無題

明るい太陽浴びながらまぶたを少し開けてみた　

　春の日差しは自分にきつく　

　逃げるように飛び起きる

雲の無い晴天の空　

冬を脱いだ温かさに背中を押され車に乗り込む

ほほに伝わる風の音　

いつもと違う道を進み　

どこか遠くに行こう

みんなが忙しいラッシュアワーを

　優雅に進む余裕の気持ちで

　太陽追いかけ走ってく

時には止まり深呼吸　

まだいる冬の名残に心が動く

　ああ来た春が来た

これから始まる新しい季節に思いを寄せ　

再び車は走り出す

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