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ばんちゃんのひと言 「新年度の感慨」 (2010年5月5日)
 会社勤めをしていないので新年度という感慨は余りないのですが、それでも大学の研究員という身分でときどき研究室に通っていますので、 学生の入れ替えという環境の変化で新年度が感じられます。
 修士2年の学生は3月24日の修了式で巣立って行き、4月から新修士1年生が入ってきました。 学生が研究室を決めるために4月の最初の1〜2週間は研究室訪問があり、先生方はかなり気を遣って丁寧に対応しています。 訪問学生に研究室の学生を紹介するのですが、私がたまたま居合わせますと教授は「この方は当研究室でドクターを取得された社会人の方です。電気メーカーに 永年エンジアとして務めておられましたので会社のことは私よりよく知っており、皆さんの相談相手にもなってくれているようです。 ドクター取得後も研究を続けたいと言って現在も研究員として研究を続けておられる変わった方です。」などとと紹介してくれます。
 今年度の私の目標は、昨年度失敗したDSNへの投稿に再チャレンジすること、鉄道関係の研究所との共同研究を通して博士論文のテーマ を一歩進めること、そしてそれらを論文として発表することなどです。69歳になってもこのような環境に身をおけることに幸せを感じています。