箏譜エディター Ver1.2 使用方法

編集操作
カーソルの操作
ページのスクロール(新機能)
漢数字の入力
16分音符の入力
和音の入力
演奏記号の入力
┃  ┣弱押し、強押し、最強押し(新機能)
┃  ┣つきいろ
┃  ┣ひきいろ
┃  ┣押し離し
┃  ┣繰り返し
┃  ┣休符
┃  ┗音を伸ばす記号

曲名の入力
画面サイズの変更
楽譜の印刷
楽譜の保存・読み込み

自動演奏
演奏のコントロール
┃  ┣演奏開始
┃  ┣停止
┃  ┗巻き戻し

テンポの変更
調子の設定

MIDIファイルの作成

編集操作

カーソルの操作

エディター画面には、赤い正方形のカーソルが表示されています。カーソルを移動するには、キーボードの矢印キーを用います。

ページのスクロール(新機能)

入力枠全体を左右にスクロールさせるには、「PgUP」「PgDn」キーを用います(「Fn」キーと矢印キーを組み合わせて使うキーボードもあります)。これらを駆使することで、49列までの箏譜を作成することができます。

漢数字の入力

カーソルの位置に漢数字を入力するには、キーボードの数字キーと、その他三つのキーを用います。テンキーには対応していないません。
一から九までの入力には、数字キーの1から9までを用います。十は、9の隣の0キーが対応しています。斗は、0キーの右隣の「=,-,ほ」、為はその右隣の「~,へ,へ」、巾はさらにその右隣の「|,\,-」の各キーがそれぞれ対応しています。すなわち、数字入力に用いるキーは横一列に並んでいることになります。
数字を上書きするには、上書きしたい数字にカーソルを合わせ、数字キーを押します。また、消去したい場合は、スペースキーを押します。

16分音符の入力

16分音符を入力するためには、「Ins」キーを押します。このキーを押すことによって、カーソルの縦の大きさが半分になります。もう一度「Ins」キーを押すと、カーソルは元の大きさに戻ります。

和音の入力

箏譜エディターは、カーソルを左右に動かすことによって、三和音までの入力を可能としています。和音の入力中は、入力操作を容易にするために、文字は普通の大きさのままですが、入力が済んでカーソルが次に進むと、文字は縦方向に圧縮して表示されます。

演奏記号の入力

演奏記号の入力には、キーボード全体の比較的右側にあるキーを用います。キーと、表示される内容との間に全く関連のないものもいくつか存在します。ご了承ください。

弱押し、強押し、最強押し(新機能)

漢数字にカーソルを合わせ、「O, ら」キー(アルファベットのオー)を押すことによって、『ヲ』『オ』『ォ+ノ』を表示することができます。たとえば、数字『三』上でOキーを押すと、『ヲ三』と表示が変化します。もう一度キーを押すと『オ三』となります。音のある位置で、さらにもう一度押すと、最強押しの記号に変わります。
後押しの場合は、空白の場所においてOキーを押すことで、『ヲ』『オ』を表示することができます。

つきいろ

キーボードの「L, り」キーを押すことにより、カーソル位置に『ツ』を表示すことができます。現在は仕様の関係で、『ッ三』と入力したい場合は、カーソルを16分音符サイズにして、上に『三』、下に『ツ』を入力します。

ひきいろ

キーボードの「K, の」キーを押すことにより、カーソル位置に『ヒ』を表示すことができます。

押し離し

キーボードの「+, ;, れ」キーを押すことにより、『ハ』を表示することができます。本来は押手と1セットですが、本エディターでは単独で表示することができてしまいます。
つきろ、ひきいろ、押し離しの三つのキーは、それぞれ隣り合って一列に並んでいます。

繰り返し

キーボードの「>, る」キーを押すことにより、繰り返し記号『ゝ』を表示することができます。

休符

キーボードの「*, : , ケ」キーを押すと『〇』が、その右隣の「」, ], 」」キーを押すと『△』がそれぞれ表示されます。

音を伸ばす記号

キーボードの「`, @」キーを押すと、中央に『・』のついた『〇』が、その右隣のキーを押すと、中央に『・』のついた『△』がそれぞれ表示されます。

曲名の入力

曲名を入力するには、メニューの「表示」→「曲名の設定」を開きます。そうすると、曲名設定ダイアログが開きます。曲名は、全角文字のみ有効です。

画面サイズの変更

画面の表示サイズを変えるには、メニューの「表示」→「画面サイズの変更」を選択します。そうすると、サイズ一覧が表示されます。現在は、最大300%まで拡大表示することが可能です。

楽譜の印刷

楽譜の印刷を行うには、メニューの「ファイル」→「印刷」を選択します。

楽譜の保存・読み込み

楽譜を保存するには、メニューの「ファイル」→「名前を付けて保存」または「上書き保存」をクリックします。
楽譜を読み込むには、メニューの「ファイル」→「開く」をクリックし、ファイルダイアログでファイルを選択します。

自動演奏

箏譜エディターは、作成した譜面に従い自動演奏を行うことができます。以下で、演奏の仕方について説明します。

演奏のコントロール

演奏をコントロールするボタンとして、演奏開始、演奏停止、巻き戻しの三つを設定しました。以下、それぞれの使い方について説明します。

演奏開始

エディター画面上部の青い三角形のボタンを押すと、カーソル以降を自動演奏します。リターンキーや、x(アルファベットのエックス)キーを押した場合も、同様に演奏を行うことができます。

停止

エディター画面上部、緑色の正方形のボタンを押すと、演奏を途中で停止することができます。c(アルファベットのシー)キーを押した場合も、演奏を停止することができます。

巻き戻し

エディター画面上部、紫色の左向きボタンを押すと、カーソルを譜面の先頭に戻すことができます。曲を頭から演奏した場合に用いると便利です。z(アルファベットのゼット)キーを押した場合も、同様にカーソルを先頭に戻すことができます。

テンポの変更

演奏のテンポを変更するには、メニューの「演奏設定」→「テンポ」を選択します。そうすると、テンポ設定ダイアログが開きます。

調子の設定

調子を設定するには、メニューの「演奏設定」→「調子の設定」を選択します。そうすると、調子を選択するダイアログが開きます。ダイアログの”乙”にチェックを入れると、一弦の音を1オクターブ下げることができます。

MIDIファイルの作成

作成した楽譜からMIDIファイルを作成するには、メニューの「ファイル」→「エクスポート」を選択します。