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ばんちゃんのひと言
 シンポジウム「第13回信頼性とシステム安全学」参加して」
 (2009年3月8日)
 2009年2月27日に開催された電気通信大学大学院情報システム学研究科シンポジウム「第13回信頼性とシステム安全学」に参加しました。 このシンポジウムは私の指導教授が中心になって毎年開催されているもので、信頼性、安全性技術やそれらを支える情報の活用方法、情報を活用するため の体制や仕組みなどを様々な視点から考えるものです。
 今回のセッションは、ヒューマンエラーと未然防止、インシデント情報活用に夜安全性向上、交通ネットワークの効率的運用と信頼性評価、交通法規と運転行動の4つで12件の発表が行われ、 熱心な議論が行われました。私が特に興味を持ったのは青木健らの「製品設計時にて考慮すべきエラープルーフによるユーザの使用段階でのトラブル防止」という発表でした。収集した事例の抽象化により得られた 新たなエラープルーフ対策を対策表で行うというもので、有効性を感じました。私の研究からも、情報システム事故対策の今後の重要課題の一つがヒューマンエラー対策であることが示されているからです。

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