同僚が今の職場を辞めて起業したいといったらどうするか。
民間企業や官公庁に勤める21歳から30歳の独身男女に尋ねたところ,実に91%が「応援する」と答えたそうである。

 独身の若者にとって「やらねば後悔する」というのが背中を押しているようだ!
そして、独身で若いうちならやり直せるという思いもあるようです。

 私の周りでは、殆どの人が起業という思いを持ってはいたもののサラリーマンのまま50歳代になってしまっている人が大半のようです。

 子育ても一段落し、若い頃の夢の実現と起業する人もいるようですが殆どの人が失敗するのも現実です。
 起業の可能性を一緒に考えてみませんか?

 起業したいと思っているのに、なかなかふんぎりがつかない――。こういう人によく見られるのが「サラリーマン的な発想」。すなわち、行動できない理由を捜すのがうまい、悲観論者である、リスクを極度に嫌うなどです。彼らは理由をつけては決断を先延ばしにし、行動することを躊躇します。

一方、起業して成功する人は、サラリーマンでありながら、この「サラリーマン的発想」の対局ともいうべき「起業家的発想」をします。未来志向、ポジティブ思考。即断即決し、即行動します。フットワークが軽く、何でもやってみます。だから、結果的に成功するのです。

では、発想をサラリーマン的なものから起業家的なものに切り替えるには、どうしたらいいでしょうか? 効果的なのが、つき合う人を変えてみること。

 環境は人の考え方に大きな影響を与えます。だから、まず自分でつき合う人間を意図的に変えてしまうのです。

 会社の同僚との交流しかない人は、それ以外の人とつき合うことを考えてみてください。ふだん同僚とのランチタイムや飲み会の場では、どんな話をしていますか?社内の人事ネタ、人のうわさ話、グチなどではないでしょうか。たまに仕事の話が出ても、会社の方針や経営陣への批判といった、自分の業務にはたいして役立たない話が多いのではないでしょうか。

こんな付き合いばかりしている人は、発想が内向きになり、リスクを嫌うようになります。これがサラリーマン的発想であり、こんなん人は起業を踏みとどまったほうが得策です。

もしチャレンジしたいなら、すでに週末起業や起業をしている人との交流です。彼らはグチを言いません。自分の好きなことしかしていないからです。かわりに口にするのは、自社の戦略や将来の構想。それらは明日の話、すなわち仕事そのものです。夢物語でも遠い未来の話でもありません。この点もサラリーマンとは異なっています。

ですから、異業種交流会やセミナーなどにはできるだけ参加し、外部の人との交流を持つべきです。そして、成功者の発想、道なき道を行くときの心構え、リスクの取り方などを吸収してみてほしいのです。


ただの名刺交換はなんの役にも立たない!

ただし、ただ名刺を配っても、正月に年賀状がたくさん来る以上の効果は何も期待できないでしょう。「まだ機が熟していない」とか「今は忙しい。正月休みにじっくり考えたい」などと言い訳をしていたら、チャンスはいつまでたっても巡ってきません。要は、「これは!」と思う人との次のステップに結びつけられるかどうかなのです。

起業家はお金儲けの話が大好きです。ビジネスの成否を評価する尺度はお金ですから、お金に興味があるのは当然です。また、彼らはチャンスがすぐに逃げてしまうことを知っています。だからリスクのないことには熟考などしません。

ですから、出会いのチャンスを最大限に生かすには、何か提案をしてみることです。たとえば相手が編集者なら、簡単な企画書を用意しておくのも手です。メールマガジンを発行していたら、そのバックナンバーを見せるのもよいでしょう。その場で時間が取れない場合は、数日以内に葉書やプロフィール、企画書を送るなど、なんらかのフォローをすべきです。

人脈は作るものではなく、ともに仕事をすることで生まれるもの。そして、一緒に仕事をするためには、相手が興味を持ちそうな提案を持ちかけるのが一番なのです。

さて、いかがでしたか。あなたも一度、自分の人的ネットワークを見直してみてはどうでしょうか。
 それで、起業の可能性を考えてみてください。(こんな助言をしてあげてください)
起業するには、ライフスタイルを変えられる人しか生き残れない世界のようですぞ!

失敗して老後資金もなくなっては最悪です、先ずは週末起業で試運転してみてはいかがですか?

私はチャレンジしていますが、これも簡単ではありません!


同僚の起業を応援しますか?