4.ばんちゃんのひと言 「端唄を聴く」 (2003年1月26日) |
先週の土曜日に友人に誘われて、神田の「あじくら なまこ屋」という料理屋で行われた「江戸端唄の集い」
に行きました。端唄を聴くのは初めてでしたが、お酒を飲みながら聴く端唄は、非常に心地よく、江戸時代の人々の粋な心意気を感じました。
広辞苑によれば、端唄とは「江戸で、文化・文政期に円熟し大成した小品の三味線歌曲。『春雨』
『梅にも春』など。これから、歌沢と小唄が派生した」とあります。基本的には、江戸時代、大衆の間で歌われた流行歌だったようです。
演奏者の稲邑粋有芙さんはまだ20代ですが、稲邑流の師範として国内や海外での演奏活動、CDリリース、FMチャッピーでの
パーソナリティなど幅広く活動されています。「なまこ屋」さんでの集いは、毎月一回行われているようです。是非、頑張って日本の伝統
芸能を守って頂きたいと思います。
参考に粋有芙さんとなまこ屋さんのURLを記載します。 ・粋有芙さんのHP→粋有芙の端唄教室 ・なまこ屋さんのHP→あじくら なまこ屋 |
![]() 演奏中の粋有芙さん(なまこ屋さんにて)2003年1月25日撮影 |