100を切る為のゴルフ!5つの基礎

100を切るゴルフ!5つの基礎について、H13が考える事を話します。
ゴルフ上達に大切なことが大きく分けて2つあります。
1つは練習ですが、ビギナーの方は、寒いと練習したくないとか暑いから練習したくないないという方が多いようです。
練習は大事ですよ!練習しないとわからないことも多く、練習することによりスイングで必要な筋肉もついてきます。

そしてもう1つ、それはゴルフに関する知識です。
この知識とはゴルフにおいて未然にミスを防いだり、ナイスショットのイメージが湧いたりと、良い結果につながることが非常に多いのです。
例えばグリーン周りの攻略法を知っていればわざわざ難しい場所に打つようなことはしません。
ミスをしても簡単な場所に行くように考えて打ちます。その結果、同じショットでもスコアに違いが出てきます。
ミスをしても連続してミスをしないような状況に打つことができるのです。
ティーグランドが実はフェアウェイを向いていないホールがゴルフ場にはたくさんあります。
その為、それを知らない人はティーマークの向いている方向に打つでしょう。
しかし、フェアウェイに向いていないということを知っている人であれば、ティーマーク通りにセットアップしないで、自分でフェアウェイセンターに向いてセットアップするでしょう。
前者の人はナイスショットをしてもOBになり、後者の人はミスしてもラフで止まる。
このように結果が違ってくるのです。
知っているだけで、知らない人よりスコアがよくなるスポーツがゴルフなのです。
ここで紹介する『5つの基礎』は、上級者にとっては既に知っていることかもしれません。
もし、知っていてもこの機会に復習の意味を込めて目を通してください。
当然、知らない人はよく理解し、練習が必要なものは繰り返し練習し実践に生かしてください。
必ずあなたのゴルフにとって良い効果が得られることでしょう。

100を切るゴルフ!5つの基礎

@の基礎【セットアップ】
セットアップについては、注意が必要です!ティーグランドが実はフェアウェイを向いていないということが多いのです。
皆さんは知っていましたか?もっと詳しくいうと、ティーグランドは全ての人にとってフェアウェイを向いているわけではないのです。
ティーショットで200y飛ばせる人と、280y飛ばせる人とでは狙いも違しますし、打つ方向も違います。
また、通常のゴルフ場はレギュラーティーとバックティーは違うところに設置しています。
しかし、ホールによっては、場所の関係なのか同じティーを使用している場合もたくさんあります。
レギュラーティーとは、普段皆さんが打っているティーです。バックティーとは、ゴルフ場主宰の大会や
プロや学生の正式な大会の時に使用する、レギュラーティーより後ろにあるティーのことです。
当然上級者が使用するティーですから、上級者用の飛距離の設定になっています。そのため、もしそのバックティーとレギュラーティーが同じところだった場合、ティーグランドはビギナーの飛距離に合わせてあるのではなく上級者に合っているのです。
その為、ビギナーにとってはティーグランドがフェアウェイを向いていないということになってしまうのです。
打ちたい方向、そして打てる方向をしっかり自分の目で確認してくださいね。
もう1つ、ティーグランドの話です。
あなたはティーグランドのどこにティーアップしますか?
ビギナーなど多くの人は、ティーアップをする場所にあまりこだわらないようです。
ティーグランドでよく見かけるのが、平らな場所を探してティーを刺しています。
(それすらしない人もいますが・・・・)
ここで重要なのは、ティーを刺す場所が平らかどうかではなく、足場が平らかどうかです。
球をいくら平らなところにティーアップしても足場が傾斜だと、普通の傾斜でのショットと同じです。
傾斜のショットになってしまうとスイング中での体重のかけ方や体重移動が難しくなり、ショットでミスを引き起こしスコアに影響してしまいます。
芝がはげていたり、修復後などは特に注意が必要ですが、場所によってはデコボコがあったりメンテナンスが行き届いていないところもあるので注意が必要です。
ゴルフで唯一自分で打つ場所を決められるティーショットでわざわざ難しい傾斜打ちをしないように心掛けましょう!

