978
         「枕詞の空間」として『言葉という思想』に収録)
   解説 “なぜ書くか”:鳴動しつづける表現論  添田馨
   吉本隆明詩論ガイド:読書案内
  
 (詩の森文庫の同時発売は
   谷川俊太郎「詩を書く:なぜ私は詩をつくるか」
   吉岡実「吉岡実散文抄:詩神が住まう場所」)


※「秋山清著作集」の第2回配本第6巻「竹久夢二」が入荷しましたが、
 この巻の月報には吉本さんは寄稿されてませんでした。(第1回も同様)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/03/09

本日入荷。
出版社には在庫も流通させる意志もない、純然たる自主刊行物でしたが、
著者のご厚意で直接仕入れることができました。
○「'55毛利ユリ〜'05博松栄次 黒色●虚彩―anachro anarchy]
   A5判/108頁 定価3500円+税 ひくまの出版
   
 ・目次
   わたしの毛利ユリ  吉本隆明
   門前雑感 アナクロ・アナーキーをめぐって  詩人 溝口章
   蟻の目の永久内乱  絵画者 中村宏
   「写はがき・写便り」と私  黒澤充夫

   黒色 anachro
   55 SUNAGAWA
   55 SHINJYUKU
   55 KIKUGAWA
   55 ADACHI
   
   虚彩 anarchy
   富士−もうひとつの風景  毛利ユリ
   05富士
   05砂川
   
   あとがき
   
※吉本氏の文は1頁分です。1958年ユリイカ刊の「吉本隆明詩集」に
 毛利ユリ撮影の吉本氏の顔写真が再掲されてます。
 
 この本1冊の送料は160円です。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/03/04

本日発売
○「SIGHT 76号(spring 2006)」定価743円+税 ロッキング・オン
  
   吉本氏の連載インタビュー「吉本隆明 自作を語る」の第7回
   『共同幻想論』が掲載されています。全6頁。
   
   この号の特集は「1969年、レッド・ツェッペリンがロックの扉を開けた」
   
   これ1冊の送料は160円です。
   



(以下、2・26更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/02/24

今朝無事に入荷しました。ご予約者には本日発送します
○「家族のゆくえ」定価1400円+税 四六判/208頁 光文社 

  ※詳細は2006/02/21号をごらんください。
   この本1冊の送料は160円です
   
   
○2006/02/04にお知らせしました、共同通信配信の吉本氏のコメントは、
「隆明網」のサイトに全文がアップされています。
 http://www.fitweb.or.jp/~taka/ryuweb.html
   

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/02/23

本夕入荷しました。ご予約者には明日発送します
○猫々堂「吉本隆明資料集53:書物の解体学【下】(初出)」
    全122頁 頒価1300円+税
    (これ1冊の送料は160円)

  目次
   書物の解体学【下】
    ユングの〈夢〉はあたるか
    ユングの〈夢〉はあたるか(続)
    ユングと〈神話〉
    ユングと〈神話〉(続)
    ヘルダーリンと〈神話〉〈自然〉〈愛〉    
    ヘルダーリンと〈頌〉
    バタイユへの〈序〉
    バタイユと〈近親相姦〉

   遠い国・遙かな人
   編集ノート
   
  ※「書物の解体学【下】」は「海」の1973年5月号から1973年12月号に
   連載されたものです。

   「遠い国・遙かな人」は「新刊ニュース」の1975年6月号に掲載され
   た「書物の解体学」(中央公論社)のための宣伝用の文章です。

○猫々堂「吉本隆明資料集」の続刊予定
  54号「聞書・親鸞/ほか」
  55号「〈戦後〉経済の思想的批判/初期歌謡/ほか」
  56号「心的現象論 眼の知覚論・身体論」

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/02/21

明後日、23日入荷予定
○猫々堂「吉本隆明資料集53:書物の解体学【下】(初出)」

3月14日刊行予定の光文社文庫
○「カール・マルクス」には書き下ろしの「あとがき」が5枚分付くそう
 です。解説の有無は不明。


昨日お知らせした本の目次の詳細をコピーしました。
○「家族のゆくえ」定価1400円+税 四六判/208頁 光文社 

 ・目次
   序 章 家族論の場所
        「家庭の幸福は諸悪のもと」
        〈対幻想〉としての家族
        家族の基本的な構図
        思い出のなかの家族
        「生涯出生率の低下」を読み解く
   
   第1章 母と子の親和力[乳幼児期]
        母親のこころが刷り込まれる
        漱石、太宰、三島の「こころの傷」
        日本的育児の大切さ
        性格形成の大部分は幼児期までに終わる
        内省的な「自己慰安」が芸術の本源
        考える人が過半数を占めれば、世界は変わる
        胎児・早期教育は大きな間違い
        
   第2章 「遊び」が生活のすべてである[少年少女期]
        柳田国男の設定した「軒遊び」の時期
        遊びが生活のすべてである
        子供といっしょに楽しむ
        良い幼稚園の条件
        子育ての勘どころは二か所のみ
        少年少女の事件は親の問題
        徹底的に付きあうほか道はない
        「プロ教師」には「人格」が見えない
        「いい先生」である必要はない
        
   第3章 性の情熱が入ってくる[前思春期・思春期]
        前思春期と性の芽ばえ
        倭建命と折口信夫の関係
        漱石の『こころ』をどう読むか
        「怖い親父」が登場してももう遅い
        父のゲンコツ・母のコツン
        「子育ての節約」はありうる
        ルソーの「性の躓き」
        「性」が本格的に身心に入り込む(※身心は心身の誤植)
        性教育などしないこと
        
   第4章 変容する男女関係[成人期]
        いつでも「親の世代」に変わりうる時期
        広がってきた「性の領域」
        フーコーの同性愛理念
        マルクスとシュンペーターの考え
        家庭内暴力・家族犯罪の凶悪化
        森鴎外の作品「半日」の主題
        漱石夫人に「殺意」はあったか
        いまよりも「女性優位」だった時代
        女性はほんとうに解放されたか
        「二児制」と絵馬
        「性愛」と「家族愛の矛盾
        「民営化」問題など簡単な話
        わが家は後進的かもしれない
        地域の差は種族の差を超える
        
   第5章 老いとはなにか[老年期]
        身体への本格的な関心
        老齢は「衰退」を意味するだけではない
        西欧の偉人たち嘆き
        「考えていること」と「じっさいの運動」の距離
        七十九歳以降の老齢実感
        生涯の本質
        
   補 註 対幻想論
        (「共同幻想論」改訂新版より転載。26頁分)
   あとがき
   

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/02/20

現物見本をいただきました。書名が変更になってます。
日販の新刊配本は24日の予定です。
○「家族のゆくえ」定価1400円+税 四六判/208頁 光文社

 ・帯の文
   混迷する諸問題を読み解く
   人生の最大のドラマへの実感的考察
   渾身の書き下ろし!
   
