エースをねらえ! 第2話 レビュー

 

 

 

「私は選手じゃない!(パンダだ)

 

音羽さんと試合をする事になったひろみ。

だが、つい先日、練習でボコボコにされたばかり、

ヤムチャとナッパぐらい戦闘力に差があります。

 

しかも、ラケットがない(音羽さんが隠した)

このまま、不戦敗になってしまうのか?

 

その時…

 

「岡君、僕のラケットを使いなよ」

 

藤堂がラケットを貸してくれました。

 

人目をはばからないイチャイチャぶり。

これには、最近、彼と別れたばかりの音羽さん(想像)はさらに激怒。

 

ひろみ VS 音羽さん 今、戦いの火蓋が切られる!

 

まずは音羽さんの先制攻撃。

 

「喰らえ!音羽スペシャル!」

 

音羽さんの憎しみのこもったサーブがひろみを襲う!

 

「アウト!」

ガビ〜ン!

この後、CGによる熱いバトルが繰り広げられます。

 

ですが、今日の音羽さんは、絶好調時のマック鈴木の如く、

ダブルフォルトやアウトを連発します。

 

そのまま、ズルズルと試合は進み…

 

あと1ポイントでひろみの勝利。

 

「私がこんな子に負けるわけがない…」

負けそうな音羽さん、必死の形相です。

 

そんな音羽さんの気迫に脅えたのか、

ひろみがボールを高く打ち上げてしまう。

 

音羽さん、チャンス!

 

ボールの行方を見上げる一同

「タマもろたでぇ!」

 

スマッシュを叩き込む音羽さん。

 

 

 

「…オーバーネット!」

「…へっ?」

 

 

音羽さん敗北。

 

「よぉし、練習を再開する」

 

音羽さんをあっさり流して、練習を始める宗方コーチ。

内心はすごくドキドキしていたと思いますが。

 

そのころ、藤堂とお蝶夫人は生徒会で議論の真っ最中、

議題は「大掃除と校内美化について」

 

そういえば、コイツら高校生でした。

すっかり忘れてた。というか年齢不詳過ぎ。

 

今月は「校内美化月間」らしいですが、

お蝶夫人もホウキ持って掃除したりするんでしょうか?想像できん。

 

藤堂にラケットを返しに来たひろみですが、

藤堂がお蝶夫人といちゃついてるのを見て、

ラケットを尾崎に任せて、そそくさと立ち去っていきます。

 

そして、ひろみが部室に帰ると…

 

ひろみのロッカーが開けられ、バッグや制服がグチャグチャに…

 

一体、誰がこんな事を?

ていうか、誰でもわかりますよね。

 

「やられたらやり返せ!」

ハムラビ法典を体現する音羽さん、さすがです。

 

帰りのバスの車内、傷心のひろみ。

 

その時、ふと窓の外を見ると…

 

藤堂が自転車で追いかけていた!

 

傍から見ると、ただのアホですが、

男前は何をやっても許されるのです。

 

藤堂の励ましで、元気になったひろみでしたとさ(なんじゃそりゃ)

 

 

 

翌日、大事件が発生。

 

お蝶夫人が部活を終えて部室に向かう途中、

野球部のボールが校舎の窓ガラスを直撃!

 

割れたガラスは下を歩いているお蝶夫人に……

 

割れたガラスがお蝶夫人を襲う!

「なんじゃこりゃあぁぁぁ!!」

 

お蝶夫人大出血!

この騒ぎに、テニス部員全員が集まってきます。

 

そして、真っ先にお蝶夫人に駆け寄ったのが宗方コーチ。

さすが大人の男性、紳士ですなぁ。

 

ビリビリビリ!

 

!?

 

いきなり、お蝶夫人の服を引き裂く宗方コーチ。

 

「何をなさるんです!?」

「動くな!」

 

あなたも道行く女性の服を引き裂いて、「何をするんですか?」と叫ばれたら、

「動くな!」の一言で一喝しましょう。これで確実です。(逮捕が)

 

「よくも、人前でこんな…」

 

公衆の面前で、引き裂きプレイをさせられたお蝶夫人。もうカンカンです。

 

バチーン!!

