『  Sugarplum    − シュガ−プラム −  』   ( 1 )

 

 

 

ぱたぱたぱた・・・・

優しい足音が 軽やかに近づいてくる。

「 ・・・・・・・ やっと おでまし、か・・・・ 」

ジョ−は口の中でそっと呟いて、でも姿勢はまったく変えずにカフェの椅子に寛いでいた。

コ−トの下に隠した包みを しっかりと確認する。

一世一代、死ぬほどの勇気を出して買ったそれは、水色の箱に銀のリボン。

 

 − 絶対似合うよ、うん。 

 

ちょっと早いけど、クリスマス・プレゼントにはぴったりだ、とジョ−は密かに自負している。

 

「 ごめんなさい!  ・・・あの、うんと待った・・? 」

 

弾む息使いと一緒に 亜麻色の髪が顔のまわりでふわふわと跳ね回る。

大きな蒼い瞳は 冬の鈍い陽を受けてお日様よりもきらきらと輝いている。

野うさぎ色のコ−トの裾を翻して ジョ−の待ち人は息せき切って駆けて来た。

ただし・・・・ だいぶ遅刻して。

 

「 いや。 僕も今さっき来たところ。 」

わざと何気無く、さり気無く。

ほんとうは待ちくたびれていたはずのジョ−は ことさらゆっくりとテ−ブルに広げていた

ハ−ドカヴァ−の本にしおりを挟んだ。

 

「 リハ−サルが長引いちゃって・・・ ごめんなさい、ジョ−。 」

「 うん、きみも忙しくて大変だね。クリスマス公演だろ? あ、誘っちゃって、よかったのかな? 」

「 もちろんよ! だって・・・ジョ−ったらこのごろ ちっとも・・・・ 」

ほっとひと息ついて、フランソワ−ズは微笑んだまま言葉を切った。

「 ・・・・ごめん・・・ あの、さ・・・・ 」

「 なあに? あのね、凄くうれしかったわ。 一度、このお店に来たかったの・・・

 あの・・・ 一緒に ・・ ジョ−と。 」

「 うん ・・・・ 僕も ・・・・ 」

何と無く気恥ずかしくて ずり落ちてきたマフラ−を掛けなおしてから、

ジョ−はおもむろに例の包みを コ−トの下から取り出した。

 

「 あの、さ。 これ・・・・。ちょっと早いけど・・・クリスマス・プレゼントっていうか・・・ 」

「 ・・え、ええ?? 」

「 ・・・ 気に入って貰えるか、わかんないけど・・・ 」

「 あ、ありがとう!  開けてもいい? 」

「 ・・・・ うん 」

 

大きな瞳を さらに一杯に見開いてぱちぱちとせわしなく瞬きをして、

フランソワ−ズは 細い指でそうっとそうっと銀のリボンを解き始めた。

 

「 ・・・・わあ〜 綺麗! こんな可愛いの、はじめてよ! 」

 

それは。

薔薇色のスウェ−ドの手袋。  くるみボタンとリボンが揺れている。 

今 手にしている人物にぴったりの可愛らしいデザイン。

 

「 あ・・・・ 気に入ってもらえた? 」

「 もちろんよ! ありがとう、ジョ−。 嬉しいわ〜〜 」

 

フランソワ−ズは手袋と同じ色に頬を染め、手袋の方は彼女の手のなかで

本物の薔薇の花束みたいに華やいでいた。

 

「 ・・・・よかった〜 ・・・・ 」

はあ・・・っと詰めていた息を一度に吐き出して、ジョ−はどんっと椅子に凭れた。

目のまえで 彼女が自分の選んだ手袋を嬉しそうにはめたり脱いだりしている。

ジョ−は今までの緊張が一気に解け なおいっそう気持ちが弾んできた。

 

