ストーリー紹介のページ


単行本1巻収録  単行本2巻収録  単行本3巻収録  単行本4巻収録  本誌掲載  番外編


#1BROTHERS(ブラザーズ:兄弟)
 兄を探して「この街」にやってきた恒。探偵を紹介され、向かった先にいたのは当の兄・巧美。しかし、巧美は頑として説得を受け付けない。
 何だかんだで「美国探偵事務所」で働く事になった恒。果たして、これからどうなるか…
 ちなみに、この1話のみ巧美の外見年齢がやや高め。
迷セリフ:「すがすがしいまでに自己中心的なんだな、君ら」(正宗)
#2PRACTICE(プラクティス:実行、練習)
 社長命令で、恒の探偵教育に入る事務所の面々。
 巧美にまぜっかえされながらも、恒は少しずつ知識と技術を身に着けてゆく。
 そして夜中、こっそり練習する恒に、巧美は助言?を与えるのだった。
迷セリフ:「まぁお前は初心者だ。その辺はまだ理解できないかもしれないな…。だから。そういう奴はジャマなので出てけ」(巧美)
#3RUNAWAY(ランナウェイ:逃亡)
 家出した娘を探してほしいと言う依頼を受けた美国探偵事務所。早速、娘の目撃された地下クラブで張り込むと、あっさりと発見。
 娘が入っていたグループのチンピラとのちょっとしたバトルの末、改心した娘を連れ、父の元へとつれて帰る事務所の面々。
 一方、街の片隅には、恒を探す女性の姿が…
 巧美の衣装が、本格的に怪しくなり始めた回。
名?セリフ:「…ちょっと怖い目にあったくらいで帰りたくなる家出かよ。笑わせてくれるよな」(巧美)
#4RECONDUCT(リコンダクト:再案内)
 恒を探しにあわられた女性、奈々。彼女は兄弟の父に雇われ、恒を探しにきたのだと言う。
 その晩、密かに話し合う巧美と奈々。恒は何が何でもつれて帰る、と言う奈々に、巧美は待ったをかける。
 …そして翌日、奈々は「ご兄弟はこの街にはいなかった、という事にしておきます」と笑顔で告げて去って行くのだった。
迷セリフ「俺は実は妖精だからな、年はとらねーんだよ!」(巧美)
#5RELIANCE(リライアンス:頼る事、頼りになる人)
 ちょっとした事で、兄との溝を感じる恒。それもあって、トランクを運ぶ仕事でつい意地を張ってしまう。
 トランクを狙う輩が出没し危機に陥った瞬間、巧美は恒にトランクを任せ、宣言する。「無理じゃねぇ! 俺らがここで全員止めるからな」 その言葉で、恒は巧美と正宗の絆を知るのだった。
 正宗が無類のオタクであることが明かされた回。
迷セリフ「フィギュアに手の脂がつくと…塗料の質が落ちるから!」(正宗)
#6STREET(ストリート:街路、町の人)
 巧美と組み手をし、ボロ負けで悔しがる恒。それはさておき、今回の依頼は夜の商売の女性たちから、通り魔「Ripper」を捕まえてほしい、と言うもの。
 女性たちから話を聞き、女装して(巧美しか実質していない)オトリ捜査を開始する面々。狙われたのは…恒だった! 犯人は、何と…
名?セリフ「小学何年生の『おもしろ推理クイズ』並にバレバレだろがーー!」(巧美)
#7HOSPITAL(ホスピタル:病院)
 早朝そうそう喧嘩をしてきた正宗。その手当てに、巧美、恒、正宗は尾杜の病院へと向かう事に。
 初めて出会う尾杜に、翻弄されっぱなしの恒。
 そしてその晩…尾杜が怪我をおしてやって来る。「うちのドロシーが…拐われた」
 「ストプラ」では珍しい、前・中・後編の前編。
迷セリフ「い…医者がそんな精神状態でいいんですかッ!?」(恒)
#8RESCUE(レスキュー:救助)
 ちょっぴり錯乱しながらもドロシーがさらわれた経緯を語る尾杜。チンピラたちの狙いは、いわゆるドラッグとして使用するため、薬品を手に入れる事だった。
 翌日乗り込む事にし、休息を取る面々。一方その頃、ドロシーは6歳児の顔をうまく使って、ある狙いを実行していた…
迷セリフ「俺がツッ込まなかったらこの集団ボケ倒しだろーが!」(恒)
#9TRAP(トラップ:罠)
 ドロシーがチンピラたちを叩きのめしたせいで地下街で迷子になった一行に、とりあえずドロシーが合流する。
 どこかで見たようなトラップ群を越え、何とか脱出を図る一行。そんな中、取り残された瞬間に、尾杜はつぶやく。「巧美くんは、本当に明るくなりましたねぇ」
 脱出し、詳しく話を聞きたいと言う恒に、尾杜は「君が頼れる仲間になったら、教えてくれますよ」と諭すのだった。
迷セリフ「年齢のギャップを感じさせるものは、即滅ぼす!」(美和)
#10GUN(ガン:銃)
 一仕事終え、奈々を呼んで掃除している間に、恒は報酬を受け取りに行く。しかし、正宗の勘違いから、危ない取引に関わってしまう!
 狙われる恒を守るのはどちらかで揉めに揉めまくる正宗と奈々。しかし、正宗が恒を銃弾から守った瞬間、奈々は巧美と協力して工作員を倒し、正宗に感謝するのだった。
迷セリフ「あなたが考えなしの脊椎反射で壁にならなかったら…トロくさい恒様は今頃確実に死んでいましたわ! ありがとうございます!」(奈々)
#11RHOTO(フォト:写真)
 実家の数少ない思い出「優しかった兄さん」の写真を眺める恒。そこから、巧美くんサービスショット撮影会に発展してしまう。
 数日後、一枚の写真を手に一人の青年がやってくる。「一目惚れなんです!」 それは、先日の写真会で撮られていた巧美の写真だった。
 事務所のポリシーに従い、青年に少女(女装した巧美)を会わせ、かつ、今回だけで済ませる作戦に出る面々。チンピラにより、偶然その作戦は成功。青年は、巧美を「クミちゃん」と信じたまま去っていくのだった。
 巧美がでっち上げる設定は、なぜかマニアックで荒唐無稽である事が判明。
迷セリフ「私…選ばれし神の戦士だから4人の仲間とともに闇魔王を倒しに行かなきゃならないの」(巧美)



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