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飢餓陣営36号
(20011年夏)



A5版 248P 1000円+税


【特集】吉本隆明と東北を想う
吉本隆明、「東北」を想う(6-29)
神山睦美■東北常民のエートス(30-36)
夏木智■東日本大震災個人的体験記(1)(37-42)
佐藤通雅■3.11手稿(43-53)
佐藤幹夫■被災地に立って(54-70)
北明哲■「3.11」クリップボード(71-83)

橋爪大三郎ロングインタビュー■「3.11」とこれからの日本の方位(84-102)
(聞き書き)編集者=小川哲生(第1回)■「小さな会社だからこそ、著者一番の仕事をもらいなさい」(104-118)

【追悼】山内修
山内修■東京ふらふら文学散歩 永井荷風と向島編(120-137)
佐藤幹夫■補遺(138-141)
松田有子■ふらふら文学散歩 永井荷風と向島散策編(142-146)

清水眞砂子×滝川一廣■「希望を失くさない」という生き方(146-162)
(座談会)ケアすることと他者への回路‐『人はなぜ人を「ケア」するのか』を読みながら■小林隆児・滝川一廣・西研・佐藤幹夫・内海新祐・石川恒・小川正明・斎藤敏郁・佐川眞太郎・阿久津斎木・赤広守(司会)(164-177)

【連載】
内海新祐■自閉症論を読む(3) 二人の故老は何を伝えうるか(178-183)
阿久津斎木■子ども・発達・ハンディキャップ(1) 『本の虫ではないのだけれど』(184-187)
愛甲修子■現象学的発達障害論の試み(2) 孤立した住人から共同体の住人へ(188-195)
尾上義和■大阪拘置所拘留記(1)(196-202)
本田徹■東ティモール日記(1) 鷗外の『仮面の告白』と結核百年のスティグマ(204-208)

柏木大安■地球温暖化論議を読む(3) 温暖化以前(209-213)
宗近真一郎■パリ通信(1) 騒乱のトポグラフィー(214-221)
倉田良成■日本の絵師たち(4) 光琳屏風(222-227)
添田馨■紙愛談義(1)(228-229)
木村和史■家を作る(2) (230-235)
浦上真二■古書会読(18)(236-237)
佐藤幹夫■書評集(2)(238-247)