俺の学校
今日いい教師像の夢を見た。
その教師は何事につけてもよく知っていて、話し方もすごくうまく、生徒を引き付けていた。
多くを知って大切な部分を知る感じだ。
今の教育方針では、ゆとり授業といいながら、週休2日制になり、
なんだかんだ言って結構ハイスピードで進まないといけない現状の中、
重要な部分だけを教えて次に進んでしまう傾向があると思う。
確かに、実際入試に出るのはそういった部分だし、そこさえ押さえておけばいけないことはない。
しかし、教育とは、実際そういうものなのだろうか、いや、違うはずだ。
教育とは教えるのではなく、学ぶ助けをする場である。
だから、生徒自身が興味を持って学びたいんじゃなしに、強制的に習っているのはおかしい。
しかし、現代では社会がもうそうするしかないような傾向になってしまっている。
高校に行くのが当たり前で、あわよくばいい大学を卒業して、名のある企業に就職しようとしている現状。
まあ、最近は個性を重視し、いい大学を出てからといって名のある企業がとってくれるかどうかは、
不確かなところもあったり、不況のせいもあり、必ず就職できるといった昔の約束みたいなのもなくなってきている。
しかし、それでも進学進学と親はいい、いい大学にやろうとやっきになり、
そのためにいい塾にいれたり、家庭教師をやとうなど、お金をつぎ込んでいる。
子供たちは、もう好きなことに熱中している場合じゃなくなってきている。
その忙しい子供たちが唯一競争から逃れ、
自分の本当にやりたいことだけに、集中できる場を与えられる場所、
それが学校であるようにしたい。