・・・ ぽたり
なにか冷たいモノがフランソワ−ズの腕に落ちた。
ぽたぽたぽた ・・・・
− ・・・え? ・・・ もしかして。
ジョ− ・・・ 涙??
ジョ−が 泣いている。
フランソワ−ズは どん ・・・っと胸を突かれた思いだった。
今、自分を抱き締めているオトコと知り合って
・・・ もう随分になるけれど。
ふと、思えば ・・・ 彼の涙を見た記憶は
ほとんど無かった。
唯一 鮮明に覚えている彼の涙は
子供達が生まれた時だ。
ジョ−は 生まれたばかりの双子をしっかりと両腕に
抱き、ぼろぼろと涙をこぼしていたっけ・・・
どれも忘れることなど出来ない数多くのミッションで
どんなに辛く苦しい時でも
彼女の前で ジョ−は決して泣くことはなかった。
その彼が ・・・ 今。
「 ・・・ もう ・・・ ジョ−ったら・・・ 」
フランソワ−ズは ・・・
自分に噛り付いている茶色の髪をそっと撫ぜた。
ほんとうに ・・・ このヒトは ・・・。
苦笑にまじって またまた涙がぽろん・・・と
ジョ−の髪に落ちる。
『 あなたの涙 』 より 抜粋
***** 管理人の狂喜の声 *****
わ〜〜〜♪ <島村さんち>のご実家? 【 Eve Green 】 様宅の めぼうき様から
頂きました♪ ジョ−君が ジョ−君が泣いてる〜〜〜〜(>_<)
フランちゃん、なんだか幸せそうですよ? ジョ−君、こんな素敵な奥さんと可愛い子供達
がいるんだから、さ。 悪いクセ?は ・・・ もうやめようよ?
めぼうき様〜〜〜 ありがとうございました♪
【 Eve Green 】 様宅は こちら♪ ( 是非<島村さんち>をご訪問くださいネ )
Last updated: 09,01,2006.