「 あの、ごめんね。 この頃忙しくて・・・・ きみと出かける暇もあんまり取れなくて・・ 」

「 ううん・・・・わたしこそ、遅れてごめんなさい。 」

「 今日はさ、午後中ちゃんと空けておいたんだ。 さあ、どこへゆきますか?お姫さま。 」

「 うふふ・・・ じゃあね。 この並木道を一緒に歩いて? ちゃんと手を組んでね! 」

「 ・・・・・う、・・・うん・・・・・ 」

 

ちょっと意を衝かれてどぎまぎしているジョ−の腕を フランソワ−ズは笑って引っぱった。

 

ほとんど葉も落ち尽した銀杏並木。

ごつごつした枝が 真っ直ぐに射す空はき・・・んと音がしそうに晴れ上がっている。

午後の鈍い陽射しに 長い影法師がふたつ、寄り添って揺れている。

 

 − ほんとは ちょっとぶかぶかなのよ、この手袋。

 

でも、とフランソワ−ズは絡ませている腕にすこうし力を入れてみる。

( ジョ−が 一生懸命選んでくれたんだもの。 ・・・きっと手袋のサイズなんて

 考えてもみたコトないんでしょうね・・・・ ま、そこが彼らしいのかな・・・ )

 

始めはぎこちなかったジョ−の腕も 今は自然にフランソワ−ズの手を預かっている。

 

これといって何にもお喋りはしないけれど、腕を絡ませているだけだけど。

かえって、それだけの触れ合いが 暖かくここちよい。

 

本当はかなり人目を引くはずの二人は ひっそりと都会の冬景色に埋もれていった。

 

 

 

 

「 ジョ−の部屋って・・・・ 随分きちんと片付いているのねえ・・? 」

部屋の真中で ぐるりとまわって回りを眺め、フランソワ−ズは少々意外そうだった。

「 ここは、仕事場だもの。 寝泊りすることってほとんどないから・・・ 」

「 そうよねえ・・・。 あら、いい匂い! 」

ジョ−が 危なっかしく運んできたトレイを フランソワ−ズは笑って受け取った。

「 仕事場でも一応こういう準備はしてあるの? あ〜〜後でキッチン、片付けましょうか? 」

「 え・・・だ、大丈夫だよ! 普段はスタッフのヒトがちゃんとやってくれてるから。 」

「 ・・・ふうん、そうなんだ・・・・ 」

 

手袋を貰った数日後、ジョ−の忘れ物を届けにフランソワ−ズは彼が仕事場に

している街中のマンションに来ていた。

自身ドライバ−職からは身を引いてから、ジョ−は車関係のライタ−として

そこそこ忙しい日を送っている。

普段は もちろん岬のギルモア邸で暮らしているが、ごくたまに仕事が立て込んでくると

このマンションに泊り込んだりしていた。

 

「 今日は、ゆっくりしてゆけるんだろ? 」

「 ・・・・うん。 リハ−サルの予定はないし・・・あの・・・博士とイワンはお出掛けなの、

 ヨコハマのね、古いお友達の所ですって。 多分泊まり ・・・ 」

「 そうだったよね。 あは、今日って休日だったんだ、忘れてた・・・ 」

「 うふ・・・ ジョ−ったら。 お仕事、忙しいんでしょう? 」

「 うん・・・あ、いや。 一応カタがついてさ、後で出版社の人に資料を渡せば一区切り。 」

「 そう、お疲れ様 ・・・・ 」

「 ・・・うん ・・・・ 」

 

急にふたりきりなのを意識して、そして自分が気にしている事を相手に悟られるのが

気恥ずかしくて・・・・ ジョ−もフランソワ−ズも ぎこちなく視線を逸らせあっていた。

 

「 あ・・・あの、このコ−ヒ−、美味しいわね。 」

「 そ、そう? スタッフのヒトからの差し入れなんだけど・・・ あ、もう一杯どう? 」

「 え、ええ・・・ あ・・! 」

「 あ、いいよ、そのままで・・・ あ・・・!

