<マクドナルド>社員の定年制を廃止 いつまで雇うか「働き次第」

 ハンバーガーチェーン大手の日本マクドナルドは23日、社員の定年制を廃止した

と発表した。

 年齢によって会社への貢献の機会が損なわれてはいけない、と判断したという。

65歳までの雇用を確保する制度を企業に義務付けた改正高齢者雇用安定法が

4月に施行したが、上場企業で定年制を廃止するケースは珍しい。

 殆どの企業が再雇用制度を選択しているのが現状である。

 同社の現在の定年は60歳。社員約5000人のうち、平均年齢は33.7歳と若く、

今後5年間で60歳を迎えるのは5人のみ。パート従業員は約13万人で、このうち

60歳以上は2500人。最高齢は82歳で「既に年齢に関係なく活躍の場を提供して

いる」(同社)といい、定年制を廃止しても影響は少ないとみられる。

 改正高齢者雇用安定法では、定年が65歳未満の企業に対し、(1)定年の引き上

げ(2)継続雇用制度の導入(3)定年の廃止――のいずれかを実施するよう義務づ

けている。厚生労働省によると、今年1月現在、従業員300人以上の企業約1万社

のうち、定年制廃止を検討していた企業は0.5%と少なく、従業員が2000人を超

す企業による定年制廃止は珍しいという。

 実力主義に基ずく処遇を一歩進め、従業員に働く意欲があり会社が認めればという

条件付ではあるが、時流に遭った判断であると考えます。

 しかし、正社員とパート従業員のバランスにおいて可能なことかもしれない。

 国内の企業がマクドナルドのようなパート従業員を中心とした体制になって行くのは

問題があると思っている。
 
 マクドナルドさん定年廃止も良いけど、買った時から半値になっている株価を何とか

してくれ!田舎の投資家の一言です。失礼しました。