天気晴朗なれど真上がり

昨夜の宴会@番屋でしこたま飲み食いしたせいか少々からだが重い。
F谷船長も合流しての賑やかな夕餉であっという間に時間が過ぎた。
楽しい時間は短いものである。朝食はO田船長のリクエスト?で冷麦。
4人分だと少々鍋のキャパを越え、やや塩味になってしまったが、
茗荷にわけぎにしょうがを効かせてOK。昨夜の今朝である。ちょうど良い具合だ。
のんびりとした保田港を8時に出港。帰路は北の風で真上がりになった。

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タックで頑張るO田艇。豪快にヒールしてセイリングを満喫しているようだ。

出港直前にS飼船長から電話が入り、YBMは快晴、東の風5.4mとのことだった。
観音崎を過ぎ湾内に入れば少しは東にシフトするのだろう。
浦賀航路の出入り口付近を渡るが、上り下りの本船が引っ切り無しである。
度々下に落として避けていたらO田船長から「油壺に行くんですか」と笑われてしまった。
湾内まで我慢して機走で角度を稼ぐことにする。浦賀航路第一灯浮標までまっしぐらだ。

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悠々と3隻での出港は気分がいい。

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港外右手の定置網脇を進むT田艇とF谷艇。

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オーパイ様にお任せしてお気軽を決め込むgk

なんとか観音崎を回り込むと風が少し東寄りになりジブを展開してクローズドで上る。
BWは重くても上りは上々だ。なんとなく嬉しくなってしまう。
途中八景島付近で一度タックしてYBMを目指す。昨日より日差しがあり暖かい。
進路も定まりコックピットで横になって転寝させてもらう。気持ちの良いひと時だ。
曳き釣りを楽しみながらタックで頑張って来たO田、F谷両艇より30分ほど早くホームポートに着く。
往復とも4時間半、まずまずだと思う。

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入港時に見落とした目印やら分かりづらい漁港入り口を確認する。

今回一人ひそかに狙った保田が嬉しい誤算で賑やかなものになった。
天候の見通しがついて計画が立てられるようになったら
またワイワイとどこかに行きたいものだ。
週末の1泊2日だと遠くへは行けないだろうが、
次は富浦でも船形でもまだ知らぬところを目指したいと思う。
楽しい船旅の後は早くも次回への夢が膨らむものなのだ!

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