「文藝別冊 (河出書房 1143円 2004年2月23日発売予定) ■【ロング・インタビュー】 吉本隆明「詩と思想の60年」 (聞き手 加藤典洋、高橋源一郎、瀬尾育生) ■【吉本隆明フォアビギナーズ】 ○勢古浩爾 vs.佐藤幹夫「偏愛こそ最強である――路地裏からの吉本談義」 1 吉本隆明の「生涯」 ●吉本隆明の資質について●吉本隆明の「つくられ方」●吉本隆明は恋愛体験から何をつかんだか●政治運動と「自立」の思想について●吉本隆明の「老い方」と非知●「老い」と自然回帰の問題●団塊の世代の老い方 2 吉本隆明のどこを読むか 「大衆の原像」を再考する●非知あるいは「戻り道(還相)」の知について●ものを書くことと家族を論じること―「二五時間目の闘い」●男女の関係は悲劇か●「母子の関係」へのこだわりの由来●吉本隆明と吉本読者についてのいくつかのこと●吉本隆明の文章の「芸」について●対話と「開き方」の問題●「存在の倫理」と「国家の段階論」について ○呉智英インタビュー「『大衆の原像』異論」(聞き手・佐藤幹夫) ●吉本思想の概括的評価●なぜこれほどまでに「大衆」に依拠するのか●吉本転向論の画期性とアクロバティックな論理●知識人論と「マチウ書試論」●吉本隆明はなぜ論争に強いのか●『言語にとって美とはなにか』が書かれる背景●『共同幻想論』と『家族・国家・私有財産の起源』についてまる『吉本隆明』の読まれ方とこれからの「知」のあり方 ■【吉本隆明エッセイアンソロジー】 (内容未詳) ■【エッセイ】 鶴見俊輔*大西巨人*長谷川龍生*芹沢俊介*長崎浩*高山文彦*福間健二*佐藤幹夫*山下悦子*立岩真也*宇野邦一*中条省平*遠藤ミチロウ ■【完全ブックガイド】 安藤礼二 ■【論考 新しい吉本隆明】 山口昌男*小沢秋広*友常勉*仲俣暁生*松本潤一郎 |