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千葉県右往左往

一宮町からスタートした今回のルートです、千葉県うろうろ。画像はググってちょっぱってきました
ゴールデンウィーク、結構長い休みが取れましたので、
せっかくだから、いかりやさんと武雄君とどっか行こうという
話になりました。

しかし、
4月終わりに予約が取れるような宿なんかありゃしませんよ。

結果として、僕や武雄君の実家のある
千葉県に行こうという話になりました。

僕が提案したのは、「とりあえず移動」でした。
僕の故郷である一宮町から、
「千葉のアルプス」と呼ばれる(嘘)、
山に囲まれた城下町「大多喜(おおたき)」、
そこから超ローカル線、いすみ鉄道と小湊鉄道を乗り継いで、
東京湾沿いへ。

千葉の面白いところは、波しぶきが高く舞い上がる海、
どこまでも広がる田んぼ、
2時間に1本の電車が通るだけの静かな山奥、
東京へ行く人達が満員電車に乗り込むベッドタウン
これらが割と短い間隔でめまぐるしく変わるところです。

今回のルートは右の千葉県図(勝手にパクリました)を
参照してくださいまし。
僕の町は以前紹介してるので、 こちらで。

3日間、たっぷり楽しんできました。
生まれた県でも全然行ったことがないところがあるよねえ。
例によって、写真はクリックで拡大ね


1両しかないのが、「いすみ鉄道」です。高校の時はこれに乗って大多喜に通ってました。大多喜から内房に行くのは今回が初めて。山ばっかりの風景は、とても和みます。

 ただ、内房に出るには小湊鉄道に乗り換えるのだけど、途中事故で不通になっていて、代行バス出てるのはいいんだけど、1時間半くらい中継無し、とてもゆっくりしたペースで旅行するにはいいんだけど、生活している人は車ないとやってられないだろうね。

 今回ちょっとびっくりしたのが内房の開発具合。アレだね、外房おいてきぼりで発展してる。ただ、電車の本数は少ないねえ、千葉の重要度は年々低下していると感じてます。出身者としては複雑だけど、納得もあるねえ

こちらが武雄君の生まれた町、佐原。千葉県の他の町にはないくらい観光に力入れていて、「小江戸」としての風景を作ることを努力しています。ただ、感覚的には昭和初期の香りが強い気がするよ。利根川で江戸と交流していたということで、水路の町というイメージがあるな
佐原では、夏と秋に大きな山車が出ます。江戸後期から続く伝統のお祭りで、こんなでかいのが10台以上出るそうです。今回は、香取市になった記念って事で特別に4台だけ出たと言うことで、見てきました。

 僕らの地方では大原町(町名変わって今はいすみ市かな)の人達が、お祭りの時には教師すら仕事を放り投げて3日狂うんだけど、今回目撃した勢いではこっちの方がエネルギーあったかも。つーか、大原は荒っぽすぎて巻き込まれて死にそうだからなあ。

 山車を引くのには技術やしきたりがあって、このお祭りが佐原の人達を町に結びつけてるんだなって思ったよ。ちゃんと資料館も整理されていて、町を祭りというイベントが中心となって成立させている感覚がきちんとある。

 出身者の武雄君と一緒だったからかもしれないけど、こういうちゃんとしたエネルギーを持っている町は日本には結構あるのかもしれないね。すごく良い体験をしました。