 ・目次
   序 章 家族論の場所
   第1章 母と子の親和力[乳幼児期]
   第2章 「遊び」が生活のすべてである[少年少女期]
   第3章 性の情熱が入ってくる[前思春期・思春期]
   第4章 変容する男女関係[成人期]
   第5章 老いとはなにか[老年期]
   補 註 対幻想論
   あとがき
   
 ※各章は5ないし10以上の節にわかれています。
  いまは書写するひまがありませんが、たとえば序章の最初の節は
  「家族の幸福は諸悪のもと」とたいへんに魅力的です。
  
 ※これ1冊の送料は160円です。ご予約ください。
 

思潮社の「詩の森文庫」第2期は3月第2週ぐらいに刊行予定だそうです。
○吉本隆明『詩とはなにか』
○谷川俊太郎『詩を書く』
○吉岡実『吉岡実散文抄』
○寺山修司『詩的自叙伝』
○谷川俊太郎・大岡信『対談・現代詩入門』


(以下、2・7更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/02/07

今朝の新刊
○「詩学叙説」
   四六判/上製/284頁 定価:本体2200円+税 発行:思潮社

 ・帯の文
   「言語にとって美とはなにか」から40年、伝統的な七五調に西欧近
   代精神も盛り込もうとした藤村、そこからの離脱を試みた初期象徴
   詩人。近代詩の様式の変遷を厳しく問い直す。
   詩人たちの特性よりも表現様式の普遍性の面から、詩の歴史の変化
   を見極める。七・五調に西欧近代精神も盛り込もうとする藤村の試
   みが、どこで破綻したか。

 ・目次と初出一覧は2006/01/06号をごらんください。
 ・「あとがき」5頁分は書き下ろしでしょう。
 

3月の光文社文庫の予定です
○「マルクス」
○「夜と女と毛沢東」(辺見庸と共著)

 どちらもわかっているのは書名と発行予定日(3月14日)のみです。
 「カール・マルクス」は以前試行社から刊行されていて、後に全著作集
 に収録されたものでしょう。
 「夜と女と毛沢東」は今も文春文庫で現役ですが、なぜ重複して出され
 るのか不明です。
 どちらも何らかの増補があるのかとか、新たなあとがきが附されるのか
 とかは、いまのところ不明です。
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/02/04

京都新聞の夕刊(2004年2月4日)に吉本さんのコメントが載ってました。
「夢見たものは今 団塊世代のアイコン」というシリーズの第5回で、
全共闘運動のネタです。メインは昨年、刀水書房から出た「学生反乱 1968
年立教大学文学部」という本の関係者たちです。吉本さんの談話は、
「『もう一度』はだめ、暗たんたる状況」という見出しで400字分ほど載って
ます。
共同通信の配信記事のようですから、前後して各地方紙に掲載されるでしょう。


またまた特価本のお知らせ。
○「父の像」1998年刊行のちくまプリマーブックス。
 元定価1100円+税を50%引きで550円+税にいたします。
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/02/03

○「秋山清著作集」の内容見本に吉本さんの推薦文が載ってました。
 宣伝文ですから丸ごとコピーしてもたぶん怒られないでしょう
----------------------------------------------------------------
『秋山清賛』  吉本隆明

  木材新聞を発行していた戦後の秋山清が木材のエキスパートであるこ
 とは、よく承知していた。だが、年少のわたしなどとの会話では草花の
 話とか竹久夢二の風俗画のはなしとかが、よく語られた。いづれも日本
 国と日本の詩人や作家の豹変のずる賢さに絶望感をみなぎらせていた戦
 中派くずれの若者には優しすぎる話題だった。だが、たしか、長谷川龍
 生が最初に東京にもたらした秋山清の詩「白い花」を讀んで、ああこん
 な嘘のない真っ当な抵抗詩を戦争期に書き起こしていた詩人がいたんだ
 と知って、大げさにいえば、生きていけると納得された。その詩のなか
 のヒメゾコザクラという極北の島に咲いていたと秋山清が記している草
 花と、その詩人の名は、誰がどう言おうと、わたしのなかで不朽のもの
 になった。
  今度秋山清の全貌をうかがえる機会がやって来たと知って、真っ先に
 もと、取るものも取りあえず馳せ参じた次第だ。 
----------------------------------------------------------------
(このコピーの校正については責任を持ちかねますのでご了承ください)

いま、この内容見本の追加を取り寄せ中ですから、いつも〈吉本〉本をお
買いあげいただいている方々には、次の通販の機会に同送できるでしょう。

なお、「秋山清著作集(全11巻・別巻1)」は秋山清著作集編集委員会の
編にてぱる出版から刊行されます。第1回配本は「第3巻 ニヒルとテロル」
で定価3200円+税。各巻に「月報」が付きますから、また吉本さんが寄稿
されるかもしれません。また別巻の「資料・研究篇」には「秋山清論」も
予定されていますから、吉本さんの過去の論が収録されるかもしれません。
三月書房では全巻でも分売でも通販いたしますのでご利用ください

====[受贈本 御礼広告]===============================================
  
  新聞販売黒書 新聞があぶない
  
     黒藪哲哉・著  定価1700円+税 花伝社
     
[BOOKデータベースより]
 新聞社の闇を追う新聞はなぜ右傾化したか?
 読者のいない新聞=「押し紙」が3割、1000万部!!
 異常な拡販戦争の実態―新聞購読申し込みで、商品券1万円とは!!
 無権利状態の新聞販売店主。
 日本新聞販売協会政治連盟を通じた、政治家との癒着―
  これで新聞の自由、言論の自由が守れるのか?
 新聞界のタブーを暴く。

1章 新聞社の下部構造―新聞販売の現場から
    (新聞の押し売り;紙面より経営に介入 ほか)
2章 「押し紙」の実態
    (毎日新聞社の「押し紙」の例:産経新聞の「押し紙」 ほか)
3章 ABC部数の表と裏
    (折込チラシの水増し;ABC部数の調査方法 ほか)
4章 片務契約と拡販戦争(拡販競争;優秀な販売店も改廃 ほか)
5章 日販協の政界工作
    (日販協と自民党新聞販売懇話会;再販議論におけるタブー ほか)
     
[新聞販売黒書のサイト]http://www.geocities.jp/shinbunhanbai/ 

===================================================================

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/02/01

仏教業界紙「中外日報」に吉本さんの対談が載っていたことがわかりま
した。某氏からいただいたメールによりますと、

「『中外日報』紙の1月3日号、7日号、12日号の3号にわたって、吉
本隆明さんと笠原芳光さんの『対談シリーズ 日本人の宗教観』が掲載
されていることを……氏から教えていただきました。リード文によれば、
同紙が創刊110周年を迎えた記念企画の第1弾らしいです。
調べてみましたら、中外日報社ホームページからでも、今のところ第1
回目の対談だけは読めるようです。」とのことです。

http://www.chugainippoh.co.jp/NEWWEB/n-taidan/nihonjin/nihon01/nihon01.html

この第1回の最後に「つづく」とありますから、いずれは全回アップされ
るのでしょう

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/01/30

40日以上お待たせしましたが、やっと「コヨーテ9号」が入荷いたしま
した。ご予約いただいていた方々には、送料無料で明日お送りさせていた
だきます。それにしてもあの岩波書店よりも不親切な出版社があるとは不
勉強でした。この件の詳細につきましては、近日発行のメルマガ「三月書
房販売速報[085]」に掲載の予定です。

しかし、営業は非常識とはいえ、編集は上出来と言えるでしょう。
○「Coyote No.9  特集:旅行者の記憶」
   定価952円+税 送料210円 スイッチ・パブリッシング
   
 吉本さんの記事は「吉本隆明翁に会いに行く」というタイトルです。
 文が新井敏記、写真がホンマタカシ。
 全部で28頁あり、メインは吉本問答十七番というインタビューで、4
 段組7頁分。ほかにルポ的記事が数頁あり、あとはほぼグラビアです。
 昨年2月末の撮影とのことで、吉本さんご本人のほか、雛飾り、本棚の
 本(書名がほとんど読みとれます)、家猫、食料品の箱の山、例の拡大
 鏡の液晶画面、等々を眺めることができます。
 
