老後の将来設計


 人間55歳を過ぎると60歳も秒読みです。レールの上を走り続けた人生を
一時停止して、将来設計を立てる大切な時期です。60歳からの健康、家計
生きがい、その他種々の課題の将来設計を組み立てましょう。
家計の設計では60歳からの年金額、退職金、生命保険や預貯金の満期金、
個人年金額等収入の把握と生活費、住宅ローン等の支出の把握をしましょう。
そして現在の家計を把握して、老後のために改善しましょう。

@現在の家計を把握

 老後をどうすごすかが決まれば、老後資金としてどの程度のお金が必要になる
のかがわかってきます。そのために現在の家計を把握する事が大切です。
収入は税金や社会保険料を引いた手取りの年収、自分で自由に使える金額の把握。
支出は生活費、住居費、教育費、保険料、その他支出というように費目別に
集計します。
収入−支出=年間貯蓄可能額ですが、実際の貯蓄額と比べていかがでしょうか?
貯蓄差額は使途不明金です。無駄な支出をしているのではないでしょうか?
無駄な支出の内容を確認し、老後のための貯蓄にまわすことが大切です。
生命保険・自動車保険も見直しの余地があると思います。
住宅ローンのあるかたは借り替え、繰上げ返済により、支払利息の節約をして下さい。
生命保険・住宅ローの節約は老後の資金に大きく影響します。

A自分の財産の内訳を一目でわかるようにする。

金融資産・保険・ローン一覧表の作成し、変更ごとに訂正をしましょう。
銀行、郵便局、証券会社、保険会社等の資産や住宅ローンなどの負債等を証券を
見ながら作成し、今後の運用方法を検討しましょう。

B個人のバランスシートを作成する。

資産と負債を時価で把握し、金融資産の利率に対してローンの利率が高すぎないか、
固定資産に財産が偏りすぎていないか、万一の時の支払可能額(純資産額)を把握する。
毎年作成することによって、老後の資金の目安にします。

Cライフプラン表を作成し、老後の収支を把握し、対策を練る。

現在から家族の年齢表を作成し、それぞれのイベントを記入し、それをベースにして生活費、住居費
教育費、保険料、貯蓄額、その他等を記入し完成させます。
収支の状況を把握し、老後のために貯蓄を増やしたり、費用の節約を実行する。

Dライフプラン表は毎年、見直し、改善実行する。

ライフプラン表の金額と実績との比較により、改善していく事が最も大切です。

◎詳しい内容のご相談、資料等のご請求はメールでお願いします。

fwnh7798@mb.infoweb.ne.jp 大橋