カーシェアリングで節約

ガソリン代高騰の負担感が大きくなり、自家用車を手放して車を共同利用するカーシェリングで節約を考える人が増えているようだ。

車の利用回数が少ない場合、カーシェアリングを利用するほうが節約になる、勿論、保険も必要ないし駐車場代金も不要となる。

しかし、カーシェアリングに掛かる費用はどれくらいなのだろうか?全国約200ヶ所で提供しているオリックス自動車のサービス「プチレレンタ」の場合、軽自動車で月に4回2時間ずつ毎回10キロ走ったとすると、基本使用料と利用料金を合わせて月8860円。

ガソリン代や保険料も料金内に含まれる。入会時に登録手数料として5250円などが必要だが、車を所有する場合と比べ格段に安上がりだ。

実際に車を手放してカーシェアリングを利用するケースが出ていると、全国7ヶ所でサービスを提供している「ウインドカー」(札幌市)では、自家用車を所有していない人の利用がほとんどだったが、昨年頃から車を手放して会員になるケースが増えているという。

サービス会社などを探す際は、交通エコロジー・モビリティ財団のホームページの「全国のカーシェアリング事例一覧」が参考になる。

ただ、サービスが提供されている地域はまだ、都市部などに限られるのが難点だ。

その場合選択肢はレンタカーで荷物の多い家族連れなどが、長距離の行楽で利用する中型車の場合、燃費のいいハイブリット車を選択する人が増えているようだ。同社のハイブリット車専用プラン「エコクラス」では、24時間の利用料金は、同じ中型車の普通車より1000円ほど高いが、燃費がいい分、1リットル185円の場合一日で110キロ以上走れば、ガソリン代は普通車より1000円以上安くなる。

オリックス担当者は、「利用時間が短い方はカーシェアリングが得で、長時間になるとレンタカーの方が安上がり。使い分けると良いでしょう」と話している。

我が家でも、検討してみたいと思います。