 その他の記事につきましては、発行所のサイトをごらんください
 http://www.coyoteclub.net/catalog/009/index.html

○1月6日号にてお知らせしました「詩学叙説」は今週末か、来週初めの
 刊行と決定いたしました。ご予約ください。
 
○1月23日号にてお知らせしました「幻想する家族」ですが、
 発行所の方から
 「吉本先生の渾身の書き下ろし(語りではありません)『家族のゆくえ』
 はまもなく初校戻しの作業です。2月下旬刊行です。集中して仕上げて
 いただき、目にはかなりのご負担があったようです。」
 というメールをいただきました。
 タイトルが変更になったようですが未確認です。
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/01/17
  ※先に送信しました号は発行年月日が間違ってました

今夕入荷しました。ご予約者には明日発送します。
○猫々堂「吉本隆明資料集52:書物の解体学【中】(初出)」
    全109頁 頒価1250円+税
    (これ1冊の送料は160円)

  目次
   書物の解体学【中】
    ミシェル・レリスと性・母・愛
    ミシェル・レリスと〈聖〉の概念
    ヘンリー・ミラーと〈初期〉
    ヘンリー・ミラーと〈虚無〉
    ヘンリー・ミラーと〈社会〉
    ヘンリー・ミラーと〈論理〉
    バシュラールと〈物質〉
    バシュラールと〈想像力〉
    
   詩のゆくえ
   編集ノート
   
  ※「書物の解体学【中】」は「海」の1972年9月号から1973年4月号に
   連載されたものです。

   「詩のゆくえ」は「現代詩手帖」1972年5月号に収録された講演です。
   (講演年月日は不明)



(以下、1・12更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/01/07

新本特価のお知らせ
○「心とは何か:心的現象入門」定価1650円+税 弓立社 2001年刊
○「人生とは何か」定価1650円+税 弓立社 2004年刊

 ※本の状態はほぼ新刊同様です。
  販売価格は50%引きです。1冊の送料は154円。
 
 ※メタローグや小沢書店とは違って、この版元はご健在ですから誤解の
  ないようにお願いします。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2006/01/06

※謹賀新年。今年もお買いあげ及び情報提供をよろしくお願いします。
 
近刊のお知らせ
○「詩学叙説」
   定価:1800円位か? 頁数:280頁強? 発行:思潮社
   
 ・目次及び初出
   詩学叙説(文学界 2001)
   詩学叙説・続(現代詩手帖 2004)
   新体詩まで(季刊藝術 1968)
   日本近代詩の源流(現代詩1957-58)
   表現転移論1、2(現代詩手帖 1960)
   現代詩の問題(講座現代詩第1巻 1956)
   「四季」派の本質−三好達治を中心に(文学 1958)
   戦争中の現代詩(国文学解釈と鑑賞 1959)
   近代精神の詩的展開(近代文学鑑賞講座第23巻 1962)
   あとがき
   
  ※「詩学叙説」以外は単行本や全集類に収録済みと思われますが、
   まだ確かめてません。
   「現代詩手帖1月号」の広告では1月中旬刊とありますが、2月に
   なるそうです。
   
  ※詩の森文庫「詩とはなにか:書くという行為」も2月の予定です。


●お詫び
 「Coyote No.9」をご注文いただいている皆様にはたいへんお待たせし
 ており、まことにもうしわけございません。きょう発行所にたずねたと
 ころ、12月19日にはすでに在庫切れで、現在は返品待ちと言うことでし
 た。いずれは入荷すると思いますが、しばらく時間がかかりそうです。
 どこか他店でお探しいただき無事見つかりましたらキャンセルのご連絡
 いただきますようにお願いします。
 ご連絡がなければ入荷次第お送りします。
 

○「追想 島尾敏雄:奄美−沖縄−鹿児島」奄美・島尾敏雄研究会 編
   四六判上製200頁 定価1800円+税  南方新社



(以下、12・1更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/11/28

先日お知らせした読売新聞の「肉フライ」記事の近況欄に載っていた、
<日本の思想家について論じた著作を4年間かけてまとめており、近々出
版予定。>の件について、吉本家にFAXで質問してみましたところ、

「おそらく、筑摩書房から出る予定の『思想のアンソロジー』のことだと
思われます。…(中略)…、出版は未定です。」

との返信をいただきました。なんとなくですが、来年夏頃までに出たら上
等というような気がします。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/11/21

かなり出遅れましたがお知らせしておきます。
山梨方面の方からコピーをいただきました。
○読売新聞11月14日号(おそらく朝刊、あるいは統合版)に
 「吉本隆明さんのお品書き:肉フライ」という記事が載りました。
  聞き手は高橋直彦とあります。家庭欄で1頁の半分幅6段分で、写真
  つきの記事です。
  うちは読売新聞はとってないので、関西方面でも掲載されたかどうか
  は不明です。
  
  なお、この記事は「YOMIURI ONLINE」のサイトで簡単に読めます。
  写真もカラーです。こちらは11月15日付になってます。
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/food/shinagaki/20051114gr09.htm?from=os1


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/11/09

新本特価のお知らせ
○「新・書物の解体学」
    四六判上製/468頁 元定価2427円+税
    1992年 メタローグ刊
    
  ※「マリクレール」連載分に増補した書評集です。

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  
   ドゥルーズから村上春樹まで内外の書物、70冊を過激に読み解いた
   最新評論集。

   『三島由紀夫評論全集』
   西郷信網『古事記注釈』
   赤坂憲雄『王と天皇』
   多木浩二『天皇の肖像』
   鷲田清一『モードの迷宮』
   丸山健二『さすらう雨のかかし』
   村上龍『ニューヨーク・シティ・マラソン』
   村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』
   ジル・ドゥルーズ『意味の論理学』
   ジョルジュ・バタイユ『宗教の理論』〔ほか〕
   〔BOOKデータベースより〕
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

   ※版元倒産につき、50%引きにて税込み1274円。
   ※この本に限り11月末日までは送料無料にしときます。
   ※コンディションは帯付きで全体としてまずはきれいです。
   
   ※メタローグの倒産品は「リテレール」ほかいろいろ入荷予定です。
    お入り用の本がおありでしたらおたずねください。
    どれも50%引きの予定です。


(以下、10・31更新)

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/10/29

昨日お知らせした
○「岡井隆全歌集全4巻」の内容見本の件ですが、思潮社さんから、
 『書下ろしです』との返信をいただきました。
 
 宣伝文ですから、無断で転載してもおこられないと思いますので、
 下記に書写しておきます。(誤字脱字はないと思いますが保証はできま
 せん、引用される場合等は、現物をお確かめください)
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/10/30

昨夕入荷しました
○猫々堂「吉本隆明資料集50:情況【下】(『文芸』初出)」
    全99頁 頒価1250円+税
    (これ1冊の送料は160円)

  目次
   情況【下】
    修景の論理
    畸型の論理
    倒錯の論理
    異族の論理
    集落の論理
    芸能の論理
   
   対談「思想と状況」まえがき
   鮎川信夫自撰詩集を推す
   編集ノート

  ※編集ノートによりますと、「情況【下】」は。雑誌「文芸」1969年
   9月号から70年3月号に連載されたもの(70年1月号は休載)だそうで
   す。

   「対談『思想と状況』まえがき」は1970年に合同出版から出た、
   「状況的 竹内好対談集」から、「鮎川信夫自撰詩集を推す」は
   1971年に立風書房から出た「鮎川信夫自撰詩集1937−1970」から
   のものとのことです。
   
   附録の「猫々だより47の2」には、宿沢あぐりさんによる、
   「資料・吉本隆明『見えだした社会の限界』初出一覧」が掲載され
   ています。この本は1992年にコスモの本から出版されましたが、初
   出一覧がなかったのでこれで便利になりました。なお、この本は1
   冊だけ在庫があります。版元品切れかどうかは不明です。
   