お蝶夫人のスマッシュが炸裂!

 

心なしか、殴られた直後の宗方コーチの顔が嬉しそうなのですが…

 

 

翌日、お蝶夫人のお見舞いに行くひろみ。

 

竜崎邸の門の前でウロウロしていると、

そこにお蝶パパ(テニス協会理事)がやって来た。

「どちらさまですかな?」とひろみに尋ねるお蝶パパ。

 

「これ、お蝶夫人に!」

 

父親に向かって、「お蝶夫人」はねえだろ。

 

お蝶パパから、ひろみのバラの花束を渡されたお蝶夫人。

バラの花束には、カードが挟まっていました。その内容は、

竜崎 麗香様

 

早く良く

なってください。

 

H・O

 

翌日、回復したお蝶夫人が部室に向かう途中、ある人物を目撃します。

その人物とは…

 

ひろみがお蝶夫人から貰ったラケットを隠している音羽さん

 

傍から見るとかなりマヌケです。

 

見られてるよ、お蝶夫人に見られてるよ、音羽さん!

 

そんな事も知らずに、ウキウキ気分で部室に向かう音羽さん。

 

 

「失礼しまーす」

!!

!!!

!!!!!

 

 

いやだ、こんな部活。

 

でも、練習の準備をするためには、部室に入らないわけには行きません。

 

そんなひろみに音羽さんの魔の手が…

 

サッ!

ズコーッ!

 

セコイ!

 

そんなセコイ音羽さんにも、ついに裁きの時がやってきます。

 

お蝶夫人登場。しかも、音羽さんが隠したひろみのラケットを持って

 

「これは、この前頂いたラケット…どこにあったんですか?

犯人が横にいるのに、何も知らないひろみがお蝶夫人に聞きます。

 

「そんな事はどうでもよくってよ」

と言いながらも、お蝶夫人の音羽さんを蔑むような視線が素敵です。

 

「お待ちくださいお蝶夫人、私は!」

「音羽さん…恥を知りなさい」

 

ついにお蝶夫人に見捨てられた音羽さん。

どんな組織でも、トップに付いていけばいい事をひろみが教えてくれました。

 

お蝶夫人のラケットも戻ってきて、練習にも力が入る。

 

数日後、地区大会準決勝…

 

なんと、ひろみがマッチポイント!

 

「キャーひろみー!!」

 

紹介が遅れましたが、ひろみの両親です。

父・トリビアの司会のボケの方 母・スリット美香子

 

ファミコン初期のテニスのようなカニ歩きで、

まったくやる気の感じられない相手から、ついに初勝利!

 

「キャーひろみが勝ったー!」大興奮の応援席。

 

試合後、ひろみがお蝶夫人に初勝利を報告していると…

 

向こうから、なんだか怖そうな女が近づいてきました。

お蝶夫人と知り合いらしく、何やら会話をしています。

 

マキちゃんによると、彼女の名前は緑川蘭子。

決勝で対戦する加賀東項のエースで、通称「加賀のお蘭」

 

今どき、お蘭って…

 

―――その帰り道

 

ひろみが公園で練習をしていると…

 

「誰!?」

 

突然、何者かに怒鳴りつけられるひろみ。

その場から逃げようとすると…

 

「待ちなさいよ!」

 

そこにいたのは、加賀のお蘭!

どうやら、お蘭もこの公園で練習をしていたようです。

 

「敵情視察ってわけね…そんなに見たきゃ見せてあげるわ!」

 

一方的に話を進めるお蘭、見せたくて仕方がないようです。

 

「オラァ!」

カコーン!

カコーン!カコーン!

 

次々と缶に命中させていくお蘭、自分で並べたんでしょうか?

