私のお気に入りをいくつか挙げてみようかと思います。
レコード
アンプ
当店でも使用している新井電気研究所の真空管アンプ。この先生アンプの話をすると一晩でも平気で話をしている。公害測定器の会社を経営してますが、ある時環境庁がインドネシアの森で酸性雨を調べに行ってほしいと言う以来をアンプが造れなくなるからと言う理由で簡単に断った人なのです。この人の工房に行くとマッキントシュ、ジェフローランド、その他オーディオマニヤだったらよだれものの名機が無造作におかれ「これだめなんだよね。」といとも簡単に言ってのける。最初は何だ自己満足かと思ったが、この人のアンプに切り替わったとたん、音の世界が広がるのなんのって聴いた人でないとわからない。
ただ一つ問題があった。それは金にいとめをつけずつ造ってしまうので高いのなんの、店を新築するのにこの人にアンプを造って貰うのを随分悩んだが、現在の音色を聴いていると非常に満足である。先日電話をかけたら「ああマスター元気ですか。今ギネスブックにのるアンプを造っているんですよ。」だって。
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私の父(初代)が集めた10インチやドーナツ盤の一部、当時のサラリーマンの給料が9000円位だったときに良くも3000円ぐらいしただろうレコードをこれだけ集めたと思う。当時は儲かっていたのだろうか?
世界に1枚しかないレコード?
1952年JATPが来日し日劇でのライヴの後アーニーパイル(現宝塚劇場)で録音したレコードを進駐軍の人にプレゼントしてもらったものがこのレコードだそうだ。
父の自慢である。