100を切るゴルフ!5つの基礎

Aの基礎【アドレス】
あなたはアドレスで何を注意してますか?ミスショットの多くはアドレスにあり!です。
100を切れない人の多くはアドレスを軽視しています。
しかし、ここではアドレスの形については説明致しません。
型を学ぶのも非常に大事です。しかし、ゴルフは型を学んでも上達しません。
ゴルフのスイングというものは、見た目でわかる形と見た目では分からないもの、
「力」や「タイミング」の2方向から学び習得する必要があります。
このアドレスの章でお伝えするものはタイミング『リズム』です。
アドレスとは、静から動(スイング)に入る最後の動作です。
アドレスに入ってから、スイングで気を付けなければいけないことが頭の中で浮びます。
そのため、アドレスで長い間止まってしまったり、自分のタイミングでなくスイングに入ってしまったりすることがあります。
アドレスで止まってしまっては、良いショットが生まれません。
体が止まると体の筋肉が硬直して、自然体でのスイングが出来なくなってしまいます。
その為、アドレスに入ったら、リズムよくスイングを開始しないといけません。
「そう言われても、なかなかリズムってわからないし、やっぱり考える」という人の
ために1つアドバイスです。
自分で一定のリズムを作ってしまえば良いのです。
どのスイングにも共通するスイングのリズムを作ってしまえば、ドライバーでも、アイアンでもアプローチでもパターでも常にそのタイミングでストロークできます。
ではどうやってリズムを作るか?ここでは呼吸を利用してリズムを作ります。
「アドレスに入って深呼吸を1回する。そして、深呼吸した後スイングを始動する。」
深呼吸することで体の力みをとり除き、深呼吸後始動という一定のリズムを生み出します。
アドレス→ 吸って→ 吐いて→ テークバック(始動)
この方法を練習場で繰り返し行い、ショットの前には意識しないで出来るようになれば
ショットがみるみる良くなります。
どんなリズムでもOKです。でも常に一定のリズムを刻めるようにして下さい。
自分流のリズムを確立しましょう。ショットのプレッシャーが軽くなります。

100を切るゴルフ!5つの基礎
Bの基礎【グリップ】
グリップでは形が非常に大事です。
スイングで作った力をヘッドに効率的に伝える為にはグリップの形が非常に重要です。
しかし、その形についてはここではご紹介は致しません。
ここで伝えるものそれは『力の入れ方について』です。
スイング中手のどの部分に力を入れるか知っていますか?
中指・薬指・小指両手ともこの3本です。「それくらいは知っている」という声が聞こえてきそう
です。
ではボクシングのパンチって、どこで拳に力を入れるか知っていますか?
答えはヒットする直前に拳に力を入れるのです。
拳に常に力を入れた状態だと動きが硬くなり、シャープに腕を振れなくなるのです。
なんかゴルフの話みたいではないですか?
ゴルフも同様で、アドレスでグリップを強く握り、もし100%の力のままスイングをしたら
ぎこちない硬いスイングになってしまいます。
アドレスでは20〜30%程度の力で握ります。そしてトップや切り替えしでクラブがブレない
程度にします。そしてインパクトで左手3本(中指、薬指、小指)の指に力を入れ、
ヘッドが球に当たる衝撃に負けないようにします。
右手はなるべく力を入れないようにしましょう。
右手に力が入ってしまうとヘッドが上から入ることになり、スライスやチーピンになってしまい
ます。
アドレス時20〜30%の力でグリップを握ると、手首や腕全体の力も抜けて自然なスイングを
しやすくなりスイング全体がシャープになります。スイングがシャープになることから飛距離も
UPします。
そうです、グリップの力加減を意識するだけで、一石二鳥にも三鳥にもなるのです。

