ばんちゃんのひと言  「クズの花が咲き出しました」 (2005年8月30日)
秋の七草の一つで、山野に野生しているマメ科のつる性多年草のクズ(葛)の花が咲き出しました。紫赤色の小さい花が房状に集まって咲きます。根からとったでんぷんが葛粉です。昔、奈良の国栖(くず)の人々がくず粉を作って売ったので、クズの名前になったらしい。根の皮を乾燥させたものは、風邪に効く葛根湯となる。
道端の雑木などに絡んだり、坂道のがけに垂れ下がったり、路傍の空き地などで地を這って咲いています。大きな葉に隠れるように咲いているのでせっかくの美しい花が見えない場合もあります。
「クズの花の写真集」

            「クズの花」
          2005年8月28日撮影
     


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