袖口がひっかかり倒してしまったミルク・ピッチャ−を 起こそうと二人同時に身を

乗り出し・・・・ 気がつけば至近距離に相手の顔があった。

ごく自然にジョ−の腕が フランソワ−ズの肩を引き寄せる。

ふわり、と亜麻色の髪がいい匂いを漂わせてジョ−の胸に寄り添った。

 

 

「 ・・・・フラン  」

「 ・・・・・あ・・・・・ 」

 

 

 − ピンポ−ン !

 

 

「 ・・・ジョ− ・・・ だれか・・・・ 来たわよ・・・ 」

「 いいよ、出なければ居ないと思うさ。 」

「 ダメよ、ほらさっき言ってた、出版社のヒト・・・資料を取りに来たんじゃない? 」

 

フランソワ−ズはジョ−の腕から逃れると 急いで襟元を調えドアを開けにいった。

「 はい? あら・・・ 」

 

ドアの向こうには濃紺のコ−トの女性が立っていた。

当然男性が訪れて来るとばかり思っていたフランソワ−ズは絶句してしまった。

 

ドアが開くなり ぱっと踏み込んできたその女性も目の前に立つ典型的ともいえる

ガイジンさんの姿に驚いたようだった。

 

「 ジョ−さ〜ん・・・  あ! 失礼しました! ・・・あ、あの、わたくし出版社の者ですが

 島村さんは・・・? 」

「 はい、ちょっとお待ちください。 ジョ−・・・? あ・・・ 」

 

奥によびに行こうと振り向くと 自分のすぐ後ろにジョ−が立っていた。

 

「 ああ、休日にわざわざすいません・・・どうぞ? 」

「 いえ・・・ あのう・・こちらこそお邪魔でしたかしら? 」

スレンダ−なコ−トをきりっと着こなしたその女性は ちらりとフランソワ−ズに視線を向けた。

 

「 いや、全然。 あ、彼女はフランソワ−ズ。 フランソワ−ズ、こちら〇〇出版社の

 編集者さんで、小松玲子さん。 」

「 小松と申します。 ジョ−さん、あ いえ、島村さんの担当編集者です。 」

「 Bonjour・・・・ はじめまして・・・ あ、さあ どうぞ? 」

きちっとお辞儀をする彼女に フランソワ−ズはぎこちなく身を屈めた。

 

 

 

「 ・・・・・ジョ−さん、 お綺麗な方ね! ・・・奥様? 」

「 え! お、奥様って、まいったな・・・。 違いますよ、その彼女は・・・妹みたいな姉みたいな・・ 」

「 え〜 そうなんだ?  あら、どうぞお構いなく。 じきに退散しますから。 」

「 ・・・ どうぞ ・・・ 」

コ−ヒ−を運んできたフランソワ−ズに 彼女、小松玲子は快活に笑いかけた。

仕事の打ち合わせというより 本当にただ資料を受け取りに来ただけだったらしい彼女は

楽しそうに あれこれジョ−にお喋りをしていた。

もっぱら聞き手に回りながらも ジョ−も結構彼女のお喋りを面白がっている風である。

 

最近催された国際的なレ−スや 華やかなパ−ティ−の様子・・・

おなじ話題に興じられる相手に ジョ−はいつになく弾んでいるよう見えた。

フランソワ−ズはいちおう一緒のソファに座ったが 二人の話題にはほとんど付いて行けなかった。

程なくして彼女はそっと座を外し、コ−トとバッグをとって来た。

 

「 ・・・それでね、・・あら? お帰りになるの? フランソワ−ズさん 」

「 ええ、ちょっと。 用事を思い出したものですから。 小松サン、どうぞごゆっくり。 」

「 用事って・・・・おい、 フランソワ−ズ? 」

「 じゃあ、これで。 後片付けをお願いしますね、島村サン。 」

「 ・・・・ おい ・・・! 」

 

