魅力
魅力というのは人によっていろいろあるが、魅力ある人と魅力のない人とは何が違うんだろうか?
だいたい魅力ってどこから来てるんだろうか?
やっぱり人より飛びぬけて何かができる人に、人は魅力を感じるのだろうか?
私はこう思う。
魅力とは、人と人の需要と供給なのではないか。
需要と供給とは、自分が相手に求むもの、または、自分がこうあってほしいとの望むものを、
違う誰かが持っているとき人はその人に何かを求め魅力を感じる。
例えば、今、昔は剛速球を投げていた一人の監督がいたとしよう。
ここに平凡な投手と磨けば光る肩を持ち合わせた投手がいたとしよう。
監督は前者より後者に魅力を感じるだろう。
それは感覚的に誰しもすぐに理解できるだろう。
今もっていない自分の何かを持ち、自分が思い描いたものを作ることができるであろう人間を欲する。
これが、需要と供給である。
しかし、魅力とはこれまた別のところにも発生する。
さっき並べた前者のほうに魅力を感じる人もいるのだ。
人のもつ、奥深い、例えばフェロモンみたいな心の奥底からひきつけられる何か。
その人じゃないと感じない何か。
初めてあったときに、あっ何か合ってるって感じる感覚。
これは、初めて会ったんだからその人の性格も何も分かっていない。
なのに、感じる魅力。これは不思議でたまらない。
自分にあってほしいもの。
魅力。