介護レポート:2002年5月度
「札幌の姉が来てくれた!」

今月からケアプランを一部変更しました。
第一の変更点は、ケアサービスの曜日と時間です。従来、月と金の9時20分から15時40分 まででしたが、ケアマネージャーの提案により、月、水、金の9時20分から13時40分ま でに変更しました。変更の理由は、母は午後になると落ち着きがなくなり、家へ帰りたがるた めです。変更の結果、デイサービスにはスムーズに参加できるようになりました。
第二の変更点は、ヘルパーさんによる在宅介護の日程に日曜日の午前中2時間を追加したことです。 これは、日曜日担当の弟夫婦の負担を少しでも減らすためです。母はヘルパーさんとうまくやれ るようで成功です。

今月は札幌の姉が5月17日から29日まで母の介護をするために来てくれました。 姉は数ヶ月に1回来てくれるのです。姉は2週間連続で母の介護を行うので大変だと思いますが、 東京近辺組はその間、休息できるので助かっています。私はその期間中に、娘と息子がプレゼント してくれた退職記念の女房との1泊旅行と、会社時代の友人3人と福島県いわき市の友人宅訪問 の1泊旅行をして英気を養いました。

姉は久しぶりに母の介護を行うので我々より母の変化に気が付きます。 全般的な印象としては、前回の昨年12月に来たときに比べて、体の調子は良くなっているが、 頭のボケの方は進んでいると感じたとのことでした。姉が特に気になった異常と思える行動は、 次のようなものです。

以上から分かるとおり、母のような状況の人を一人で長い日数を連続で介護するのは、介護する人に とって精神的にも肉体的にも非常に大変であることが分かります。もし可能であれば、できるだけ多く の身内の人によって短日数ずつ分担することがベストであると思います。

今月、うれしかったことは、母が1枚の絵を描いたことです。木曜日に家に来てもらっているヘルパー さんが色鉛筆を渡して絵を描かせたら、ナスを見ながら便箋に下図の絵を描いたそうです。 母は、小さいときから絵は好きで結構うまい絵を描くのです。その才能がまだ残っているようで 大変うれしく思いました。ヘルパーさんには感謝です。今後も描かせることにチャレンジしてみよう と思います。母と絵の詳細については、「■母の紹介」欄の母と絵 をご覧ください。

今月、母が描いた絵:ナス
(2002年6月11日)

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