とんぼの未来・北の里づくり 本文へジャンプ
水田貯留機能増進 イメージ

 近年、「ゲリラ豪雨」という言葉をよく耳にします。この写真は22年7月4日、午後5時の畑の様子です。わずか1時間で排水路と畑が同じ高さになってしまいました。(川幅3b、深さ1.5b)畑に降った雨水が一気に排水路へと流れ込んだために、急激な増水となっています。 イメージ
 普段の水位です。コンクリート板がちゃんと見えています。(上の写真の反対側になります。)
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 上流に畑の多いところでは、川の水位の変化が大きいのが判ります。 イメージ
 水田のあるところの排水路の水位変化は、前の写真のような急激な状態ではありませんが、少し遅れて最高水位となり、徐々に水田より排水され川下の急激な増水を一時的に押さえる役目を果たしているのが判ります。 イメージ
 この日は、大きな災害までには至りませんでしたが、水田の貯留機能が、いかに下流への負荷軽減に役立っていたのか、実際に証明されています。 イメージ