振り向きもせず すたすたと玄関に向うフランソワ−ズをジョ−は慌てて追った。

「 ・・・ どうしたんだよ? 今日はゆっくりしてくって、きみ・・・・ 」

「 急にね、用事を思い出したのよ、ジョ−<お兄さん>! シツレイします。」

引かれた腕を さらりと振り払いフランソワ−ズはちらりとジョ−を眺め、

そのまま玄関から出て行った。

 

「 ・・・・ なんだよ・・・ なんだってんだ・・・・? 」

 

 

 

「 妹みたいな姉みたいな・・・? ええ、どうせそうでしょうよ・・・! 」

小走りにジョ−の住むマンションのロビ−を抜けてからも フランソワ−ズの歩調は緩まなかった。

日の入りが一番早まる日も近いこの時季、外はもう黄昏をすぎ夜のにおいが強い。

 

帽子とスカ−フを忘れて来たのに気付いたのは かなり歩いた後だった。

仕方なくコ−トのポケットをさぐったが 手袋は片方しか出てこない。

どこかで落としたか、 一緒に置いて来たのか・・・

「 ・・・・ さむ ・・・・ 」

フランソワ−ズは身をすくめ コ−トの襟を立てた。

いつものメトロの駅を通り過ぎてしまったようだ。

「 しょうがないわね・・・ もう少し行ってバスに乗ろうかな。 」

追い討ちをかけるように 雨がふってくる。

ほんの夕時雨、とそのまま歩き続けたが 雨脚は弱まるどころか本降りの様相になってきた。 

 

 − いやんなっちゃう・・・!

 

ジョ−と一緒に彼の車で帰るつもりだったし 傘はもちろん持ち歩いてはいない。

「 ・・・・ クシュン・・・! 」

クシャミと一緒に涙が ぽろりと飛びだした。

頬に流れるのは だんだんと雨よりも涙のほうが多くなってきた・・・・。

 

「 ・・・・ ジョ−の・・・意地悪! 」

 

ばしゃっ!!

派手な飛沫をあげて 白い瀟洒な車がフランソワ−ズを少し追い越してから止まった。

「 ・・・きゃ・・・! 」

あわてて避けた彼女に 聞き覚えのある声が降ってきた。

 

「 マドモアゼル・フランソワ−ズ・・・? 」

 

 

 

「 今日は予定があるって言ってたから・・・。 あ、タオル、まだ新しいのありますよ? 」

「 ええ、これで大丈夫・・・ ありがとう、ヒロキさん。 」

 

洗い立てのふかふかのタオルで髪をぬぐい、フランソワ−ズは運転席の青年に微笑んだ。

 

「 まさか、あんなところで君に会うとは。 傘、持ってなかったんですか? 」

「 ええ・・・・ ちょっと急に予定変更したので・・・ 」

「 よかった! あ、だって君が濡れてたお陰で 会えたんだもの。 」

「 ヒロキさん・・・・ 」

 

屈託のない笑みを湛えたその青年は フランソワ−ズが現在稽古に通っている

バレエ団のプリンシパル ( 主役級の男性ダンサ− ) の一人である。

クリスマスの定期公演で 二人は初めて パ・ド・ドゥを踊ることになっていた。

 

「 今回、君と組めてすごく嬉しいですよ。 パリの学校時代から憧れてたから。 」

「 え、やだわ、憧れなんて・・・ 」

「 本当ですって。 お止めになったって噂もあったから・・・日本で、それもウチのカンパニ−

 に稽古に来てるって聞いたときは・・・・びっくりしました。 」

「 ・・・・あ、ええ。 ちょっといろいろ事情があって・・・・ 」

「 だから、今度のハナシ、もう即・オッケ−出しました! ・・・・ また踊れるようになって

 よかったですね。 」

 