  ※猫々堂の資料集は現在50集まで出ていますが、すべて在庫がござい
   ます。
    
  ※続刊予定

   第51集から第53集は中央公論社の雑誌「海」に、1972年から73年に
   かけて連載された「書物の解体学」の予定です。


===================================================================
岡井隆全歌集によせて

 高次の短歌的表現   吉本隆明

  岡井隆は短歌的な情緒を超えた情緒の短歌、音数律を超えた形式の短
  歌を意図して、従来なかった高次の短歌的表現を実現してみせた。今
  度の『全歌集』の出版で、すべての形式を試みつくし、平明でしかも
  濃厚な情感の世界を獲得するにいたった岡井隆の全容を辿ることがで
  きる。この長距離ランナーの孤独で不屈な道筋を辿ってゆくと、わた
  しは岡井隆論をさらに書きすすめていかなければならぬという思いを
  抑えることができなくなった。
===================================================================
 ★岡井隆全歌集 全4巻 A5版上製布装二重函入保存版 
             予価7800円+税〜  分売可
    1,2巻は11月刊予定 以下続刊   思潮社
===================================================================
  ※別冊附録として「岡井隆論集成」が予定されてますが、ここに吉本
   氏の文章が収録されるのかどうかは不明です。
   


(以下、10・1更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/09/23

本日入荷しました
ご予約者には本日発送いたします

○猫々堂「吉本隆明資料集49:情況【上】(『文芸』初出)」
    全98頁 頒価1250円+税
    (これ1冊の送料は160円)

  目次
   情況【上】
    収拾の論理と思想の論理
    基準の論理
    機能的論理の限界
    機能的論理の位相
    機能的論理の彼岸
    非文学の課題
   
   直接購読者の皆さん
   反の集会開く(記事)
   編集ノート

  ※編集ノートによりますと、「情況」は加筆訂正のうえ、単行本とし
   て河出書房から1970年に刊行され、その後「全著作集 続10巻」に
   収録されたとのことです。(現在はどちらも品切れ)
   この資料集では全12回連載を2分冊にしてあります。

   「直接購読者の皆さん」は1970年、「試行30号」発行後の提案文書。
   全7頁。
   「反の集会開く」は1962年「一橋新聞」に掲載された報道記事で、
   吉本氏の執筆物ではありません。1頁分。
   
  ※猫々堂の資料集は現在49集まで出ていますが、すべて在庫がござい
   ます。
    
  ※続刊予定

   第50集 「情況[下]」(「文藝」連載)その他


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/09/14

※本日入荷予定だったCDは遅れました。明日の入荷予定です。

11月下旬刊行予定
○『吉本隆明の東京』 石関善次郎・著 
  四六版上製/240頁/予価:1800円(税別)

 [宣伝文]
  吉本思想の源泉!
  生活者吉本の原像!
  一九四二年佃島の長屋に生まれた吉本は、八〇年に現在の本駒込に落
  ち着くまでにじつに十一回の転居を重ねている。(中略)。十一の住
  居を通して吉本思想の本質に迫る画期的労作!
  
 ※ご予約をお待ちしてます。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/08/22

近刊のお知らせ
○「13歳は二度あるか」
   吉本隆明著 四六判/***頁  定価1400円+税  大和書房
   9月下旬刊行予定       

 ・宣伝文
   小泉首相のやっているのは外交でなく、社交だ。社会、経済、歴史
   の真実を見抜く目をもて。吉本隆明が語る「現代」を生きるという
   こと。

 ※いまいちよくわからないタイトルと宣伝文ですが、おそらく「超恋愛
  論」と同じ編集者によるインタビュー本であろうと思われます。
 

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/08/18

本日入荷しました
ご予約者には本日発送いたしました

○猫々堂「吉本隆明資料集48:共同幻想論(『文藝』初出)」
    全95頁 頒価1250円+税
    (これ1冊の送料は160円)

  目次
   共同幻想論(全6章)
   山崎和枝さんのこと
   編集ノート

  ※編集ノートによりますと、「共同幻想論」は連載分を大幅に加筆訂
   正し、書き下ろしの5章分を加えて単行本化されたとのことです。
   「山崎和枝さんのこと」は1969年発行の詩集「地べたに霜柱のたつ
   理由」の栞に掲載された文章とのことです。2頁分。
   
  ※猫々堂の資料集は現在48集まで出ていますが、すべて在庫がござい
   ます。詳しくはこちらをどうぞ。
 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/nekonekodo.htm#
   
  ※続刊予定

   第49集 「情況[上]」(「文藝」連載)
       その他
   第50集 「情況[下]」(「文藝」連載)
       その他

 ◎先にお知らせしました「子供はぜーんぶわかってる」と「猫々堂主人」
  は、今のところどちらも25日か26日頃の入荷予定です。



(以下、7.24更新)

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/07/19

札幌の方からFAXをいただきました

北海道新聞2005年7月19日号に、吉本隆明さんの文章?が掲載されています。
「老いの幸福感/時間を細かく刻む」というのが大きな見出しで、
「瞬間の達成感に喜び/自分の手におえぬ死」という中見出しもあります。
全体で1頁の4分の1位の量です。
おそらく談話とおもわれますが、その注記や記者の名はありません。

北海道新聞の単独記事か共同通信あたりの配信記事かは不明です。
配信記事でしたら、各地の地方紙にも前後して掲載されるでしょう。
いつまで待っても読めなかった場合はご連絡くださってもかまいません。




[#03] 2004年の「三木成夫」本の売り上げ

   今年は紙の「三月書房販売年報(仮題)」がまだ発行できてません。
   遅くとも6月には出したかったのですが、ネット関係の作業がいろ
   いろ増えて忙しい上に、ついうっかりと「ドラクエ7」に手を出し
   てしまったのでますます遅れています。「ドラクエ7」は5年ほど
   前の発売ですが、やる暇がないので老後の楽しみにとっておくつも
   りでした。それがヤフオフだと600円位で買えることを知ってしまっ
   たのが間違いでした。公式ガイドブックはブックオフで105円で買
   えたし、ネット上には攻略法を無料公開している親切なサイトもた
   くさんあるので、おそろしく安上がりな娯楽です(電気代別で一日
   1円位!全クリしたらヤフオフで売却も可能ですが、さすがにめん
   どうです)。手を出してしまった以上はエンディングまでやらない
   と止められませんが、1日1時間やってもまだあと1カ月以上はか
   かりそうです。「7」が終わっても「8」には絶対手を出さないよ
   うにしたいものですが、幸いPS2はうちに無いので大丈夫でしょ
   う。老後の楽しみに回してある本やCDやDVDも大量にあるので、
   早いとこ隠居したいのですがあと10年ほどは無理のようです。
   
   いつ出せるかわからない紙版を待っているとデータが古くなるばか
   りなので、前号の「短歌本」に続いて、今号には「三木成夫本」の
   売上げデータを載せておきます。
   
   「海・呼吸・古代形象(うぶすな書院)」は23冊売れて通算368冊?
   「増補版・内臓の働きと子どものこころ(築地書館)」は17冊売れて
    元版と併せて通算281冊?(※現在は「増補版」も品切れ中)
   「ヒトのからだ(うぶすな書院)」は16冊売れて通算239冊  
   「生命形態学序説(うぶすな書院)」が8冊売れて通算111冊?  
   「解剖学論集(うぶすな書院)」が6冊売れて通算51冊?
   「胎児の世界(中公新書)」が8冊売れて通算374冊?
   「モルフォロギア16号:特集 三木成夫」が14冊売れて通算161冊
   ※冊数に?がついているのは発行が古くて、やや確実性にかける
    ためですが、大きなズレはないはずです。