(うわぁ〜スゴイんだか、意味ねえんだか、よくわかんねえ〜)

 

この夜の出来事は、ひろみの脳裏に深く焼き付けられる事になります。

 

 

―――翌日

 

「加賀東高との対戦相手が発表になった」

 

「竜崎、2年生 後藤順子

「次に岡、2年生 緑川蘭子

 

なんと、ひろみの対戦相手が加賀のお蘭に決まってしまいました。

 

 

―――試合当日

 

「アカン、ワイはアカンでぇ…」

 

ひろみ、ガクガクブルブルです。

あの夜の出来事が恐怖体験として残っているようです。

 

会場からの逃走を図るひろみ。

しかし、宗方コーチに捕まってしまいます。

 

「怖いんです!手が震えて…」

必死で試合を拒否するひろみ。

 

それに対して、宗方コーチは…

 

「今逃げたら、二度と戻れなくなるぞ、お前が行く場所は…」

 

「あそこだ!」

 

結局、宗方コーチに促され、試合に出たひろみですが…

お蘭の弾丸サーブ!

ボールが無回転!

ひろみ動けない!

 

完全にお蘭に飲まれてしまっているひろみ。

 

結局、何も出来ずに完敗。

 

 

試合後、情けない試合をした事を宗方コーチに厳しく怒られたひろみ。

 

その夜…

 

傷心のひろみ

気にしない父

 

翌日から宗方コーチによる猛特訓が開始されます。

 

あまりの厳しい特訓に倒れるひろみ。

もうダメぇ……

「立てい!」

 

宗方コーチ、ドSです。

 

これには、さすがのひろみもキレました。

 

ダチョウの竜ちゃんが乗り移ったかの如く、ラケットを叩きつけるひろみ。

 

「コートに立つのが怖い」

「お蝶夫人や緑川とは素質が違う、私には無理」

 

溜まりに溜まっていた不満をぶちまけるひろみ。

 

それに対して宗方コーチは、

 

「竜崎も緑川も俺もコートに立つのは怖い」

「竜崎も緑川も努力して上手くなった」

 

早い話が、努力論を語ってひろみを説得しました。

 

 

―――翌日

 

お蝶夫人の練習を見ているひろみに、藤堂が話し掛けてきました。

 

お蝶夫人への憧れを語るひろみ、

「私もお蝶夫人みたいになりたいなあ…」

 

それに対して、藤堂は、

 

「でも、君は君だよ。岡ひろみは世界でたった一人なんだから」

 

世界に1つだけの花の歌詞みたいな事を平気に言ってのける藤堂。

 

「湿気!」(失敬)

伝家の宝刀「湿気!」を言い残し、去っていく藤堂。

「湿気!」

バカにするひろみ。

 

尾崎もお蝶夫人とイチャつきタイムを計りますが、あえなく玉砕

 

 

―――県大会当日

 

 

 

「みんな聞いてくれ、異例な話だが、棄権校が出て対戦相手が変更となった

竜崎、岡、一回戦でお前達が対戦することになった」

 

もちろん、これにたいしてひろみが抗議をします。

「そんなあんまりですコーチ、やる前から結果がわかってるじゃないですか!」

 

しかし、これに対して宗方コーチは、

「試合なんてもんは、やってみなくちゃわからん」

カチーン!

宗方コーチの一言が、お蝶夫人を怒らせてしまったようです。

 

そして、試合が始まりました。

 

「ひろみ、受けられるものなら受けてみなさい」

お蝶夫人のサーブ!

ひろみ、動けない!(こんなシーンばかりだな今回)

 

このまま、お蝶夫人に手も足も出ず。

 

「このまま負けるのはイヤだ…」

あきらめの悪いひろみ、今更になって、宗方コーチとの特訓を思い出します。

 

「サーブを打つコースを見極めろ!」by 宗方

 

お蝶夫人のサーブ!

 

「今だ!」

 

カコーン!

「当たった…」

いや、当てるスポーツだから。

「当てられた…」

いや、当てられるスポーツだから。

 

しかし、ボールは惜しくもアウト。

 

お蝶夫人の(横乳)サーブ!

 

 

 

 

カコーン!

 

お蝶夫人からポイントを取った!

 

實松(日ハム)がヒットを打ったかのような大騒ぎ。

さあ、このままひろみが逆転するのでしょうか?

 

続く

 

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