ばんちゃんのひと言 「国立科学博物館産業技術史講座: コンピュータ技術開発の歴史
          −第3世代以降を中心に−
を聴講して」 (2003年6月21日)
先日(6/14)、上野の国立科学博物館において掲題の講演があり、聴講しました。講師は、NEC時代の先輩で NEC退職後、東京都立大学教授、国立科学博物館主任調査員を経て、現在東京電機大学大学院教授の山田昭彦氏です。 内容は、真空管の第1世代、トランジスタの第2世代に触れた後、第3世代および第3.5世代の汎用コンピュータ(メインフレーム)、 スーパーコンピュータ、わが国独自のオフィスコンピュータなどに関する日本における技術開発史を、収集された貴重な資料写真を使って 分かり易く解説されました。その時代は、現在のウィンテル中心の時代と違って、各社がテクノロジ、アークテクチャ、ハードウェア、 OSの開発を競って行っていた、活気ある時代でした。そのような時代の歴史的に価値ある資料を保存することは将来のために非常に重要なことであると認識を新たにしました。 国立科学博物館では、歴史的に価値ある産業技術資料の収集・登録・保存に注力しており、これらの情報提供は、 http://sts.kahaku.go.jp で行われているとのことです。
  
 「ちょっといい風景」より「保育園児の散歩」
      2003年6月12日撮影


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