口篭ったフランソワ−ズを それ以上追求することもなく 青年はひたすら嬉しそうだった。

そんな彼の心使いが フランソワ−ズには涙が出るほど嬉しかった。

 

「 ええと・・・・ どっちへ行けばいいのかな? 」

「 あ、海岸通りの方へお願いします。 ・・・ごめんなさい、遠くて・・・ 」

「 いや全然。 あの・・・ ご家族と一緒に? 」

「 ・・・・ 家族、というか・・・ あの、後見人の方、お父さんみたいな方のお宅に住んでます。 」

「 そうなんだ・・・! 」

 

運転席の青年は 心底嬉しそうだった。

 

雨の音が響くせまい車内で あまり良く知らない人の横に座って。

・・・・でも、ちっとも緊張してないわね、わたし。

 

 − ヘンなの・・・

 

なぜか とてもリラックスしてる自分がフランソワ−ズは不思議な気がした。

とっぷりと暮れた雨の夜を 白い車が軽快に走りすぎていった。

 

 

 

 

「 ・・・・ ただいま ・・・・ 」

がらんとした玄関ポ−チに フランソワ−ズの呟きがやけに大きく響いた。

今日は誰もいないのは判っていたけれど、帰った時にはどうしてもひと言声をだしたかった。

 

玄関にだけは いつも灯りをともしている。

それは誰がいつ、訪れてもいいように、と自分が始めた習慣なのだが、

フランソワ−ズは今日は自分のために 嬉しかった。

 

「 ただいま。 」

リビングのドアをあけて もう一度つぶやく。

明りをつけたその部屋は 寒々としていつもとはまるで違う空間のようだ。

 

そんな場所に 普段ならひとりでいることは好きなはずはないのに、

今夜は なぜかその静けさがうれしい。

 

いつものソファの いつもの自分の場所。

そこにぽつんと腰かけたとき、フランソワ−ズはタオルを握り締めたままなことに気付いた。

「 やだ・・・ わたしったら・・・  あら・・・ 」

不意に、さわやかな香りが漂った。

 

 − ああ・・・・ あのヒトの匂い、ね。 彼のお気に入りのコロン・・・

 

自分のでもなく、 ジョ−のでもない、 香り。

この部屋に初めて漂う 香り。

でも 不思議とここちよい。

 

もう一度 髪を拭こうとしてフランソワ−ズはそっとタオルを広げた。

 

 − あ・・・ また。 この香り・・・

 

ついさっき、別れ際の彼の言葉が耳の奥で甦る。

 

 

「 じゃあ、お休みなさい! 風邪、引かないように。 」

「 お休みなさい、ヒロキさん。 本当にどうもありがとうございました。 」

「 明日、ね! ・・・・ ああ、ちょっと? 」

「 ・・・・ はい? 」

 

何事か、と首を傾げて窓に近寄ったフランソワ−ズの腕を 青年は不意に掴んだ。 

「 つきあってくれますか? あの・・・ リハ−サル以外でも。 」

「 ・・・え、ええ、いいわ・・・ 」

「 ・・・ありがとう! 」

お茶でも、との彼女の言葉にもう遅いから、と彼はそのまま車をユ−タ−ンさせた。

舞台のしぐさみたいに フランソワ−ズの手の甲に熱いキスを残して。

 

 

ひとりぽっちのリビングで。 

濡れた髪を 頬を ヒロキから借りたタオルで拭う。 

 

 − 初めての匂い・・・ わたしのでもなく、 ジョ−のでもない。

 

 

フランソワ−ズは頬をタオルに当てたまま 海にそそぐ雨脚にじっと目を凝らせていた。

 

 

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*****   後書き  by   ばちるど  ***** 

え・・・なんでこんなに季節はずれな話を書いてるか。 タイトルに関係があるのですが・・・

<典型的甘々話>ですから お約束のラストへまっしぐら〜♪ 

どうぞ ご安心なさって もうちょっとお付き合いくださいませ。