Topics ビニルハウスって
その1


このたび、従来のハウスの隣地に新しい施設を増設することになりました。
規模は約1000平方メートル、7.2メートル間口3連棟になります。

1月下旬着工、2月中旬完成の予定で、工事の様子を実況報告します。
ハウスの仕組みについて知るにはよい機会だと思います。

 予定地

 



 1日目
 資材搬入



 2日目 基礎工事

 @伊勢平野は夏の台風、冬の季節風共に
   強い地域で、水田へのハウス設置には
   丈夫で、沈下しない基礎が必要です。


 
A天井の水はけを良くするため、奥に向か
   って勾配をつけます。
 
 B引抜き防止基礎を50センチほど埋め、
   コンクリートで固めます。



 3日目 骨格工事

 @側面・連棟中央の柱を、基礎に固定して
  立てます。

 A天井アーチの骨格を組み立てます。

 Bアーチの谷部に排水樋を設置します。

 強度材の組み立てがほぼ完成。



 4日目 横梁・母屋パイプ(縦通材)組み立て

 @横方向の構造材を入れ、アーチを上から
  押さえる力を支えます。
  また、ツル性作物栽培時の支持用にも使
  います。

 A奥行き方向にアーチを連結し、屋根の梁
  になります。

 B強風による変形強度を上げるため、筋交
  用のステーを取り付けます。



 4・5日目 外周工事

 @側面・天井のアーチパイプを取り付け、
   地際にトタン板を巻きます。
   サイド被覆固定用のピニペットを取り
   付けます。

 A天井部の構造。
   母屋パイプと直交するアーチパイプは、
   しずくの滴下を防ぐため間隔を空けます。

 B妻面の骨格を立てます。



 6日目 骨格完成

 @谷換気設備・内張りパイプの取り付け。

 A妻正面ドア・トタン板・サイド換気用パイプ
   の組み立て。

 B完成。



 7日目 被覆展張

 @妻面及びサイド被覆。

 A出入り口ドア及び換気部の被覆。

 B屋根被覆を被せて外張りの完成。

 被覆資材は全てポりオレフィン(PO)
 0.15mm厚です。


その2に続く