あぜ道
田んぼの横の道、ふと帰りぎわに思ったんだけど、あれってよくできてるよね。
人がよく通る場所には、雑草が生えてなくてちゃんと道になってるんやね。
そして、その周りの雑草、あれにもちゃんと役割があって、今日みたいに雨が降ったときには、
普段歩いているところ、雑草が生えていないところには、水が溜まって水溜りになっているけど、
雑草が生えているところは少し盛り上がっていて、なんとそこを歩けば靴が濡れなくて済むという画期的な道なのである。
雑草といえば人間に迷惑がられる印象しかなかったから、それに気づいたときは雑草も大切?なんだな、役割?があるんだなーって感動?した。
彼らは本当に強い生き物だと思った。
それから、最近の舗装された道!あんたらは何やってんだ!!
かなりきれいに舗装されてるから、水溜りもできない。
舗装の新しいところと古いところとは、雨の日、水溜りの出来具合で見分けることができるんだなーって思いました。
雨=水溜りだろ!?!
勢いよく靴を垂直に降ろすことで、なんと水がうまいこと周りに飛び散り、自分の靴が濡れないというあの秘技。
周りには迷惑をかけるあの秘技。
出来んだろうが!!いや、する必要がないんだが・・・。
まあいい、舗装するがいいさ、でも、車で水が跳ねて歩いている女性にあたり、
「大丈夫ですかお嬢さん。これ、クリーニング代です。」って一万円渡す、そんな気障な男がいなくなるぞ。ま、別にいいんだが・・・。
でも、でも、なんか寂しい。
そうやって、日本の侘び寂みたいなのが減っていくような気がしてたまりません。水も溜まりません。(失言)
雨のせいもあってそんな気持ちになってしまったのかもしれません。
ああ、あぜ道よ。消えろ。おいおい・・・。