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ばんちゃんのひと言 「2012年のまとめ」(2012年12月29日)
 久しぶり、今年の1月16日以来ですのでほぼ1年ぶりにアップします。
 この間、Facebookにのめり込んでいましてそちらはぼぼ毎日アップしています。最近会った友人から 「最近、ホームページをアップしていませんね。何かあったのかと心配していました」と言われ、読んでくれている方もいたのだという思いに到り、 気を取り直してアップすることにしました。来年は月1回程度はアップしようと思います。
 今年1年何をやっていたかと言いますと、基本的には今年も電気通信大学の研究員として調査研究を続けました。主な成果は「72歳の研究員便り」に2012年1〜12月度「2012年のまとめ」に示します。 写真は2012.2.24NECフィールディングで講演の様子です。
 以上は主に研究面のお話ですが、個人的にはいくつかの悲しい出来事もありました。
 その一つは、NEC時代のある時期に私の部下だったO氏が62歳の若さで亡くなりました。彼はNEC定年後、好きなマイカーで 沖縄から北海道知床まで回っていましたが、最後の札幌のホテルで心筋梗塞で亡くなりました。彼は旅行記をこまめにブログ 「008みちとのそうぐうなぅ」(http://008freedom.at.webry.info/)にアップしていました。私はそのブログを毎日読んでいたのですが、 最後に札幌に行くことが分かり、私の母校の北海道大学の「クラーク像、農学部などの写真を撮ってきて欲しい」と依頼しました。しかし、彼は札幌のホテルで友人と飲み会をした後、亡くなりました。 彼のお葬式に参列した時に妹さんから彼の遺品のデジカメを見せてもらいました。 そこには私が依頼した写真がしっかり撮られていました。涙が止まりませんでした。左上の写真です。
 もうひとつは、NEC時代から時々部下や同僚と行きつけていた中河原の居酒屋「志満屋」さんのおかみさんが92歳で亡くなりました。私たちは”おばちゃん”と呼んで親しくしてもらいました。 90歳近くまで現役で店をやっておられました。府中市民交響楽団定期演奏会などにも毎回ご一緒しました。
 親しい人との別れは人の世の常ですので来年は新たな気持ちで自分の人生を悔いのないよう生きようと思います。