   三木氏は1987年に62歳で亡くなっていますが、うちで売れはじめた
   のは、1990年代はじめに吉本隆明さんがさかんに言及されるように
   なってからです。その当時は数点しか販売可能な本はありませんで
   したが、1992年に吉本氏の解説付きで「海・呼吸・古代形象」が刊
   行されてから爆発的に売れ始めました。なにしろこの本は2004年末
   現在第8刷で推定5000部位の発行部数にもかかわらず、うちの店の
   売り上げが上記のように370冊ほどもあるのですから、信じられない
   くらいの販売シェアになっています。この本の売れ行きのすごいと
   ころは、ここ10年以上コンスタントに毎年20〜30冊売れていること
   です。うちでよく売れている〈吉本〉本にしたところで、発売当初
   こそ50冊以上売れるとしても、あとは急速に落ちて年に数冊売れれ
   ばよいほうですから。
   〈三木〉本がこのようにコンスタントに売れているのは、三木氏の
   著作がシュタイナー及び人智学、ゲーテの自然科学、野口三千三の
   野口体操、村木弘昌の呼吸法などと深い関係にあることから、それ
   らの分野の読者に読まれ、さらには古武術、舞踏、整体などの関係
   者の間でもかなり読まれるようになり、読者層がどんどん広がり続
   けているからです。
   うちの店で以前からバラバラによく売れていたこれらの本は、三木
   成夫を真ん中に据えれば、すべてがうまく連関することがわかった
   のは、実のところ三木本を売り始めてから数年過ぎてからのことで
   した。とくに驚いたのは、何も知らずに200冊以上も売っていた、ペ
   ヨトル工房の「夜想05号 特集『屍体』」に、三木氏のインタビュー
   が収録されていることに、ごく最近になってから気が付いたことで
   す。(屍体は苦手なので、この号を開いて見たことがなかったのが
   原因です。本屋はよく売れてる本だったら、気持ち悪そうな本でも
   目次くらいは目を通すべきという教訓でしょう。)今野元社長にそ
   の後聞いた話では、1982年発行のこの雑誌に載ったのが、三木氏の
   一般向けの出版物におけるおそらく初登場であり、しかもこの時の
   手応えによって、中公新書の「胎児の世界:人類の生命記憶」を書
   く気になられたのだということでした。〈三木〉本をまだ1冊も読
   まれたことがない方はぜひこの新書をお読みください。絶対に損は
   ないと断言しうる希有な本です。近頃は養老孟司さん推薦という安っ
   ぽい帯がついてますから、大型書店ならそのあたりの棚で簡単に見
   つかるでしょう。〈三木〉本のリストはこちらでどうぞ。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/mikisigeo.htm  
 


(以下、7・6更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/07/01

本日夕刻に到着しました
ご予約者には明日お送りします

○猫々堂「吉本隆明資料集47:6・15事件 思想的弁護論」
    全95頁 頒価1250円+税
    (これ1冊の送料は160円)

  目次
   6・15事件 思想的弁護論(約45頁)
   試行出版局の出版広告文 3件
   「人間にとって思想とは何か」講演後の討論(約29頁)
   現実存在としての我々[講演](約14頁)
   腐食しない思想をもて されば希望は諸君のうちにある…(約1頁)
   編集ノート

  ※「6・15」は「週刊読書人」に10回連載された初出の復元。のちに、
   「自立の思想的拠点」、「全著作集」、「全集撰」に収録。
   「講演後の討論」は國學院大學の「第85回若木祭・吉本隆明講演お
   よび討論の記録」の討論部分であり、講演そのものは「全著作集」
   に収録。
   「現実存在」は上智大学新聞掲載で単行本未収録?
   
  ※猫々堂の資料集は現在47集まで出ていますが、すべて在庫がござい
   ます。詳しくはこちらをどうぞ。
 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/nekonekodo.htm#
   
  ※続刊予定
   第48集 「共同幻想論」(「文藝」連載6回分)
       「山崎和枝さんのこと」
   第49集 「情況[上]」(「文藝」連載)
       その他
   第50集 「情況[下]」(「文藝」連載)
       その他

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/06/20

本日入荷しました
○対談 吉本隆明+芹沢俊介「幼年論:21世紀の対幻想について」
      四六判上製 本文187頁 定価1600円+税 彩流社 

 帯の文
  消滅寸前の「幼年」には人間を解く鍵がある
  自己史、
  子ども、家族のあり方、
  太宰、漱石などの文学作品、
  天皇制などを通して自在に語られる
  思想としての幼年
  「対幻想」の新地平を拓き
  人間力の核心へ
  
 目次
  まえがき 吉本隆明
  第1章 「幼年」とはいつのことか
  第2章 乳房論
  第3章 “吉本的性格”の幼年論的分析
  第4章 「初期」〜詩と隅田川
  第5章 きょうだい論へ〜「九州的」な吉本家
  第6章 太宰治、夏目漱石、そして天皇の家族
  第7章 「きょうだい」論の深部
  第8章 「親しい」とはどういうことか〜『彼岸過迄』と『行人』
  第9章 女系論
  あとがき 芹沢俊介
  
 ※2003年10月30日、11月25日、2004年1月23日に吉本宅で行われた対談をもとにして構成されているとのことです。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/06/20(その2)

猫好きの方に見せていただきました。在庫はもちろんございません。
○「猫びより 2005年夏号」税込み880円? 日本出版社

 吉本さんは「猫の肉球に関する考察」という約600字を載せておられま
 すが、おそらく談話筆記と思われます。A4判の上3分の1程度の量で
 す。吉本さんの文の下は、猫の足の裏のとてもフェティシュなカラー写
 真が4枚と、別の筆者による「肉球見聞録」です。

「猫びより」誌のサイトは下記ですが、まだ春号までしか載っていません
でした。
http://www.nihonshuppansha.com/102.html


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/06/20(その3)

7月の新刊案内
○吉本隆明+高岡健「時代病」予価1500円+税 ウェイツ

  いまのところ7月5日発売と聞いております。
  ぜひご予約ください。

 発行所のサイトから編集担当のサイトへリンクがあり、6月3日付けで
 下記のような情報が掲載されていました。
http://www.wayts.net/TJ/index.html
=================================
 日本思想界の第一人者吉本隆明氏と気鋭の精神科医高岡健氏の対談本
 『時代病』が、ザッツジャパンシリーズの特別版として、いよいよ7月
 上旬に全国の書店店頭に並ぶ予定となりました。
 
 足掛け10年にも及ぶ3回の対談をまとめたものですが、内容的には10年
 前のオウム真理教事件からライブドア問題、さらに戦後の60年安保か
 ら全共闘運動、人物で言えば時代病として自殺したと考えられる原口
 統三や岸上大作、三島由紀夫など、幅広い視点から「日本の時代」が語
 られています。

 ここでは、今回取り上げられているテーマや人物を列記しておきます。

 ●本書で語られている項目
  太平洋戦争、左翼運動、60年安保闘争、全共闘運動、連合赤軍、オ
  ウム真理教、フェミニズム、消費資本主義、登校拒否・引きこもり、
  精神病、三島由紀夫事件、天皇制、フリーター、ライブドア問題、
  子どもと大人、個人的な自己・社会的な自己、老人問題 ほか

 ●本書で語られた人物
  三島由紀夫、毛沢東、村上一郎、島成郎、麻原彰晃、森山公夫、山
  本義隆、フーコー、親鸞、エンゲルス、マルクス、上野千鶴子、フ
  ロイト、丸山真男、森_外、桶谷秀昭、江藤淳、田中角栄、西郷隆盛、
  保田與重郎、天皇、空海、M・ウェーバー、大江健三郎、岸上大作、
  堀口統三、山田詠美、ホリエモン、レーニン、J・シュンペーター、
  三浦つとむ ほか