100を切るゴルフ!5つの基礎
Cの基礎【パターの距離感】
パターの打ち方の基礎ということでパターの形(打ち方)を書いていこうと最初は思ったんですが、
ホームページでもあるように、ゴルフには形よりも大事なことがあります。
その為、パターでも形ではなく距離感をつかむコツをお話していきたいと思います。
グリーン上で正確な距離感を掴むのは非常に難しいことです。
傾斜や芝目そして周りの景色などグリーン上で距離感を狂わす要素はたくさんあります。
しかし、大体の距離感は掴んでおきたいものです。5mのパットを5mもオーバーするとか
10mのパットを4mしか打てなかったりとか、その結果4パットという経験もあるかもしれません。
では距離感をどう合わせるのか?それは人が本来持っている距離感をゴルフで活用します。
人は本来ある程度の距離感を持っています。しかし、パターの時に活用できていないのです。
今、あなたは丸めたチラシの球を持っています。そのチラシの球を3m先にあるゴミ箱に
手で下から投げて入れてみてください。・・・・入りましたか?右にそれましたか?
でもどうでしょう、入らなかった人でもだいたいゴミ箱の近くにチラシの球を投げれたはずです。
これが人が本来持っている距離感です。では、この距離感をパターに生かしてみましょう。
パットを打つ前にカップを見ながら3,4回と素振りをします。カップをじっと見ながら球がころがっていくのをイメージしながら素振りをします。これで、カップまでの距離感が体に染み込みます。
そして、アドレスに入り打ちます。この時、イメージがなくなる前に打たなければいけません。
体で掴んだイメージは約3秒で消えると言われている為、アドレスに入ればカップを見ずに
イメージを思い出しながら打たなくてはいけません。
アドレスに入ってからカップを見てしまうと余計なことを考えてしまいイメージが薄くなっていき
ます。
この感覚を掴むのには多少練習が必要です。
『カップを見ながら打つ』これがこの感覚を掴むのに最も適した練習方法です。
これはゴミを投げる時にゴミ箱を見ながら投げるのと同じ原理です。
練習グリーンや部屋でカップを見ながら打ってください。そして距離感を掴んでください。
何回も繰り返すことで、カップを見た後球を見てもカップまでのイメージが頭の中に浮かんで
くるようになります。そうすればもう距離感で悩むことはなくなります。
ちょっとした練習でパターの距離感を自分のものにしましょう。
長いパットが苦にならなくなればスコアがグッと良くなります。

100を切るゴルフ!5つの基礎

Dの基礎【パターのコツ】
上りのパットと下りのパット、あなたはどうやって距離感を掴んでいますか?
上りのパットは強く打ち、下りのパットは軽く打つ、こんなアバウトな距離感でパターを打って
いませんか?
上りでも下りでも同じストロークで距離感を合わせる方法があることをあなたは知っていますか?
上りのパットは芯で打ち、下りのパットは芯をはずして打つ。
これにより上りでも下りでも同じストロークでパッティングが出来るのです。
パターのヘッドを持って球をヘッドに落としてみてください。その中で、よく弾く箇所があるはず
です。
それがパターの芯です。
芯はよく球を弾き芯以外は弾かないということをグリーン上で活用しパッティングします。
上りはどうしても打ち切れないことが多く、打てたとしても転がりが悪くては球が伸びていきま
せん。
だから上りの場合は芯でしっかり打つことが必要です。逆に下りは、球が勝手に転がっていくので
わざと芯をはずします。球に勢いがつかない為球は転がりません。
特に急な下り傾斜では、芯で打つ場合と芯をはずす場合とでは、距離がまったく違ってきます。
また、微妙な上り下りの傾斜なら、同じ距離感と同じ力で打つことができます。
3mのパットで上りの場合は芯で打ち、下りの場合は芯をはずして打つことで距離感が合い
ます。
力の加減を変えたり、振りの大きさを変えたりする必要はありません。
どのくらいの傾斜かによっても違ってきますし、芝目やグリーンの堅さなども影響があるので、
練習グリーンでしっかり把握してからラウンドしましょう。
これで私が伝える5つの基礎は終了です。
この5つの基礎を頭に入れ、練習したり実践で使ってみてください。必ず効果があります。

ゴルフを楽しみましょう!