だいたいAM5時に寝たら次の日は何もできんのが相場やね。
今日は、ゆっくり時間が流れると高を括ったのがそもそもの間違いだ。
今日は波乱に満ちたストーリーをフィクションでお届けする。
まず、朝はブラインドからもれる陽光に目を覚まされ、
スパイ活動でこのホテルに滞在していたことを思い出させられた。
一瞬の殺気を感じた俺は、ベットを抜け出し、枕裏の拳銃を取り出した。
ドアに気を配りながら、少な目の荷物をまとめた。
窓を開け外を見ると、案の定黒のベンツが目に入る。
ある国の情報員であることはすぐに検討が付く。
ここは2階逃げれるためにいつもは1階に泊まるのだが、
昨日は空きがなく、2階に泊まる羽目になった。
しかし、ジャンプしてなんとか車のボンネットに乗れると確信できた。
窓枠に手をかけジャンプ!!!
と同時に部屋のドアが壊れ、黒服の男たちが入って来る。
それを一瞬見届けた瞬間、体は宙を落ちていく。
次の瞬間あることが起こる。
なんと今落下しているのは火山講の真上。
ええ!!
いきなり場面は展開され、赤々と燃える火山の中に落ちていく。
なぜか暑さは感じない。
それと同時に意識も暗闇に落ちていった。
それぐらい波乱に満ちてもいいものなんだが、
今日はワンピースを読み返すので一生懸命だった。