(以下、6・11更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/06/09

発行所の方からお知らせをいただきました。

○明日発売「『文藝春秋』7月号の特集“人生の危機に読む本”に吉本さ
 んの聞き書きが掲載されています。タイトルに“頭が危なっかしくなっ
 たら”として、『聖書』などについて述べられています。
 加えて、島尾ミホさんが“夫・島尾敏雄の遺書として”と題し、島尾敏
 雄『はまべのうた』についての思い出を寄稿されています。こちらは泣
 かされる文章です。 」とのことです。

全国どこでも買えるはずの超有名雑誌ですが、ご希望あれば通販もいたし
ます。

ついでに非〈吉本〉本のお知らせ
○「南島へ南島から:島尾敏雄研究」
    高阪薫+西尾宣明 編 (巻頭言 島尾ミホ)
    定価2500円+税 和泉書院
  
 “島尾の文学や思想と、彼の仕事を特色づける「南島」との関係に視座
  を定めた論文集。在りし日の島尾と個人的に深く交際した3人の証言
  や、1990年以降の参考文献目録も収載。”〔日販MARCより〕

  これ1冊の送料は210円です。  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/05/21

本日入荷しました。
ご予約者には本日発送いたします。
○猫々堂「吉本隆明資料集46:丸山真男論(一橋新聞初出)」
    全108頁 頒価1300円+税
    これ1冊の送料は160円

  目次
   丸山真男論(約60頁)
   サド裁判証人証言(約40頁)
   編集ノート

  ※「丸山論」は「一橋新聞」連載を元に復元されたもので、完結後に
   同新聞部が発行した小冊子に掲載された吉本氏による「後註」や、
   編集部による「はじめに」等も収録されています。
   
   「サド」は現代思潮社が1963年に刊行した「サド裁判(上)(下)」の
   上巻収録が元になっています。この本は現在も現役で現代思潮新社
   には在庫があるようです。各定価3000円+税。
   
  ※猫々堂の資料集は現在46号まで出ていますが、すべて在庫がござい
   ます。詳しくはこちらをどうぞ。47号は7月発行予定です。
 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/nekonekodo.htm#
   
   
この2冊は今朝の新刊でした。
ご予約者には発送しました
○『戦後詩史論 新版』 本体1800円 
○『吉本隆明歳時記 新版』 本体1600円 

  ※「詩史論」の新しい「あとがき」は2頁分
   「歳時記」の新しい「あとがき」も2頁分で、野村氏による解説は
   10頁分あります。
   


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/05/18

思潮社からの復刊シリーズの詳細がわかりました
発売日はどちらも5月23日あたりでしょう。

○『戦後詩史論 新版』 本体1800円 286ページ
  “新版あとがき”及び“別冊24ページ書評集”付き
   別冊は元版刊行当時の書評類で
   北村太郎、鈴木志郎康、清岡卓行、中村稔、中野孝次、
   佐佐木幸綱、佐々木幹郎、川本三郎、
   対談・鮎川信夫X北村太郎
   インタビュー・吉本隆明(構成・安原顕)※一部抄録

○『吉本隆明歳時記 新版』 本体1600円 160ページ
  “新版あとがき”付き 
   解説・野村喜和夫
  *以前こちらも別冊付きと案内しましたが、こちらにはつかなくなっ
   たそうです。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/05/15

本日入荷の雑誌に〈吉本〉関係記事が数本載ってます。
○「樹が陣営 29[MAY 2005]」
  “特集:人間はどこまで自由か”小浜逸男、長谷川三千子、ほか
       定価1000円+税  発行・編集工房 樹が陣営

 *シリーズ 〈吉本隆明〉との再見
   添田馨:吉本隆明 論争のクロニクル(2)
   中山勉:詩人としての論争家・吉本隆明の「聖痕」(1)
   根本義明:吉本隆明論を読む(1)「吉本隆明」への落とし前(1)
   佐藤幹夫:漱石的主題と吉本隆明
 
  ※この部分は全236頁中の50頁弱です
  
 「樹が陣営」のバックナンバーも販売してます。
 詳しくはこちら
 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sangatu/yosodehaminai.htm#


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/05/14


福島県の方からメールをいただきました。
「吉本さんの雑誌コラムが見つかりましたのでお知らせします。
 男性向情報誌 月刊CIRCUS 6月号 KKベストセラーズ発行
 毒舌暴論インタビュー『小泉は自殺しろ』。短いものです。」
とのことです。

この雑誌はうちの店には入ってません。まったく見たことも聞いたこ
ともない雑誌です。ネットで発行所のサイトを検索したところ、毎月
5日発売で定価580円となってます。コンビニ向け雑誌のような感じ
を受けますが、現物を見てないのでなんともいえません?

このサイトにあった内容紹介ではこのようになってます
「なめんなよ!食料テロだ!アメリカ産牛肉食べ放題!!
 吉本孝(ママ)明が吠えた!
 この7月にも、アメリカ産牛肉の輸入が再開される見通しだ。
 えッ!いつから安全だって話になったんだっけ!?
 いつの間にか、世の中そんな「出来レース」になって。
 もしBSE患者が出たら、誰が責任取るんだよ!? 」


(以下4・25更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/04/21

先日ご案内しました
○「大塚睦画集」は本日入荷しました。ご予約者には発送いたしました。

先日間違った情報を流してしまった
○「Coyote」の第5号の現物が入荷しました。
吉本さんの詩「旅唱」は見開き2頁ですが、旧作の再録であるとの説明も、
作者の紹介も何もついてません。ただし、雑誌そのものはいまどきとして
は、なかなか金もかかっているようで上出来の雰囲気です。
なお、いただきましたご予約はすべてキャンセル済みです。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/04/19

いのは画廊さんから見本をいただきました。
○「大塚睦画集:Mutsumi Ohtuka,1916-2002」
   2004年8月 有限会社いのは画廊 発行
   編集 猪羽恵一
   装丁 大野リサ
   縦25センチ×横22センチ 72頁
   
  主な内容
   メメント・モリ(死を想え)        大塚絢子
   清冽な色彩と繊細な線に守られた前衛画家  吉本隆明
   作品75点(オールカラー)
   不協和をかかえた調和の絵画        門田秀雄
   大塚睦の佇立する「裸形の母子像」について 尾崎真人
   年譜
   編集後記
     
  ※吉本氏の文章は2000字強です。「本人の了解を得て、編集者の責了
   とした」とあります。1950年代から晩年まで交友がおありだったよ
   うです。
   この頁に大塚氏による吉本氏の顔のスケッチが掲載されてます。
   掲載作品中2点の所蔵者が吉本氏となってます。
   年譜の1960年の記事に「革命芸術家戦線RAF結成。吉本隆明らと
   安保デモに参加」とあり、ほかに二人が一緒に写っている写真が2
   葉掲載されてます。1986年と1995年。   
   
   数日後に、販売分が入荷する予定です。
   税込み2000円、送料無料にて通販いたしますから、なるべくお早め
   にご予約ください。


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/04/16

昨日ちょっとご案内しました件
○「大塚睦画集」をいのは画廊さんのご厚意により、仕入れさせていただ
 けることになりました。
 数日以内に見本が届きますから、吉本氏の文章の量などをお知らせいた
 します。
 いまのところ税込み2100円、送料無料にて通販させていただく予定です。



(以下4・17更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/04/11

4月8日にお知らせした「Coyote」の件ですが、情報に誤りがあったよう
です。
山梨方面の方からいただいたFAXによりますと
「『Coyote』に掲載されている、吉本さんの詩『旅唱』は、初期詩編4の
なかの『旅唱』なのですが、1カ所ちがっています。
『柔らかい影象のあやが旅人の心をときめかし』が『ときあかし』と
『Coyote』ではなっています。
新しい作品ではないとおもいます。
インタビューもありません」
とのことです。

