平均的サラリーマンの年金は、夫婦で月23万円

 厚生年金の場合、夫が平均収入の会社員で40年間加入、妻は専業主婦というモデル世帯なら、年金額は、23万円とされています。同じ人が共済に加入していれば、原則2万円ほど多くなります。それは、職域加算という上乗せがあるからです。
 大企業に勤める方なら、企業年金も含めて30万円以上の場合もあります。
サラリーマンの場合、公的年金制度の概要は下記のようになっています。


サラリーマンの公的年金制度の概要
加入者数
(万人)
年金受給
権者数
(万人)
平均年金
月額(万円)
保険料率
年収に対
する%
加入者の平均
給与
月額(万円)
厚生年金 3214 1015 17.4 13,934 31.4
国家公務員共済 110 61 22.8 14.509 40.6
地方公務員共済 318 147 23.6 13.384 45.7
私立学校教職員共済 43 22.0 10.814 37.0

以上の年金に奥様の国民年金をプラスしてください。

 老後の生活費として必要と考えられているのが、月23.5万円といわれています。
悠々ライフを実現するには、月37.3万円(年2回夫婦で旅行等)といわれています。
不足する分をどうするのか?研究してください。様々な選択肢があります。
財形に加入する。個人型401Kを検討する。金融商品でお金を増やす。
老後は、生活費の安い田舎で暮らす。海外で暮らす。
資格を取って、定年後も働くという選択肢もあります。(個人的にはFPはお勧めです)
海外シニアボランテイアとして、海外で夫婦で暮らす等

人生これからが面白いと思います。楽しいサードエイジを考えましょう。
(聖路加病院 日野原院長の受け売りです!)