家族に感謝の心を伝える付言事項の活用

遺言には、財産の配分方法を書くだけでなく,財産を配分した理由や,大切な家族への

感謝の気持ちを書く事により、家族の悲しみを和らげ,不満を抑えるという役割もあります。
 

 
 私は、永年にわたり苦楽を共にし、私に尽くしてくれた妻に感謝しています。

苦労して育ててきた2人の子供もそれぞれ家庭を築き,,幸せな様子を見るにつけ安心し

ています。

嫁にも恵まれ,毎日心穏やかに生活できた事に,大変感謝しています。
 
私の願いは,家族全員の安泰と,家族が仲良くしてくれて、恒例となっている新年会を続

けていてくれる事です。
 
私亡きあとの妻の生活を考えた結果,このような内容となりました。
 
お母さんの事,よろしくお願いします。
 
嫁のTさんには、私達夫婦のわがままでいろいろ苦労したと思いますが,何時も感謝し

ていました。今後とも妻の事をよろしくお願い致します。
 
長女Rは,少ない財産分けとなりましたが,良きご主人に恵まれ,幸せな生活を送れる事

に感謝し、今後も兄を助け、当家をもりたててください。
 
終わりに,素晴らしい家族に恵まれた事に感謝し,ありがとうの言葉を残します。

 こんなやさしさに満ちた内容の付言があれば、すべて上手くいくような気がします。

先々は、専門の付言作成家が出て来るのではないでしょうか,素晴らしい事だと思いま

す。

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