先の方は立ち読みでしたが、こちらの方は購入されたようですから、こち
らの情報が正しいようです。ちょっとがっかりです。

いただきましたご予約は、いったんキャンセルとさせていただきます。
現物が入荷しましたら詳しい内容をお知らせいたしますから、あらためて
ご注文ください。

発行所のサイトに5号の詳しい内容がアップされました。

(Travel writing  吉本隆明「旅唱」)となってます。
http://www.coyoteclub.net/catalog/005/index.html


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/04/15

本日入荷しました。
ご予約者には本日発送いたします。
○猫々堂「吉本隆明資料集45:「抵抗詩・国鉄王国をやぶれ」
    全86頁 頒価1200円+税
    これ1冊の送料は110円

  目次
   抵抗詩
   座談会 国鉄王国をやぶれ
   国鉄詩人同盟とふたつの座談会について(宿沢あぐり)
     声明「さしあたってこれだけは」
     革共同に非難声明
     言論の自由を後退させないための抗議および勧告
     巌編集局長報告にふたたび抗議する
   交通が成立たない部分
   編集ノート

 ※発行者松岡氏の編集ノートによりますと、「抵抗詩」は「批評運動」
  掲載されたもので、後に「全著作集」に収録された文は改稿されて
  いるそうです。「国鉄」は宿沢氏の詳細な解題によりますと、昭和
  33年発行の「国鉄詩人46号」に掲載されたもので、この資料集
  が初の再録となるようです。菅原克己など十数名が参加しています。

 ○同封されていた「猫々だより42」掲載の「吉本さんの近作情報」
  によりますと、「大塚睦画集」に「清冽な色彩と繊細な線に守ら
  れた前衛画家」という文章を寄せておられるそうです。
  「いのは画廊」というところの発行となってますが、いまのところ
  当店では仕入れ不能です。
  この画廊のサイトへ直接ご注文ください。
  http://www.inoha.co.jp/otuka/index2.htm



(以下4・10更新)


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/04/08

小金井市の方から情報をいただきました。
「今日都心の本屋で立ち読みしていて吉本さんの詩とインタヴューを目に
しました。ご参考までにお知らせいたします。
「Coyote」という雑誌のNO.5(5月発行)に「旅唄」と題する詩が出てい
ます。雑誌の特集は「チベット、ヒマラヤへと続く道」と題するもので、
吉本さんの詩も旅を唄ったものです。」とのことです。

この雑誌はまったく知りませんでした。至急取り寄せますので、お待ちい
ただけるかたはご予約ださい。何頁くらいあるのかは不明ですが、詩の新
作はかなり久しぶりなのではないでしょうか?

SWITCH発行で本体価格1000円です。
http://www.coyoteclub.net/index.html


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/04/03

ここ1週間ほどパソコンが不調でお知らせを送信できませんでした。
この間刊行された〈吉本〉本は3月25日に出たこれ1冊のみです。

○『歴史としての天皇制』網野善彦・吉本隆明・川村湊
   46判上製/290ページ/定価2200円+税 作品社  

  [カバーの文]
   天皇制をいかに捉えるか。日本列島と朝鮮半島の歴史が折り重なり、
   問いかけてくるものとは何か。網野善彦が吉本隆明、川村湊を対話者
   にむかえ、日本中世史から天皇制、日本列島と朝鮮半島の社会の比較
   へと議論を展開した、濃密な討議の記録。網野・川村による対談集
   「列島と半島の社会史」に、吉本を加えた記念碑的鼎談を増補した待
   望の決定版。
   
  [目次] 
   歴史としての天皇制(86頁分)網野善彦+吉本隆明+川村湊
   列島と半島の社会史     網野善彦+川村湊
   解説にかえて 網野善彦氏との二つの対話 川村湊
   
   〈吉本〉鼎談の初出は河出書房の『文藝』1987年秋季号。
   川村氏の解説によると「その後活字にならず、そのままになってい
   ることを嘆いているうち」とありますが、これは吉本氏の『非知へ
   信の構造・対話篇』(1993年・春秋社)に収録されていることをご
   存知なかったか、失念されたのでしょう。〈網野〉本としては活字
   になっていないという意味なのかもしれませんが。

   というわけで〈吉本〉本としては「非知へ」をお持ちの方にはご不
   要ですが、〈網野〉本としては魅力的な増補版といえるでしょう
   


(以下3・27更新)

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/03/23

本日入荷しました
ご予約者には発送しました 
○『吉本隆明全講演ライブ集』第9巻(通巻11巻)
  「25年目の全共闘論、その他」

   4講演収録(*は、単行本未収録)
    *「25年目の全共闘論」
    *「社会党あるいは社会党的なるものの行方」
     「日本資本主義のすがた(原題・労働組合論)」
     「『擬制の終焉』以後十年」。

   CD6枚/テキスト124頁付き
   (本体9000円+税450円) 
   吉本隆明全講演CD化計画・発行


   ※このシリーズに限り送料は無料サービスです。
    

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/03/20

3月23日発売予定 
○『吉本隆明全講演ライブ集』第9巻(通巻11巻)
  「25年目の全共闘論、その他」

   4講演収録(*は、単行本未収録)
    *「25年目の全共闘論」
    *「社会党あるいは社会党的なるものの行方」
     「日本資本主義の姿(原題・労働組合論)」
     「『擬制の終焉』以後十年」。

   (本体9000円+税450円) 吉本隆明全講演CD化計画・発行


   ※このシリーズに限り送料は無料サービスです。
    いまのところ23日か24日に入荷の予定です。
    入荷次第ご予約者には発送いたします。
    発送前でしたらキャンセルも可能です。
    この巻のみのご注文もお受けしております。
    お申し込みはお早めにどうぞ
    

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/03/18

※「中学生のための社会科」の正誤表

  発行所から下記の正誤表が届きましたのでお知らせします。
  以後の販売分にはコピーを挟み込みます。
  当該箇所は重版時に訂正されるとのことです。
  お買いあげ済みの方はごめんどうですがご訂正ください。
  
 (その1) 12頁最終行 ●生田養月→○生田春月
 (その2) 38頁最終行 ●遠ほふ(遠くの方にある)
             →○白遠ほふ(白が遠くの方にある)
 (その3)108頁9行目 ●文法は少しは知っていな
             →文法がそうであったように「国家」につい
              ても少しは知っていな

  今のところ以上3箇所です。
  

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/03/17

本日入荷しました
○「吉本隆明『食』を語る」聞き手・宇田川悟 
    四六判上製/251頁 定価1600円+税  朝日新聞社 
    
 [帯の文]
  戦後日本の「巨人」は、何を食べ、どのような生活を送り、
  何を考えてきたのか。
  食に始まり、人生、文学、思想にいたる
  
 [目次]
  まえがき (吉本隆明)
  1 戦前 幼少時代
  2 戦中〜敗戦 米沢高等工業学校時代
  3 戦後 サラリーマンから物書きへ
  4 家庭生活をめぐる料理考
  5 老年を迎え、今、思うこと
  あとがき (宇田川悟)
  
  ※あとがきによりますと、宇田川氏は「サントリークォータリー」誌
   の連載対談のホストとして、吉本氏にインタビューされたことがあ
   るそうですが、この本はその記事をベースとして、あらたに約30時
   間インタビューされたものだそうです。
   正直なところ、予想していたよりもはるかに読み応えのありそうな
   感じです。
   
   ご予約者には本日発送します。
   この本1冊の送料は210円です
  

 (以下3・13更新)

