ばんちゃんのひと言   「20th Tohshin Charity Concert 2003」 (2003年4月23日)
4月20日に中野サンプラザにて第20回トーシン・チャリティコンサートがあり、妹と小学校以来の友人が出演する ので行ってきました。このコンサートの主催である東京シンフォニック プレクトラム オーケストラ(マンドリン中心のオーケストラ)の代表で指揮者の根田哲雄氏は、 明治大学在学中にマンドリン倶楽部に在籍し、故古賀政男氏に師事したそうです。現在、東神興業潟Oループ代表など実業界に身を置きな がら、本オーケストラも率いて活躍されています。このコンサートは、根田氏が20年前に始められ、以来、難病の明美ちゃん基金、阪神淡路復 興基金、盲導犬の育成など多くの社会貢献をされてきました。
今年は最終回ということで、内容も日本の歌、世界の歌、映画音楽と非常にポピュラーな曲を沢山聴かせていただきました。ゲストも多彩で 青島幸男、ミッキー・カーティス、多岐川裕美、甲斐京子、大林宣彦、他多数の方々でした。特にモンゴルの女学生が弾く馬頭琴との 「荒城の月」の合奏は心に響きました。母に聞かせてやれば感動して涙を流しただろうな、と残念に思いました。
5年前に妹に勧められて母と一緒に聴きに行きましたが、その頃の母は、痴呆もそれほど進んでおらず、耳も聞こえ、足もしっかりして いました。そのときは「心の歌 日本」という特集でしたが、母は非常に喜び、感動し、演奏と一緒に歌いだしてハラハラしたものでした。 それから5年、母の痴呆も進み、最近は連れて行くことは無理となりました。しかし、音楽に感動する心は残っていますから、これからも母には好きな音楽を 家で聞かせてあげようと思います。
  
   ハナミズキ−母の家の近くにて
     2003年4月22日撮影


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