種蒔き のページ


        
       種籾

  浸種を始めてから積算温度100℃で種籾はアメ色に
  透き通ってきます。

  水から引き上げ暖かいハウスに入れておくと一晩で
  発芽を始めます。
  (ハトムネ状態はやや過ぎていますが・・・)

  写真の状態になれば陰干しして種蒔きを始めます。
  (急ぐ場合には洗濯機の脱水槽を利用します。)


  写真はサムネイルになっています。clickして下さい。
  

        播種機

  我が家の種蒔き機は某メーカ製成苗自動播種機です。

  通常タイプの播種機に比べ作業スピードは遅いですが、
  45g蒔きから比較的精度良く播種できますので植え付け
  苗数を三分の一以下に減らすことが出来ます。

  土入れから始めて一日300〜400枚が限度ですが、
  農業はトータルパフォーマンスが肝心です・・・。

        土入れ

  我が家では床土にケイ酸カルシウム(土壌改良剤)製
  ロックウールマットを使用しています。

  育苗培土に比べ重量が非常に軽く(苗箱より軽いです)
  種蒔きから田植えまでの苗の扱いが非常に楽になりました。

  苗箱にマットを入れ播種機に通します。

  

  播種機の覆土機を利用し薄く無肥料の培土を入れます。
 
        溝切り部

  20条スジ播き播種機なので山形ローラで表面に溝を
  切ります。

        播種部

  右側の播種ローラの溝に1粒づつ種籾が運ばれてきて
  苗箱の溝に落ち。

  中央のローラで鎮圧され、種が移動しない状態で。

  左側の潅水パイプで潅水が行なわれます。

  潅水量は一般の培土の5割増し必要ですが、我が家では
  ハウスまでの運搬の軽さと平置き後の薬剤潅注のため
  土が動かない程度の少量にしています。


 

        覆土部

  右側の覆土機のコンベアで培土が覆土され。

  中央の回転ブラシで表面を均等に均します。


  作業の全景です。

       平置き育苗

  育苗ハウス内床面に地面への発根を避けるため
  有孔ポリマルチを敷き苗箱をベタ並べします。

  苗立ち枯れ病予防のためタチガレエースまたは
  ダコニール1000倍液を1箱あたり500ml潅注します。

  水は井戸水またはぬるま湯を使用すると発芽が
  一斉になり早まります。
  


  

  保温のため発芽まで発泡ポリシートで覆いをします。


2007年版にもどる