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/03/12

復刊のお知らせ
○「戦後詩史論 増補版」(別冊「資料集」添付)
   四六判/上製/280頁 定価1800円+税 思潮社
   4月下旬刊行予定
 
  ※この本は1983年に大和書房が刊行した「増補版」の復刊です。
   元版は大和書房が1978年に刊行しました。
   なお大和書房は1984年に「増補版」を大和選書に改版しましたが、
   内容に変わりはなかったはずです。
   
   今回の思潮社版には新たに吉本氏による「あとがき」がつくそうです。
   別冊資料は当時の反響集(書評集?)とのことです。
   

○「吉本隆明歳時記」(別冊「資料集」添付)
    四六判/上製/144頁 定価1600円+税 思潮社
   4月下旬刊行予定

  ※1978年に日本エディタースクール出版部が刊行した本の復刊です。
   1992年には広済堂文庫版が刊行されてます。(※現在品切)
   こちらにも、吉本氏による新たな「あとがき」と「反響集」がつく
   そうです。


2005/02/22号にてお知らせした
○「吉本隆明『食』を語る」は、
 予定通り3月17日に刊行されることが確定したと、取次店から連絡があ
 りました。ご予約者には入荷次第発送します。



<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/03/01

本日夕刻に入荷しました。
ご予約者には明日発送いたします。
○猫々堂「吉本隆明資料集44:日本現代詩論争史」

 ※発行者松岡氏の編集ノートによりますと、「日本現代詩論争史」は
  1957年から58年にかけて「現代詩」に6回連載され、その後情況的
  な記述部分を削除し、「日本近代詩の源流」と改題して「叙情の論
  理」に収録(その後「全著作集:文学論2」にも)されたとのこと
  です。今回はその初出の復元です。ほかに東洋インキ労組の機関紙
  に載った「組合員各位へ」ほか短文が数点附されています。
  
  全86頁 頒価1200円+税


○続刊予定
  第45集:「抵抗詩」、座談会「国鉄王国をやぶれ」ほか
      予価1200円+税  4月中旬刊行予定
      
  第46集:「丸山真男論」(『一橋新聞』連載)、「サド裁判証人証言」
      予価1300円+税  5月刊行予定
      
  第47集:「6.15事件 思想的弁護論」(『週刊読書人』連載)ほか
      予価1250円+税  7月刊行予定
   
 ※第45集〜第47集のご予約はあらためてお申し込みください。
  分売も可です。
  

◎1昨日発売開始しました「中学生のための社会科」は、お陰様で初回の
 入荷分50冊が、わずか丸2日で売り切れてしまいました。うちのような
 極小書店では、ちょっと記憶にないくらいの出足です。追加は2日に入
 荷予定です。ぼちぼちジュンク堂などの大書店にも並んでいるでしょう。



<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/02/28

○「読書人のためのリトル・マガジン 一冊の本 2005/03」朝日新聞社
 
  この号に吉本隆明さんへのインタビューが掲載されていると、数名の
  方からお知らせいただきましたが、残念ながら在庫はございません。
  この号の特集は「食からはじまる」で、吉本さんへのインタビューは
  「哲学者の食卓」というタイトルだそうです。ようするに、先にお知
  らせしました、3月中旬刊予定の「吉本隆明『食』を語る」の先触れ
  宣伝でしょう。
  
  この雑誌は「波」とか「ちくま」とかと同様のPR誌です。
  いただいたメールによりますと、
  「同誌は定期購読が基本ですが、朝日新聞の販売店に頼めば無料でも
  らえることもあります。ただ、販売店によって対応しないところもあ
  るようですが。あとは、過去の経験でいえば、朝日新聞の本社に行く
  と在庫があればもらえます。」とのことです。


ついでに非〈吉本〉本の近刊案内を
○「『死の棘』日記」島尾敏雄・著 予価2200円+税 新潮社
    3月末刊行予定

  [宣伝文]
   かって50万読者を震撼させた小説「死の棘」。
   名作のもとになった日記を著者の没後18年を経てついに刊行。
   夫婦の諍いの地獄絵は小説よりもさらに生々しい。
   
 ※「中学生のための社会科」に出てくる島尾隊長はかっこいいのですが、
   こんな日記はあまり読みたくないような気がしないでもありません。
  

 ※猫々堂さんからの連絡によりますと、「資料集」の配本は今週半ばと
  のことです。ご予約者には入荷次第発送します。



<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/02/27

○「中学生のための社会科」
    定価1400円+税  四六判、 並製、192頁。
    発行所:市井文学
    これ1冊の送料は160円です。

  ※3月上旬刊と聞いていましたが本日入荷しました。
   発行所との直取引なので特別に早かったのでしょう。
   ご予約者には本日発送しました。
   近場は明日、遠距離は明後日到着の見込みです。
   到着が遅い場合はご連絡ください。
   お代は同封の郵便振替にてご送金ください。
   イーバンクまたはジャパンネット銀行へのお振り込みも可能です。
   ご利用の場合はご連絡ください。口座番号をお知らせします。

  ※前号に「前書」と「目次」を掲載しましたので、今号には
   帯の文の一部を掲載します
   
  「永遠の中学生に贈る考える拠(よりどころ)
   持続される思索の結実
   全二〇〇枚書き下ろし」
   
※丸ごと一冊の書き下ろしは、あまり自信がありませんが、おそらく「アフリカ的段階について」以来ではないでしょうか?



<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/02/22

 近刊のお知らせ。

○「吉本隆明『食』を語る」聞き手・宇田川悟 
    定価1365円+税  朝日新聞社 
    3月17日刊行予定。
    
  [発行所による宣伝文]  
   あの吉本隆明が、「食」を通して、自らの人生、漱石、鴎外、折口信夫、日本文化などについて語る。
   
※宇田川氏を検索してみたところ「長年フランスに住んで、食べ、飲み、歩いた」方だそうです。フランスの旅行案内や料理本の著書や翻訳本を多数出版されていて、近作は「フランス料理は進化する(文春新書)」、「フレンチの達人たち(河出書房)」 あたりです。
  いまいち吉本さんとの組み合わせがよくわかりませんが、ご予約ください。
  


<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/02/18
○「イエスとは何か」笠原芳光・佐藤研 編 
             定価2100円+税 春秋社

  本日入荷しました。これ1冊の送料は210円です。

 [帯の文]
  二十一世紀のイエス像に向けて、
  聖書学・思想・文学・美術・音楽
  「思想史的」視座に立つイエスの現在をめぐる白熱の討議
  自己探求への架け橋

 [目次]
  序 佐藤研
  1.「聖書学から」 荒井 献・笠原芳光・佐藤研
  2.「思想から」  吉本隆明・笠原芳光・佐藤研
  3.「文学から」  岡井隆・笠原芳光・佐藤研
  4.「芸術から」  木下長宏・磯山雅・笠原芳光・佐藤研
  エピローグ     笠原芳光・佐藤研
  跋 笠原芳光

※「思想から」は約50頁分。鼎談があったのは5年近く前のようですが、発表されるのはこの本が初めてです。



<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2005/02/14

○「吉本隆明対談選」定価1500円+税 講談社文芸文庫
  本日入荷しました。これ1冊の送料は160円です。

 [裏表紙の文]
 「その時々の社会情況、文学・思想情況に対して、果敢な発言を行い、時代を先導してきた思想家・吉本隆明。
  その思想の歩みを対談で辿り、時代と思想的課題の推移を、今、改めて問い直す。
  江藤淳、鶴見俊輔、ミシェル・フーコー、佐藤泰正、大西巨人、高橋源一郎、谷川俊太郎との、時代を象徴する七篇の対談は、互いの立場を超えた鋭い問題意識の応酬で、読者を白熱した場へと連れ出す。精選された一冊。

 ※選者の松岡祥男さんによる解説(約14頁)と、高橋忠義さんによる年譜(約26頁)及び著作目録(約14頁)が附されています。全420頁。