飢餓陣営33 CONTENTS 〈特集〉 精神科医・中井久夫の仕事 滝川一廣■(インタビュー)患者を守り抜く姿勢 熊木徹夫■中井久夫随想 ――論文「薬物使用の原則と体験としての服薬」をめぐって 伊藤研一■私が出会った中井久夫先生 内海新祐■翻訳と臨床の出会うところ 栗田篤志■統合失調症という生き方 ―中井久夫のまなざしから 佐藤幹夫■一教師から見た中井久夫の「言葉」 【特別寄稿】(140枚一挙掲載!) 西尾幹二■三島由紀夫の死と私(二) 【シリーズ・人間学アカデミー】 佐伯啓思■人間と貨幣 (一) 池田清彦■人間という生物の自由と不自由 (一) 菅野覚明■日本人にとって宗教心とは何か (一) 【本を読む】 山内修■眼球内では焦点を結ばない超一人称の歌 ―佐藤通雅『賢治短歌へ』(洋々社) 水島英己■終わりなき漱石 ―神山睦美『夏目漱石は思想家である』(思潮社) 添田馨■これは詩ではない、という予感と逆説が引き起こすかもしれない融合について ―北川透詩集『溶ける、目覚まし時計』(思潮社) 由紀草一■教えられたことと知りたいこと ―佐藤幹夫・山本譲司共編著『少年犯罪厳罰化 私はこう考える』(洋泉社・新書y) 宗近真一郎■詩的「第三度」以降の他者の行方 ―河津聖恵『ルリアンスー他者と共にある詩』(思潮社) 栗田篤志■開拓者の足跡 ―村瀬学『初期心的現象の世界』(洋泉社MC新書) 【連載】 〈フォト〉 土田惇遺稿写真(第二回)(佐藤和彩選)■昭和の子ども 佐藤和彩■ 鳥人間 〈創作〉中村武光■ 自画像(一五首) 〈論考〉勢古浩爾■石原吉郎(十) 添田馨■吉本隆明 論争のクロニクル(五) 埴谷・吉本論争後半戦の意味 倉田良成■日本の絵師たち(一) ― 若冲綵絵 浦上真二■古書会読(15)額田豊『安価生活法』・牛後迂人『会社員物語』 【コラム・口舌辛感】過失糾弾症候群 … (和) ロゴデザイン・廣田茂/表紙写真・デザイン・佐藤和彩 |